SLB300 SILENT Bass™
池田達也
僕にとって、サイレント・ベースは演奏活動を行う為の大切な相棒であり、コントラバス(=ウッド・ベース)の代用品ではありません。SLB200の開発に関わらせて頂いて以来、10数年に渡って愛用して参りましたが、今ではコントラバスよりも出番が増えました。数年前よりSLB300の開発にも協力させて頂いておりましたので、この度の満を持しての発売には感慨深いものがあります。
SLB300は新たな材料や構造の導入により、音質面のみならず弾き心地も向上しています。
更に新開発のプリアンプの搭載により、ピチカート/ボウイング(弓奏)、どちらの奏法においても膨よかで奥行きのある音を実感して頂けるでしょう。
SLB300は正に新時代のサイレント・ベースです。
既存のSLBのユーザーのみならず、全てのエレクトリック・アップライト・ベースのユーザーの方に試して頂きたいと願っています。
伊藤勇司
僕がジャズを始めて最初に弾いたベースは学校備品のSLB200だったんです。
丈夫でコンパクトでとても気に入っていたので、初めて自分で貯金をして買った楽器でもあります(笑)。その後ウッドベースも含め色々なベースを弾いてきましたが、このSLB300はとても性能が良いと感じます。SLB200では少し表現しにくかった生音感もマイクとEQ&ブレンドコントロールが追加されたことでより再現度が高くなり、加えてエレキベースの様なサウンドにすることもできて本当に楽しい。繊細なサスティンもウッドベースのようで、アルコにも適していると思います。確実に実用性が上がっていて、これはステージでもバッチリ使えますね!スタンドに立ててエレキベースと持ち替えながら使ってもいいし、自宅での練習から大きなステージまで、様々なシーンで活躍できる可能性を秘めた一本だと思います。
H ZETT NIRE(H ZETTRIO)
http://hzettrio.info非常に素晴らしいです。さわった瞬間から前機種(SLB200)と比べ様々な箇所が良くなっていることを実感できます。マイクのシュミレートが自然で嫌味がなく、ウッドベースらしいニュアンスがしっかり出てくれます。音作りの可能性が格段に広がりました。マイクのタイプを選べるのがまたうれしいですね。
ネックの塗装もマットな感触に変わり、弾き心地が良くなりました。
楽器のバランスも良くなってます。SLB200は、曲によって全力で弾くと楽器が浮き上がってしまうことがあったのですが、SLB300ではそういったことはなくなりました。
安心してフルパワーで弾けます。すべてのベーシストにとって即戦力間違いなしの楽器ではないでしょうか。
納浩一
https://www.osamukoichi.net/初めてこの楽器で生音を弾いたとき、「これだ!」という感覚がありました。レスポンスがとてもよく、弦の張力や手に当たる感覚など全てが好みでした。僕には生のコントラバスの弾き心地が染み込んでいるので、そこに違和感があるとNG。SLBはその点見事に設計されており、すっと体に馴染んできました。これは使えます。
コントロール部もより細かな音作りができるようになっていて、さすがシンセやエレキベースを開発してきたヤマハだけあって非常によく研究できています。
日本のジャズシーンの現場では、「生のコントラバスでないとダメ!」みたいな先入観がまだまだありますが、ここまでのクオリティがあれば、僕のようなベテラン世代がどんどん使っていけば、この楽器ももっともっと市民権を得られるようなっていくはずです。
カワイヒデヒロ(fox capture plan)
https://www.foxcaptureplan.com/歴代のSLBシリーズを弾いてきました。これまでライブではSLB200を愛用していたのですが、SLB300を弾いた瞬間、驚くほど楽器が進化していることを感じました。
ピチカートの響きや、アルコのレスポンスの良さ。音作りも本体だけで完結できるので、そのままPA卓に送れるクオリティなのも素晴らしいです。
なによりSRTパワードシステムによって、胴鳴りしている感覚が伝わってくるので演奏時の左手にかかる負荷が軽減されています。
他社のEUB(エレクトリックアップライトベース)も色々と触りましたが、数あるEUB中でもSLB300がぶっちぎりに良すぎて、、、ハッキリ言ってEUBの決定版のような存在です。
川村竜
http://www.ryukawamura.comSLB300の演奏性の高さ・バランス感には驚きを隠せません。
ネック、駒、テールピースの調整、配置にとことん拘った結果を感じます。
フルボディのウッドベースのような弾き心地にSRTパワードシステムが加わり、サイレントベースの概念を覆されました。サウンドシステムはEQやトーンコントロールだけでなく3パターンのマイクタイプを選べ、まさに痒い所に手が届いている機能だと思います。ウッドベースで陥りがちな「単体で聴くといい音なのにバンドに混ざると埋もれる」、逆に「バンドでは聴こえるものの自分の耳に入ってくる音質としては硬く耳障りな音になる」といった悩みに対して正面から向き合ったシステムです。マイクタイプを会場や環境に合わせて決めた後、EQで細かいところまで詰めていくという使い方ができるので、これは画期的だと思います。大音量で演奏する大ホールやスタジオアムで存在意義を出すことが難しかったウッドベースの、救いの手にもなってくれると思います。
須長和広
https://kazuhirosunaga.tumblr.com/SLB300を構えると、まずボディと体に当たる感覚と距離感、肩の張り、弦を弾く感触の良さがしっくりきました。
そしてSRTパワードシステムのマイクシュミレート具合が素晴らしく、非常に温かみのある音と演奏のニュアンスをもしっかりと表現できる事に驚きました。
まるでレコーディング時のようにマイクとピエゾのブレンド具合を調整し、アンサンブルに応じて様々な音作りができるので、どのような状況下や音楽性にも対応する事ができますし、大きな会場などで懸念されるハウリングの心配も無いとても頼りになる楽器だと感じました。
個人的に単三電池2本というところも扱い易い印象なのと、エレキベースの様にエフェクターを繋いで音作りすることも楽しめそうですね。
tatsu
https://twitter.com/tatsu_todorokiSLB200を長年愛用して来ましたが、SLB300は、弾きやすさ音色ともに想像以上ににレヴェルアップしていました。
アコースティックセットの小さい音のセッションでは、その美しい音色を堪能でき、激しいバンドセットの音のなかでも、埋もれることも、ハウリングもせずに、ストレス無く自由に演奏できます。
ジャズは勿論、ロック、ポップス等、あらゆるジャンルで活躍しうる素晴らしい楽器です!
鳥越 啓介
https://twitter.com/chousukebass小編成から大音量を必要とされるロックの現場まで幅広く使わせていただいてます。特にSLB300はSRTパワードシステムのサウンドが素晴らしく、アルコで弾いた時にありがちだった硬いサウンドが解消されてアンサンブルの中で自然に混ざるようになりました。
ピエゾサウンドも素晴らしく、リズミカルなラテンリズム等にも気持ちよくハマります。
そして何より楽器の弾きやすさ。弦長もちょうど良く、日本人体格にすっとハマる自然な大きさ。演奏者にとって1番大事なポイントを生かしてくださってます。
地代所 悠
https://jidaishoyu.myportfolio.com/僕はSLB200をずっと愛用していましたが、SLB300はマイクタイプをブレンドしたり、音を自分でコントロールできるのがめちゃくちゃいいですね!SLB200までは「電気楽器」という感じがしたけれど、SLB300は楽器からのフィードバックが生楽器に非常に近くなっていて、楽器の振動を感じながら演奏することができる。アコ奏者は振動で音程を感じているようなところがあるので、それを感じられるのはとてもよいです。低音の残響を軸にハモっていくことができるし、音楽的な間をつくることもできる。正直、下手にピックアップをつけるよりスマートで断然よいと思います。僕みたいにPCに繋ぐDTMでの音作りや制作ソフトウェアを使うパフォーマンスでも扱いやすく最強、いろいろな形態のコンサートでもOK。これ、かなりの場所で使えると思います!
千ヶ崎学(KIRINJI)
https://www.kirinji-official.com/かねてからSLB200を愛用していますが、このSLB300の仕上がりは想像以上でした。
ピッツィカートでのレスポンスはコントラバスにさらに近づき、構造面での改良で低音弦も非常にオープンな気持ち良い鳴りになりました。
左手のビブラートなど細かい表情も素晴らしいです。
個人的には、1曲の中でピッツィカートとアルコ(弓弾き)をスイッチする場面が多々あるのですが、その際に感じていた音量とレスポンスの物足りなさは完全に払拭されました。
特にアルコでの弾きやすさは特筆すべきもので、音色の良さだけでなく、ピアニッシモのニュアンスもコントラバスのように自然についてきてくれます。
ポップスでは大きな会場でかつ大音量での使用も求められます。SLB300はハウリングの心配をすることなく、自然でアコースティックな音色と演奏表現ができるという大きな可能性を持った楽器です。
早く現場で使いたいです!
TOKIE
https://www.tokie-official.com/以前から知人にはSLB200をおすすめしていましたが、このSLB300は音が格段に改良されています。楽にハイポジションを押さえられ、ピチカートでも弓弾きでも違和感なく鳴ってくれます。エフェクターのかかりも良く、ハウりも無いのではないでしょうか。使い勝手の良い、とても重宝するアップライトベースだと思います。特注カラーを選べるようになったらもっと楽しくて良いですね。
浜崎賢太
https://www.htmg.com/management/kenta-hamasaki/SLB100、SLB200と使ってきてからSLB300を使用していますが格段に弾き心地、音色が良くなっていると思います。
何より大きなステージで大音量で鳴らしてもハウリングしないメリットは大きく、ここまで音が良くなっているとコントラバスにピックアップを着けてハウリングと闘うよりもいい結果が得られる事もあると思います。
マイクのシミュレートがとても良くできていて、しっかり生音感も感じられますのでアルコでの違和感も無く本当に弾きやすいです。練習用のサイレントベースという枠を超えて『使える』ベースです。僕もこれからステージでガンガン使っていこうと思います。
森田晃平
http://www.playwright.jp/artist/primitive_art_orchestra.html今までSLBシリーズは歴代全機種所有してきましたが、今回のSLB300は従来のモデルに比べ断然強力です。
マイクでコントラバスを録音したサウンドを再現する新開発のSRT POWERDシステムは驚く程に生っぽくて空気感もあり、従来の同プロダクツとは一線を画す魅力があります。
ハイポジションも伸びやかで、和音を弾いてもそれぞれの音が生のコントラバスの如くニュアンスを追随して来ます。アルコの音色も素晴らしい。
世間ではエレクトリックアップライトは「生の楽器に比べて本気じゃない」と言われる事も有りますが、その言葉を覆す可能性がある楽器だと思いました。
ホール等の大音量環境ではハウリングマージンも稼げるし、音響オペレーターの方にも喜ばれる事かと思います。
サウンドが生のコントラバスにグッと迫ってきて、これから自分の環境で鳴らすのが本当に楽しみです。
山田章典
https://ameblo.jp/colourfulgroove武道館の大音量の中でもハウる心配がなく、スタジオで録音したようなエアー感と立ち上がりの良いピエゾの組み合わせでとても良い音色が出せます。マイクのミックスつまみだけで幅の広い音作りが出来て驚きです。 SLB200の時は本物のコントラバスと比べて材質含めた弾き心地が少々違っていましたが、 とても弾きやすく音程も取りやすくなっていますし、かなり進化した別物の楽器ですね。
ある意味本物のコントラバスに下手にマイクを付けるより本物っぽく、使い勝手がとても素晴らしいと思います。手触りやサイズ感、ツボの感覚も本物のコントラバスと遜色ありませんので、ご自宅での練習用としてもかなりオススメです。 いろいろ試すのが楽しみです。
クリス・ミン・ドーキー
Chris Minh Doky/
クリス・ミン・ドーキー
SLBシリーズの開発当初からこの楽器の熱心なユーザーでした。自然で『リアル』な弾き心地、携帯性、音色と、様々なシーンで演奏設定をできるので大いに愛用しています。
SLB300は、SRTパワードシステムを搭載したことで、美しく自然な音色、優れた演奏性を実現し、これによりサイレントベースがアコースティック楽器に大きく近づきました。
3種類のハイエンドマイクタイプから音色を選択できるため、スタジオのあらゆるベースプレーヤーの好みをカバーし、ステージ、スタジオ、または練習中においても、奏者に本物に近いアコースティックサウンドを提供します。
これは従来の概念を覆す革新的な楽器です。Enjoy!
Nathan East/ネイザン・イースト
私は40年近くヤマハと共に歩んできました。ヤマハはこれまで既に素晴らしい製品を開発していて、私は従来のサイレントベースにも非常に満足していました。実際に世界中のスタジオやライブで演奏してきて、改善の必要を感じていませんでした。これまでの楽器でも既に成功を収めていましたが、ヤマハは改善するための開発を続けていたのです。この新世代のサイレントベースはすべてを変えます。 弾いた瞬間に気に入ってしまいました。ぜひ試してください。
Kenny Davis/ケニー・デイビス
この新世代のサイレントベースは、素晴らしいことに、3つのマイクをシミュレートしています。私は、アコースティックベースを弾く時マイクを使いたいので、そのセッティングをしなければいけませんが、このSLB300は電源を入れるだけで、すぐに気に入った音が出せます。とにかくこの新しい技術は素晴らしいです。この新世代のサイレントベースはベーシストにとって必須アイテムです。
チャーリー・サバティーノ
Charley Sabatino/
チャーリー・サバティーノ
この楽器で気に入っているのは、心地よく演奏でき、美しいビブラートもかけられることです。これはアコースティック奏者には非常に重要です。反応もとてもよく、高音域含めどの音も素晴らしいです。特筆すべきは、箱から出してすぐにそのような理想の音が出せるということです。
新世代のサイレントベースは、まったく新しい可能性を開きます。 必要なものはこれ一つだけです。
※順不同