A7000 Version2 生産完了品
20ビットのハイクオリティサウンド
アナログ入力段には20ビット64倍オーバーサンプリングΔΣ方式のADコンバーターを、出力段には20ビット8倍オーバーサンプリングのDAコンバーターを搭載し、f特やノイズレベルは格段に向上。20bitサウンドのアドバンテージを実証します。マッピングに不可避のピッチシフト歪みも0.01%以下(1oct平均)という極小値。オリジナルキーから離れた音程でも原音に限りなく近い音で再生します。サンプリング周波数は 29.4kHz~48kHzに対応。また、高音質をキープしつつ、データ圧縮に成功。メモリーの節約とロード時間の短縮化に貢献します。
デジタルI/Oを標準装備
プロユースに不可欠なAES/EBU入出力、CD/DAT入力、Y2(YAMAHA)出力の各デジタル端子を標準装備。多彩なシステムアップに対応します。
快適なオペレーション
スケール上へすばやく展開できるクイック/オートマッピング機能をはじめ、データ読み出し中でも他の作業が可能なバックグラウンドロード機能、目的に応じて操作環境をカスタマイズできるプリファレンス機能、ジョグ&シャトルダイアルによるスクラブ再生、何度でもトライ&エラーできるUNDO機能などを装備。高効率な操作性を実現しました。またVersion2では、キューの位置関係が容易につかめるグラフィカルな画面により、複雑な楽曲やサウンドトラックの構築もスムーズ。キューポイントがリアルタイムに打ち込めるため、作業もスピードアップ。ロケーターメモリーも完備します。
豊かな拡張性
標準32音ポリを64音ポリに倍増できる別売拡張音源ボード<ATGB32>を用意。また標準8MBのウェーブメモリーを市販の汎用SIMM (30pin)によって最大64MBまで拡張可能。別途ハードディスクドライブや光磁気ディスクドライブも搭載でき、同時使用できます。さらにVersion2では、各種タイムコードをフルサポートした別売タイムコードボード<ATCB1>を使い、SMPTEとMIDIタイムコードによる時間軸上の制御が可能に。受信タイムコードを再生成してA7000内部/外部に出力するリジェネレート機能も装備。ジャムシンクによる安定度の高い自動運転もサポートしています。
精密な波形編集機能
トリム、ループ(サスティン/リリース)、クロスフェード、ノーマライズ(オフセット設定可)、オートマッピングなど自由度の高い編集機能を用意。画面上で波形を確認してスクラブ再生しながら目と耳でスムーズに編集できます。
豊富な音色パラメーター
各種のモジュレーション/EG/LFO/EGバイアスや、自身の波形を入力波形として倍音を発生するセルフアンプリチュードモジュレーションなど豊富なシンセサイズパラメーターを完備。また48dB/octという切れの良いデジタルフィルターも装備。ベーシックな音づくりから強烈な効果の創出まで自由自在です。
高品位なエフェクトも内蔵
パフォーマンスごとに付加できるシステムエフェクト(モジュレーション系×5/リバーブ系×11プログラム)、各ボイスに付加できる完全ステレオのボイスエフェクト×30プログラムなど緻密なエフェクト処理も可能にしました。
HDレコーダー並みのダイレクト録音
ダイレクトトゥーディスク録音機能によってハードディスク/MOディスクへの録音も実現するA7000。Version2では、ダイレクトトゥーディスク機能がハードディスクレコーダー並みに進化。標準ハードディスク使用時で8tr同時再生・2tr同時録音が可能です(高速ハードディスク使用でトラック数を拡張可)。キューリスト再生ではトータル最大32tr再生に対応。エフェクト処理も可能です。
多彩なライブラリーをリリース
高品位なサンプルデータを収めたCD-ROM/FDを付属。別売ライブラリーも多彩にリリース。またヤマハの既存のサンプルデータをはじめ、ほとんどの市販ライブラリーとの互換性を確保しました。