ヤマハで“もっと”配信&音楽を楽しもう!Interview k4sen

2021年秋にヤマハの防音室「アビテックス」を設置して1年、自分らしくのびのびと配信を楽しむ人気ストリーマーのk4senさんに、「アビテックス」の特徴や魅力をはじめ、ストリーマーとしてのこだわりや、クラリネットを演奏していた高校吹奏楽部当時のエピソードなどをお聞きした。

INTERVIEW - k4sen × ヤマハ防音室 - 自分らしく、のびのびと配信を楽しむために - ZETA DIVISION

SPECIAL INTERVIEW

使用者インタビュー

自分らしく、のびのびと配信を
楽しむために
k4senが語る、「アビテックス」で
実現する配信環境

ゲーミングライフスタイルブランド「ZETA DIVISION」の
クリエイター部門に所属する、k4sen(かせん)さん。

『Call of Duty®』シリーズのキャスターとして、
シーンを支えてきた彼は、
ストリーマーとしても、飛躍的に人気を集めている。

彼がストリーマーとして大きく注目を集める
転機となった2021年9月、
配信環境のグレードアップのために導入したのが、
ヤマハの防音室「アビテックス」だ。

今回のインタビューでは、「アビテックス」の魅力のほか、
高校時代の吹奏楽部でのクラリネットの演奏経験など、
ヤマハとの意外なつながりについても語っていただいた。

きっかけは1年前、
音漏れ問題が配信の悩みの種に

まずはじめに、k4senさんの自己紹介をお願いします。
「ZETA DIVISION」所属のk4senです。配信をメインに活動しつつ、YouTubeに動画を上げたり、eスポーツ大会の実況をしたりしています。
主な配信歴について教えていただけますか?
配信歴は、もう10年くらいになりますね。当初は、ニコニコ生放送で『Call of Duty®』シリーズの配信をしていました。それからYouTubeに移行して、今はTwitchで配信をしています。
いつ頃どのようなきっかけで、ヤマハの防音室「アビテックス」を導入しようと思いましたか?
防音室を導入したのは、昨年2021年9月で、使い始めて1年ほど経ちます。きっかけは、配信中に声が響いたのか、隣の部屋から壁を“コンコン”とされてしまって……(笑)。それ以来、まわりに迷惑をかけていると思うと、気になって配信で全然しゃべれなくなってしまったんです。
それで、これはもう防音室を購入するしかないなと。いろいろ調べるなかで、知り合いの配信者が「アビテックス」を使っていることを知り、それを参考に自分も導入を決めました。

k4senさん

k4senさんが普段配信している防音室内
(ヤマハアビテックス セフィーネNS AMDB35H)

「アビテックス」の導入で、
のびのび配信できるように

「アビテックス」の購入から設置までの流れは、スムーズでしたか?
購入を決めてからすぐに、まずは近くのお店に行ってみたんです。そこで、「今注文したら、どれくらいで設置できますか?」と聞いたら、2~3週間くらいで設置できると言われました。
設置当日は、防音室の組み立てをする人と、防音室内にエアコンをつける人、それぞれの業者の方々が来てくださって、すごくスピーディでした。組み立ては、最初に床の部分を作って、扉から入らない机や椅子を入れてから、壁を立てていく流れで、トータルで2時間くらいで終わったと思います。
実際に「アビテックス」を導入された感想を教えてください。
導入してから、配信で思う存分しゃべれるようになりました。東京で一人暮らしを始めてからは、あまり大きな声を出さないようにしていましたが、もともと大きな声を出すのが好きなんです。のびのび声が出せるようになって、配信自体がより楽しくなりましたね。

試行錯誤してきた、
音質へのこだわりが一発で解決

「アビテックス」は、防音室内での音の響きにもこだわって作られています。それについてはいかがですか?
配信の音質が良くなりました。もともと音質にはこだわっていて、配信者同士でも「どうやったらもっと音質が良くなるんだろう」と、よく機材の話をしているんです。
前までは、吸音材を置いてみたり家具を多めに置いてみたりと、いろいろ試行錯誤していたのですが上手くいかなくて。吸音材に関しては結構費用をかけて試しましたが、その割にはなかなか思うような効果が出ず、難しかったです。
でも、この防音室を設置したら、一発でいい音になりました。なので、防音だけでなく音質の面でも、本当に導入して良かったと思っています。

防音室内では、調音パネルによって快適な音の環境が実現されている

マイクやモニターなど、こだわりの機材が揃う配信環境

配信者の定番、ヤマハの
ミキサーAGシリーズを愛用

配信ミキサーには、ヤマハのAGシリーズ「AG06」を使われています。どんなところが選ぶ決め手になりましたか?
配信者同士で機材の話をしていて、「オーディオインターフェースは何がいい?」という話題になると、ヤマハのAGシリーズは確実に名前が挙がる定番なんです。
すごくコスパがいいので、「とりあえずこれを買っておけば間違いない」と配信者の間で広まっていて、それで自分もこの「AG06」を選びました。

ヤマハとの意外なつながり、
学生時代のクラリネット経験

以前、配信でヤマハのクラリネットを購入される場面がありました。吹奏楽の経験について、あらためて教えていただけますか?
高校生のころ、吹奏楽部でクラリネットを担当していました。吹奏楽部には、友人に誘われて入ったのですが、その友人と同じクラリネットを始めました。高校を卒業した後は、1年くらい大阪市の市民楽団に入っていたこともあります。
ヤマハの管楽器には、どのような印象がありますか?
高級なイメージがありますね。比較的安価なモデルであっても、ちゃんとした音がしっかり出る印象です。

学生の頃以来、久々にクラリネットを吹くk4senさん

当時、大阪のヤマハによく行かれていたと聞きました。当時のエピソードを教えていただけますか?
高校生の頃は大阪にいて、高校から近かったヤマハに、吹奏楽部の友達とよくリードを買いに行っていました。高校生にとってリードは大きな買い物なので、みんなで「これ使ってみたけど良かったよ」なんて話しながら、自分に合うリードをあれこれ探したりしていましたね。
あとは、楽器がたくさん置いてあるので、単純にそれを見るのも楽しかったです。通っていた高校の吹奏楽部は男子が多くて、いつも男友達5~6人でヤマハに行って楽器の話をしていたので、結構珍しかったんじゃないかなと思いますね。
実は、ヤマハミュージック 大阪なんば店で、2022年11月16日から12月5日まで「ZETA DIVISION」所属のストリーマー、関優太さんの配信部屋をリアルに再現する「関優太さんの防音室再現」プロジェクトが行われます。
そうなんですか(笑)。あの防音室はある意味、配信者にとっての聖地みたいなものですから。配信に興味がある人は、ぜひ見に行ってみてほしいですね。

防音室はしっかりと戸締りすることで、防音性が最大限発揮される

“やりたいことだけをやる”、
自身が楽しむことが大切

ストリーマーやキャスターとして活動するうえで、k4senさんのこだわりやマイルールがあれば教えてください。
やりたいことしかやらないですね。キャスターの仕事も、やりたい仕事しか受けないようにしています。以前、「頼まれた仕事は絶対にやろう」と考えていた時期もありましたが、やっぱり自分が楽しめないと、最大限のパフォーマンスは発揮できないなと。
防音室を導入した時の話とも重なりますが、のびのびと自分の思いどおりにできないと、楽しめないんですよね。だから、できるだけ“やりたいことだけをやろう”と心がけています。
10年という長い活動歴のなかで、ターニングポイントになった出来事はありましたか?
2021年9月に防音室を導入して、「ZETA DIVISION」に加入して、いろいろな配信者と一緒にゲームをするようになって……と、すべてがその9月に集中していたんです。なので、ターニングポイントとしては、そこが大きかったと思います。
k4senさんの配信への注目度が大きく高まったのも、そのタイミングからでしょうか。
まさにそのタイミングですね。もともと配信の視聴者は800~900人くらいだったのですが、十数倍になりました。すごく運が良かったと思います。
視聴者が増えたことによって、ご自身の感覚に変化はありましたか?
視聴者が約1万人になったとき、最初は緊張したんですけど、オフラインイベントの会場とは違って、結局ここで配信していること自体は変わらないんですよね。なので、大きくは変わらないというか、むしろ投稿コメントが増えて、より楽しくなりました。

配信するなら、
自分の“やりたいこと”と
“やりやすい環境”を

長く活動されてきたk4senさんにとって、近年のeスポーツシーンの盛り上がりについて、どのように感じられますか?
長年オフラインイベントで大会の実況をしたりしてきたので、最近の大規模なオフラインイベントのステージに立つと、「ゲームもここまで来たんやな」という気持ちになりますね。
以前は、「このチームがすごく有名で」と話しても、あまりピンと来ていない雰囲気でしたが、今では皆が知っていたりとか。ゲームをプレイしなくても、観戦する人が増えましたよね。
ゲームをする人も増えて、上手くなりたいと思ったら、プロのプレイや大会を観るという人も増えました。そうして、どんどんシーンが盛り上がっていっていることを強く実感します。
ますますシーンが盛り上がり、ストリーマーなどに憧れる人も増えていると思います。そのような方へのアドバイスをいただけますか?
やっぱり、自分のやりたいことをやってほしいなと思いますね。自分はこれまで10年配信してきましたけど、10年ずっと好きなようにやってきたので。
悪いことだけは、しないようにしてもらって(笑)。やる気が出なければ続かないですし、その人のやりたいことが、他の人に比べて尖っているところだと思います。
配信環境についても、何かアドバイスがあればお願いします。
配信機材も、自分がやりやすい環境を作っていってほしいですね。費用をかけるところはいろいろありますが、配信に必要なものを1つ1つ揃えていくのがいいと思います。あとは、隣の部屋から壁を叩かれたら、防音室を置くか、辞めるかしてください(笑)。

取材・文/綾本ゆかり
撮影/五十川満

k4sen

かせん

k4sen / かせん

『Call of Duty®』競技シーンをキャスターとして支えるレジェンド。

動画エディター/ゲーム実況者/キャスター/会社経営者/家庭を支える旦那と数々の顔を持つスーパーマン。大好きな妻の唐揚げのカロリーを燃やすため、日夜リングフィットアドベンチャーに精進している。座右の銘は、怒られたらやめたらええねん。

© 2022 Activision Publishing, Inc.

PICK UP

k4senさん愛用のヤマハ製品

配信者愛用のヤマハ製品をもっとたくさん知る

ヤマハでもっと
配信&音楽を楽しもう!

BACK