ヤマハ「部員募集アイデア 虎の巻」
ヤマハ「部員募集アイデア 虎の巻」
2021年度は、新型コロナウイルスの影響により、みなさんの部活動も大きく変化した1年だったと思います。 練習時間が短くなり、演奏会や本番など、発表の場が減少する中、みなさんはどのようにモチベーションを高めていますか? 楽しく充実した部活には、仲間と感動をともにすることがとても大切ですが、できればたくさんの仲間と共有したいですね。そこで、「部員募集アイデア 虎の巻」では、部員募集活動の一例として仲間を増やすためのアイデアを紹介します。簡単なことや、できることからやってみましょう。さあ、今からスタートです!!
部員をたくさん集めるためのヒント
Step1まずはアピール
部員を募集してはいるものの、それを知らない人が多い。なんてことにならないように、「わたしたち、部員を募集しています!」ってアピールすることが大事。ポスターを校内に掲示したり、募集カードにキミからのメッセージを添えて新入生に渡したりして、部室や音楽室に足を運んでもらおう!
ポスター作りのコツ
- 1「私もこんな風になりたい!!」をイメージさせよう。
- 2心に届く「キャッチコピー」を考えてみよう。
- 3「〇〇日の〇〇時から音楽室でコンサートをやります!」など、見学に来てもらうための具体的な案内を載せよう。
※写真やイラストなどは目を引くようにインパクトのあるデザインを心がけよう。イラストが苦手でも、文字だけでもインパクトを大きくすることはできるぞ!
Step2感染対策もアピール
「新型コロナウイルス」感染拡大防止のために取り組んでいることをアピールしよう!新入生は楽器演奏に不安があると入部しづらいと思うでしょう。少しでも不安を取り除いてあげることはとても大事です。
アピールのコツ
- 1まずは、自分たちが手洗いや換気などの感染対策を実践しよう。
- 2手洗いや消毒励行のポスターを見やすい場所に掲示しよう。
- 3楽器体験をする場合は、楽器のお手入れを確実に!
- 4飛沫実験の動画を見てもらおう。
Step3聴いてもらおう!
みんなの楽しい演奏をたくさんの新入生に聴いてもらおう。たとえば日替わりのアンサンブルや中庭コンサートを朝や昼休みに行ったり、音楽室や体育館でミニコンサートやマーチングにチャレンジするのもいいかも。
歓迎演奏のコツ
- 1曲目はみんなが知っているような曲を選ぼう。流行っている曲を演奏すると、「私もこの曲を演奏してみたい!」という気持ちになるかも。
- 2演奏だけではもったいない。ダンスをしながら演奏するなど、動きがあると見ていて楽しいもの。ダンスができなくても曲に合わせて楽器の向きを変えたりするだけでも効果があるぞ。
- 3周囲に迷惑をかけないように場所や時間に気をつけよう。
また、演奏するときは必ず先生の許可をもらっておこう。
Step4楽器を知ってもらおう!
演奏を聴いてもらうほかに、楽器説明会をするのも効果的。楽器にまつわる豆知識や、楽器に対する熱い想いを伝えてみよう。
楽器説明会のコツ
- 1つかみが大事!新入生が来たら、スタンプカードに名前とやってみたい楽器名を書いてもらおう。声をかけるときは、「〇〇さん」と名前で呼ぶようにすると心の距離が近づくかも。
- 2各楽器ごとにアピールタイム!楽器ごとのチラシを作って説明するのも効果的。演奏の楽しさをしっかりアピールしよう。説明が終わったら、スタンプカードの裏面に気になった楽器の名前と感想を書いてもらおう。
- 3新入生2~3人に部員が1人ついて楽器の案内をしてあげよう。空いた時間に部活や学校についての質問に答えてあげると、不安な気持ちが消えるかも。
- 4帰り際にもう一声。見学が終わった後に「また来てね!」ではなく、「〇〇さん、次は〇〇日に来て今日の続きをしようね。」 のように、相手の名前を呼んで、次に来てもらいたい日にちを伝えよう。
みんなはどんな活動をしてる?
ここでは部員募集活動のアイデアをご紹介。
参考にするもよし、「自分たちならこうする!」と、オリジナリティあふれる企画をするもよし。
先ずは、いろいろ試してみよう!
■朝のあいさつ運動
「いつ、どこで、何時から」体験入部をしているのかを書いた紙を持って、あいさつと共に吹奏楽部の存在をアピールしよう!
■楽器をもって歩き、笑顔で声がけ
演奏をしていなくても楽器を持っているだけでインパクト大!
■出身校や近隣の小中学校に定期演奏会の宣伝などで訪問したら、部活のいいところをたくさん宣伝
「部活に入ると楽しいよ」と直接言葉で伝えると効果が期待できるよ!
■1年生の教室に直接行って勧誘
直接アピールが一番の方法。でも、学校によってはNGの可能性あるので、まずは先生に相談しよう!
■学校説明会や部活体験、中庭などでミニコンサートを開いて、気軽に演奏を聴いてもらえる機会をつくる
演奏を聴いてもらえば、楽器をやりたくなるはず。演奏を聴いてもらう機会をつくろう!
■新入生の歓迎コンサートではみんなが知っている曲を選曲
よく知っている曲を聴くと、「自分にもできるかも」と思えるもの。親しみやすさやかっこよさを感じてもらえる曲を選ぼう!
■定期演奏会や文化祭などの動画をYouTubeにあげて自分たちの活動をアピール
コロナ禍で小中学校への学校訪問ができないところも。直接見てもらえないなら、Youtubeを活用 することも選択肢の一つ。
■オリジナル動画で魅力をアピールしよう!
合奏や練習の様子を動画に撮って、音楽室や部活紹介で流してみよう!
■SNSなどを活用して、普段の部活の様子を発信
自分たちの活動を募集期間に伝えるのは難しいもの。学校や部活動でSNSを活用しているなら、活動の様子を見てもらうのも効果的。
■初心者大歓迎アピール
はじめはみんな初心者!経験がなくても誰でも楽しく活動できることを伝えてみよう。
■楽しくレクリエーション企画
「曲当てクイズ」など気軽に参加できるようなレクリエーションを実施して、楽しい部活をアピール!
■不安解消!
なんと言っても新入部員の心配は「わからないことが多すぎる」こと。不安に感じていること、わからないことを丁寧に聞いてあげよう!
楽譜が読めないなどの不安も「先輩たちもみんな経験して来たんだ!」と伝えることで安心するはず。
■ポスター作戦のコツ
- ・部員手作りのイラスト入り「楽器紹介ポスター」を作成し、様々な楽器に興味を持ってもらおう!
- ・各パートごとに数枚製作。派手に廊下に貼り、見ていくうちに音楽室へ誘導!
- ・ポスターを貼るときには許可を取ろう。
■広報誌作戦のコツ
- ・広報誌を作って部活の魅力をアピールしよう!
新入生が抱く不安を解決するためのQ&Aや練習予定表を盛り込んだ活動内容をお知らせしよう! - ・部活動の方針や目標を紹介。吹奏楽部の活動で大切にしていることが日頃の学校生活にもつながっていることをアピールしよう!
ポスターやスタンプカードを使って新入部員を集めよう!
データをダウンロードして印刷して使ってみよう!
ポスター活用の方法
- 1下のボタンからPDFデータをダウンロード。
- 2データはB3サイズなので、A4サイズに印刷する場合は、A4サイズを指定するか、縮小印刷で。
- 3空欄に部活名やコンサートなどの案内、新入生に向けたメッセージなどを書いて使ってみよう。
君たちの想いが伝わればきっと仲間が増えるはず。さあ、明日からチャレンジしてみよう!