初めての“リアル”コンサートに出演者も感動 レガリアーモ クリスマス2022 ジョイフル・オブ・ミュージック

クラシックをベースに活動する歌手とエレクトーン奏者のユニット『レガリアーモ』。初めてリアルでのコンサートを開催することができました。

レガリアーモの結成はコロナ禍真っ只中の2020年。「わたしたちにできること=音楽で人々の心に贈り物をしたい!」という想いから、イタリア語の"Regalo"「贈り物」にちなんでユニット名を決め、演奏動画を作り始めました。当初はリモートアンサンブルでしたが、そこから一歩踏み出し、メンバーが実際に集まって音を出したときの感動は今でも忘れられません。

留学中のメンバーが一時帰国するタイミングで『レガリアーモ クリスマス ジョイフル・オブ・ミュージック』を企画しました。

初のコンサートでしたので、誰もが親しみやすいクリスマスをテーマとして設定し、会場はエレクトーンがあること、そして声楽アンサンブルに適した響きを出せる充分な天井高があることからムジカサロン・フォレスタをお借りしました。

編成はソプラノ2名(永野瑞枝・黒田詩織)、バリトン2名(麻野玄蔵・望月一平)、そして、エレクトーン(西岡奈津子)の5名。同声種の歌手が2名ずついるからこそのハーモニーと、エレクトーンの多彩な音色を堪能してほしい!と13曲のプログラムのほとんどをオリジナルアレンジでお届けしました(編曲: 麻野・西岡)。

前半プログラムの最後にはフォーレの名曲「ラシーヌ讃歌」を。この曲を歌手4名とエレクトーンで演奏するのは挑戦でしたが、会場の雰囲気にも助けられ、包み込むような柔らかい雰囲気を出せたかと思います。

後半にはデュオ曲も織り交ぜつつ、『クリスマスソング・メドレー』などで盛り上がりました。

会場のお客様からは「エレクトーンって初めて聴いたけどすごいね! 迫力があった!」、「ハーモニーが美しくて泣けました」などのありがたい感想をいただき、また次回開催を楽しみにしているとのお声も届いており、手応えを実感しております。

さらなる挑戦を目標に、今後もコンサート活動を継続していきたいと思います。

著・声楽アンサンブル レガリアーモ リーダー/永野瑞枝

エレクトーン演奏/西岡奈津子

2022年12月16日 ムジカサロン・フォレスタ