浅野邸 / ウッディボックス 0.8畳

 
今年80歳になる浅野さんがサックスを始めたのは半年前。それまで、楽器の経験はほとんどなかったそうです。「戦後間もない頃に、川崎で偶然ふらっと 入った劇場で、進駐軍の方がグレン・ミラーを演奏していたんです。それまでジャズの生演奏を聴いたことのなかった私には、カルチャーショックでした。そん な半世紀前のことを突然思い出し、“そうだ、サックスを自分で吹いてみよう!”と思い立ったんです」。すぐに電話帳でヤマハの音楽教室を探し、楽器も購入 されました。
でも、部屋でいざ吹いてみると、やはり音が気になります。窓も雨戸も全部閉め、奥様に外に出ていただき、どのくらいご近所に聞こえるか、確かめてもらい ました。「2、3軒先までよく聞こえたそうです(笑)。せっかく楽器も購入したし、練習して上達したいじゃないですか。通っている音楽教室に問い合わせ て、アビテックスのことを教えてもらったんです」。
 
 
設置されたのは0.8畳のウッディボックス。「小さいとはいえ、部屋が一つ増えるようなものなのに、2、3時間でスムーズに設置できたことに、まず驚きましたね」。早速、中に入って愛用のサックスを吹いてみました。近隣への音漏れの心配はすっかりなくなり、屋内で奥様がテレビを観たり、電話をされていても全く気になりません。
「おまけに、この中に入ると集中できるので、以前より覚えが早くなりました。もっともっと上達して、グレン・ミラーを格好良く吹くことが夢なんですよ」という浅野さん。アビテックスのおかげで、50年越しの夢の実現にまた一歩近づきました。
 
 
 

設置状況

 
目的:サクソフォン演奏
大きさ:0.8畳
遮音レベル:Dr-30
お住まい:一戸建住宅の2階
品番:AWB3008H
浅野邸の設置状況

8畳の寝室を兼ねた個室にウッディボックスを設置。ドアとベッドの間の天井が吹き抜けになったスペースにすっきりと収まり、全く圧迫感がありません。