FCX-STD 生産完了品
沖仁氏コメント
この沖仁モデルは、フラメンコ・スタンダードというモデルに、ピエゾ・ピックアップとコンデンサーマイクを仕込んだもの。バンド編成のライブで僕がいつも使っているギターです。
普通フラメンコギターって言えば完全な生楽器なんですが、他のジャンルとコラボレートしたり、大掛かりな打楽器が入って来たりすると、生ギターの音をマイクで拾うのには、ハウったりして限界があるんです。
僕は今までテレビなどでいろんなジャンルのアーティストと共演して来たけど、実はイレギュラーな時はたいていこれ弾いてたんです。だから、一般の人がお茶の間で聞いてる僕の音って、案外この楽器の音だったりするかも知れませんね。あとはデモ制作とかにも重宝してるかな。これにシールド繋げば簡単にばっちりな音で録れるから。
ちゃんとしたPAシステムが無いライブでももちろん活躍するし、フラメンコギターをバンドで使いたいギタリストには特に一押しです。
沖仁
プロフィール
14歳より独学でエレキギターを始め、高校卒業後カナダで1年間クラシックギターを学ぶ。その後スペインに渡り通算3年半スペインに滞在。
1997年日本フラメンコ協会主催新人公演において奨励賞を受賞。
2002年初のソロ・アルバム「ボリビアの朝」を発表。2006年12月NHK「トップランナー」に出演し大きな反響を呼ぶ。
2008年7月、FUJI ROCK FESTIVAL '08に出演。
2010年7月、第5回 ムルシア "ニーニョ・リカルド" フラメンコギター国際コンクール国際部門で日本人として初の優勝。
同7月5thアルバム「Al Toque [アル・トーケ] ~フラメンコの飛翔~」をリリースするなど、精力的な活動を行っている。