XGworks V4.0 生産完了品

MIDI/WAVE対応の100トラックを搭載

MIDI/WAVE(デジタルオーディオファイル)のデータを自由に録音・再生できる100トラックを搭載。録音ブロックを指定し、次々とデータ入力して曲づくりができます。ギターMIDIシステムなどを使ったマルチトラックレコーディングにも対応しています。[レコード/プレイ設定ダイアログ]ではリアルタイム入力時のオーバーダビングやパンチイン/アウトの設定も可能です。また[トラックビューウインドウ]では曲全体の構成を編集可能。トラック単位のコピー/ペースト/消去なども自在です。

音楽記号の入力・再生に対応

音楽記号によってMIDIデータに表情を付ける<スコアアーティキュレーション>機能を搭載。フォルテ/クレッシェンドなどの強弱記号をはじめ、セーニョ/コーダ/フェルマータなどの反復記号、グリッサンド/タイ/スラーなどの奏法記号、臨時記号、速度変化記号、ギターのチョーキング記号まで多彩な全253種の記号を専用パレットで選び、[スタッフウインドウ]に貼り付けるだけで簡単に入力可能。音楽性にあふれた曲データが手軽に作れます。再生時にはほとんどの記号を忠実に反映しながら演奏。また入力した記号はMIDIデータとして展開できるため[リストウインドウ]を使い数値で緻密な修正を加えることも。XGworksネイティブファイルでは記号情報のセーブ/ロードも可能です。

多彩な譜面印刷・記号の印刷もOK

通常の5線譜のほか、移調楽器譜/ドラム譜/エレクトーン用3段譜など多彩な形式で譜面印刷が可能。各種記号を付けて印刷できるので、楽器プレーヤーの方にも最適です。また<スコアアーティキュレーション>機能では、入力済みのある範囲内の MIDIデータをまとめて記号化することも。たとえばリアルタイム入力したMIDIデータを、音階部分はグリッサンドに、音の大きさの変化はクレッシェンドにするなど、記号を指定して変換することが可能。イメージ通りの楽譜をスムーズに作成でき、より美しい譜面印刷ができます。

ギターパートをタブ譜で入力可能

ギター/ベースのパートをタブ譜で入力・編集できる[ギターアレンジャー]を搭載。フレット番号と音符の種類を指定するだけで入力でき、入力したデータは5線譜ですぐ確認できます。コード進行をフレットポジションを指定して入力できる[コードウインドウ]と、チョーキングなどをグラフィカルに設定できる[ピッチベンドウインドウ]も併せて装備。<スコア アーティキュレーション>機能により、チョーキング/トリル/スライドといったギター特有の奏法記号も専用パレットで入力できるなど、ギタリスト/ベーシストのDTMシステムでも大活躍します。

初めてでも簡単に作曲できるオート機能

マイクに向かって歌った歌声をリアルタイムにMIDIデータに変換する[ボイス トゥ スコアR]を搭載。鼻歌からでもメロディ入力ができます。ギターやリコーダーなどの楽器演奏をMIDIデータ化することもOK(※)。またメロディに最適な伴奏を自動的に作る[オートアレンジャー]を搭載。220種の伴奏スタイルを内蔵し、コード進行を指定しながら1曲分の伴奏を作ることも可能。[ボイス トゥ スコアR]と[オートアレンジャー]を併用すれば、ビギナーでも自分のイメージした曲がスムーズに作れます。

※1音1音が明瞭なアタックを持ち、アタック直後の音程が安定している単音楽器に対応。

高機能なウインドウを多彩に搭載

5線譜形式の[スタッフウインドウ]ではマウス操作で音符や記号の入力が可能。管楽器などの移調楽器譜や多段譜表示にも対応しています。音符データやコントロール情報を数値で緻密に入力・編集できる[リストウインドウ]も装備。XG独自のパラメーターもフルネームで表示されるので、エフェクトや音色のコントロール情報もスムーズに設定可能です。また音符データをグラフィカルなバーで直観的に編集できる[ピアノロールウインドウ]、リズムパートを楽器ごとに入力できる[ドラムウインドウ]など、目的に応じて使い分けられる多彩なウインドウを装備し、自由度の高い入力・編集を実現。[ミキサーウインドウ]では曲を再生しながらボリュームやパンなどの操作情報をリアルタイムに記録することができます。

XG音源の音色コントロールも自在

XG音源の音色やエフェクトをグラフィカルな画面で手軽に設定できる[XGエディター]を搭載。最新のフラッグシップモデル<MU2000/MU1000>にも対応し、8系統エフェクトや新搭載のエフェクトプログラムにも完全対応しているため、DTM音源として最強のエフェクトを駆使したサウンドクリエーションにも威力を発揮します。また個々のパラメーターのコントロール情報を[リストウインドウ]や[トラックビューウインドウ]の任意の箇所にドラッグ&ドロップで挿入したり、曲データを再生しながら操作情報をリアルタイムに記録することも可能。サブ画面の[クイックドラム画面]や[クイックエフェクト画面]も含め、定評あるグラフィカルインターフェイスも一段と充実。XG音源を駆使した表現力豊かな音作り・曲作りが思いのままです。

ハードディスクレコーディング環境に対応

複数のWAVEファイルの同時再生(※)、各ウェーブトラックのパン/ボリューム設定、MIDI+WAVEのミキシングが自在。またカット/コピー/ペースト、リバース、イコライジング、ピッチシフトなど多彩な編集コマンドで波形編集が可能な[Wave Editor TWE]を搭載。さらに別売のPCIオーディオMIDIカード<SW1000XG>に対応した専用の12チャンネルミキサー[SW1000XGミキサー]も搭載。強力なデジタルオーディオ機能によって、ボーカルや楽器演奏をミックスした最先端の制作シーンでも威力を発揮します。

※同時再生可能なWAVEファイル数はCPUの処理能力に依存します。

緻密な編集コマンドを豊富に内蔵

指定トラックのある範囲内のデータを編集できるジョブコマンドも充実。クオンタイズ、移調、ベロシティ/ゲートタイムの変更、同じ位置にある和音データを音高の高い・低い順に並べるコードソート、和音の構成音を微妙にずらすコード分離、小節単位の挿入/削除、コードトランスポーズ、コントロールデータの変更、タイムストレッチなど豊富なコマンドを用意し、それぞれ専用の[ジョブダイアログ]で設定可能。ジョブコマンドのダイアログは分かりやすい日本語表記です。またスタッフ/ギターアレンジャー/ピアノロール/ドラムなどの各ウインドウの下部には、コントロール情報を1音符ずつ表示・編集できる[コントロールセクション]を表示可能。クレッシェンドやアッチェレランドなど強弱や速度の変化情報も、ペンツールで直線/曲線/放物線などを描くだけで簡単に修正可能。マスターボリューム/アフタータッチ/ポリアフタータッチの設定も可能です。

細部にわたって使いやすい操作性

録音/再生/停止などをコントロールする[プレイコントロール]、音符や記号を選ぶ[ノートパレット]は、フローティング表示のほか上下左右のアプリケーションフレーム内への配置も可能。また、起動時に好みのウインドウで常時立ち上げたり、[トラックビューウインドウ]の背景色を変更可能など、インターフェイスを細部にわたってリファイン。より使いやすい操作性を実現しました。曲中の任意のポジションに印を付け、その位置に瞬時に移動できるマーカー機能も装備。マーカー機能はトラック/スタッフ/ギターアレンジャー/ピアノロール/ドラムなどの各ウインドウで使用でき、快適なロケーションを実現します。

MIDI/WAVEともに128出力ポートを装備

MIDI/WAVEとも最大128個の出力デバイスを設定可能。[システムセットアップダイアログ]でポート設定も容易。USB-MIDIインターフェイス<UX256>などマルチポートのインターフェイスを使用した大規模な制作システムにおいても圧倒的なパフォーマンスを発揮します。

プラグインによる機能拡張もサポート

XGworksプラグインシステムに対応。プラグインボード用のエディターを使ってボード音色をコントロールするなど(モジュラーシンセシスプラグインシステム対応XG音源を使用の場合)、目的に応じて各種プラグインソフトを拡張できます。外部のフレーズを手軽に取り込める「インポーター」など多彩なプラグインソフトも標準装備。

初心者向けのガイドブックを付属

ビギナー向けのガイドブック「XGworksかんたん!打ち込みガイドブック」を付属。DTMが初めての方でも簡単にマスターできます。

その他、魅力的な機能が満載。

■パソコンだけで演奏が聴けるソフトシンセサイザー<S-YXG50 V3.0>を同梱

■歌詞入力に対応。歌詞の印刷も可能

■音符分解能は480/4分音符を実現

■XGworks V3.0/V2.0/V1.0で制作したネイティブファイル(.XWS)、SMFファイル(フォーマット0/1)、XFファイルの読み込みが可能

■<MU2000>のMU SEQプレイヤー機能に対応した専用MIDIファイル形式での保存/読み込みが可能