エレクトーンが目指してきたこと
世界中に愛される、音。
音楽に対するエモーションが存分に込められるからこそ、エレクトーンは誕生してたちまち人々に愛される楽器となりました。
日本はもちろん、欧米でも数々のハイテクニックのプレイヤーが生まれました。そしていま、中国や東南アジアからも魅力的なプレイヤーが育ちはじめ、それぞれがオリジナルな響きを創り出しています。趣味にとどまらず、作曲のパートナーとして、音楽大学で専攻楽器となるなど、プロフェッショナルな分野でも活躍し、音楽の世界に確固たる地位を築いています。
音で、心をふるわせる。
世界中の楽器の音を、表情豊かに表現するために。エレクトーンはその力の"芯"となる音を磨き続けてきました。
AWM音源
アドバンスト・ウェーブ・メモリーと名付けられたこの音源方式は、管楽器や弦楽器、打楽器などの音を様々な響きでサンプリングし、表情豊かに再現します。
タッチで音を変える
打鍵する強さで、音量だけではなく音色の表情までも変えることができる鍵盤を搭載しています。プレイヤーの想いがストレートに音楽となって表現できます。
エフェクト
音にディレイやディストーションなどの効果を加えて、様々な表情を引き出す多彩なエフェクト機能を内蔵しています。
オーケストラの響きも再現
三段鍵盤で8種類もの音色を同時に鳴らすことができるので(ELB-01は7種類)、オーケストラのような重厚な響きも再現可能です。
世界中のリズムを、つむぎ出す。
多彩な音楽を奏でるエレクトーンだからこそ、リズムも世界中のものがこの一台に詰まっています。民族音楽や最新のミュージックシーンを反映したものも内蔵、リズムごとに最適な自動演奏もつけることができます。弾きたいと思った曲に、ぴったり合ったリズムがきっと見つかります。
多彩な音とリズムを、組み合わせる。
ピアノソロ、ジャズコンボ、オーケストラ。音楽には様々な楽器編成の曲があります。1曲の中でも実に様々な音が奏でられます。音色とリズムをあらかじめ組み合わせておいて、曲に合わせて呼び出せる「レジストレーション」はエレクトーンならではの機能です。
レジストレーションメニュー
クラシック、ジャズ、J-POPなど、音楽のジャンルに合わせて呼び出すだけで、本格的な演奏が可能。面倒な設定をすることなくバランスの良い美しい響きが得られます。
USBフラッシュメモリーに保存
自宅でもステージでもレッスンでも、同じデータでプレイすることができます。自分で作りあげたものは保存して、いつでも再生することができます。
表現力を、深める。
右足で全体のボリュームをコントロールするエクスプレッションペダル。左右についているフットスイッチでレジストレーションの切り替え、リズムのコントロール、グライドやトレモロスピードなど、リアルタイムに様々な効果を作り出します。
弾きやすさに、こだわる。
誕生以来50余年培ってきた演奏スタイル。それはプレイヤーの弾きやすさ、操作のしやすさをずっと守り続けてきたエレクトーンの歴史でもあります。
鍵盤設計
上鍵盤・下鍵盤・ペダル鍵盤と、イスとの位置関係はすべてのモデルで同じ。ごく自然で弾きやすい配置です。モデルが違っても演奏ポジションは変わりませんので、違和感なく弾きこなせます。
ボタン
すべてのボタンは押しやすく、プレイに集中できるよう、計算され尽くした配置になっています。