

肩当ては、高さや幅を自分の体に合うように調節できます。
高さの調整は、フック部を回していくとネジの金属部が伸びたり縮んだりします。
肩当ての幅は、楽器のサイズによって調整することがあります。ネジ穴の位置を替えることで4段階に調節をして使用することができます。
弓をケースから出しましょう。弓は軽く握る程度で弓の毛には触れません。毛箱側を軽く持ちましょう。
練習した後は布で拭きましょう。楽器についた松脂や指紋をふき取りこびりつかないようにしましょう。こびりつくとなかなか取れません。汗や息の湿気、油などを乾いた柔らかめの布で傷が付かないようにふき取り、指板やテールピースの汚れもふき取りましょう。現在では楽器専用、弓専用の布がありますので、それを使うのが良いでしょう。最後にポリッシュなどを使い、つや出しや楽器・弓を保護する意味で使用するのが最適です。
拭く場所用途に分けて2枚のクロスを使いましょう。
(社)日本弦楽指導者協会 理事
(社)日本弦楽指導者協会 関東支部 副理事長
北海道に生まれ、4歳よりヴァイオリンを始める。国立音楽大学、ドイツ国立デュッセルドルフ音楽大学大学院にてヴァイオリンを学ぶ。
在学中より、オーケストラの客演や、ドイツ、オーストリア、ベルギーの国際音楽祭にて、ヴァイオリンソロ、室内楽などの演奏会に出演。オーストリア・ウィーンにてオーディションに合格し、パシフィック・ミュージック・フェスティバルに全額奨学生として参加、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、ヒューストン交響楽団の首席メンバーらと協演。日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティフィルハーモニック管弦楽団、オーケストラアンサンブル金沢、広島交響楽団などにて演奏活動を行っている。
これまでにヴァイオリンソロを大関博明、尾関えりか、ゲオルグ・ハムザ、豊田耕児、ウェルナー・ヒンクの諸氏、室内楽をギュンター・ヘーグナー、ヘルベルト・ドレクセル、ウェルナー・ヒンク、クリストフ・エッシェンバッハの諸氏に師事。
2001年春と秋の荻窪の音楽祭に招かれ演奏し、いずれも好評を博す。同年9月には、セシオン杉並において洋絃会に出演し、2002年には春と秋にリサイタルを行い、2004年2月には東京において初めて自主リサイタルを開催し、あわせて高い評価を得ている。
今日に至るまで、ソロ、室内楽、オーケストラの演奏活動を幅広く行っている。また現在は、TV番組等での演奏、指導、ヴァイオリン監修や新聞、雑誌、テレビ等のメディアにおいて出演・掲載されるなど多方面で活躍している。こうした活動の一方、全国学校合奏コンクールをはじめ数多くのコンクールで審査員を務めるなど、後進の指導、育成にも意欲的に取り組んでいる。
1999年より定期的にソロリサイタルを開催している。
いままでにフランス、イタリア、オランダ、イギリス、アメリカなどにて研修を行なっている。