豊島区で音楽・文化での街づくりを推進する人材育成プロジェクト始動!
音楽の街づくり事業 おとまち
プロジェクト

- 東京都豊島区で音楽によるまちづくりプロジェクト始動!
豊島区は「豊島区国際アート・カルチャー都市構想」を掲げ、多様な文化資源を有する強みを活かしながら、安全・安心な人間優先の都市空間の整備を進め、表現の舞台として開放していくことで、世界からアート・カルチャーの魅力で人や産業を惹きつける都市づくりを進めています。
そんな豊島区で新たな官民連携の音楽のまちづくりプロジェクトがスタートしました。
その名も「としまミュージックサークル」。

- 地域で活躍したいと思う人を応援します
区民を中心としたサステナブルなコミュニティをつくるためには、リーダーシップを持って地域で活躍する新たな担い手を育てることが大切だと考えています。
「自分の住む地域で活動をしたい」「新たなつながりを見つけたい・生み出したい」と思っているけれど、どこから手をつけて良いかわからない。。。そんな時、世代や言語を超えて楽しく人をつなぐ“音楽”というスキルを持つ人が増えたら、ポジティブな地域の輪が広がっていきます。
- 「音楽を通じたコミュニティづくり育成講座」開催
今回は「としまミュージックサークル」の一環で、打楽器アンサンブル「ドラムサークル」を通して”まちのにぎわい”や”人のつながり”を作る「ファシリテーター(進行役)」の育成講座の参加者を企画します。
みんなで輪になって即興でタイコを叩く!それが「ドラムサークル」。楽器経験がなくても、楽譜が読めなくても出来る「ドラムサークル」を行えば、初めて出会った人たち同士でもアイコンタクト、ボディランゲージでいつの間にか一体感が生まれ、音がつくる人の輪が誕生します。それを進行するのがファシリテーター。そのスキルを講座で学びます。
本講座では「ドラムサークル」を基礎から学び、「としま文化の日2022」で開催する「としまドラムサークル」でファシリテーター役として成果を実習・披露出来ます。さらに公益財団法人音楽文化創造の「地域音楽コーディネーター」認定資格の取得が可能です。この講座で音楽イベントの企画・提案・実施スキルを身に付けることで、その後の同区でのコミュニティづくり、まちづくりの活動に生かせます。
自分のまち・としまをもっと盛り上げたい!音楽で楽しい、新しいつながりを作りたい!そんな想いをもった豊島区在住をはじめゆかりのある方々を「音楽を通じたコミュニティづくり育成講座」を通してサポートし、コミュニティづくり、まちづくりの活動を推進します。

募集概要
期間
2022年7月24日(日)~12月4日(日)(スケジュールと場所は下記参照)
募集対象
18歳以上、豊島区在住・在勤在学者、または豊島区国際アート・カルチャー特命大使/SDGs特命大使認定者で、豊島区で音楽、文化を通した街づくりの活動を希望する方。音楽、楽器経験不問。本講座すべてに参加可能な方(やむを得ない欠席は2回まで可)
※地域音楽コーディネーターの資格取得は、12月の講座の出席が必須。
募集定員
30名 ※応募多数の場合は抽選
募集期間
2022年6月1日(水)~17日(金)
参加費用
一般 7,000円(税込)・学生 3,500円(税込)
※地域音楽コーディネーター養成講座受講料を含む
主催
としまミュージックサークル実行委員会
企画制作
株式会社ヤマハミュージックジャパン
協力
一般社団法人ドラムサークルファシリテーター協会(DCFA)、公益財団法人音楽文化創造
運営
としまミュージックサークル実行委員会
スケジュール
日程 | 時間 | 会場 | 内容 | |
第1回 | 7月24日(日) | 10:00~14:00 ※昼休憩 (1時間) |
雑司が谷地域文化創造館多目的ホール | 講座1「ドラムサークルとは」 講座2「ドラムサークルに必要なもの」 講座3「ドラムサークルの基本アイテム」(方法論基礎) 講座4「ドラムサークルの流れ」 講座5「総合演習」 |
第2回 | 8月28日(日) | |||
第3回 | 9月25日(日) | |||
第4回 | 10月16日(日) | |||
第5回 | 10月30日(日) | |||
実習 | 11月5日(土)・6日(日)の予定 | 区内各所 | 「としま文化の日2022」での「としまドラムサークル」ファシリテーターの実習 | |
第6回 | 11月13日(日) | 10:00~14:00 ※昼休憩 (1時間) |
としま区民センター | 講座6「としま文化の日2022」での「ドラムサークル」のレビュー |
第7回 | 12月4日(日) | 10:00~17:00 適宜休憩 |
地域音楽コーディネーター養成講座豊島区特別版(音楽文化創造) 1.生涯学習と音楽/志々田まなみ 2.文化と地域創生/渡辺昌明 3.地域文化マネージメント/菊川穣 4.音楽企画書の書き方/松澤寿典 |
講師 (敬称略)

石川武(いしかわ たけし)
ドラム、ラテンパーカッション奏者。パーカッションコミュニティジャパン代表、昭和音楽大学非常勤講師、一般社団法人ドラムサークルファシリテーター協会理事長、米国REMO社公認ファシリテーター。
これまでに宗次郎、舟木一夫、尾崎紀世彦、堀内孝雄をはじめ数多くのアーティストのコンサートに参加し数々のセッション、レコーディングを精力的にこなす。また、プロ、アマ、老若男女を問わず楽しむためのパーカッション奏法を研究、実践。パーカッションコミュニティジャパンにてファシリテーター育成、ドラムサークルの企画運営を行い、教育分野でのドラムサークル実施効果の研究、音楽療法、世代間交流などでのドラムサークル利用法の研究にも力を注いでいる。著書に「目で見て確認、パーカッション」「パーカッション奏法&リズム・アンサンブル」「はじめてのドラムサークル」(以上、音楽之友社)や「パーカッション完全基礎」(リットーミュージック)などがあり、ドラム・パーカッションやリズム、ドラムサークルのセミナーを全国的に展開している。

若林竜丞(わかばやし りゅうすけ)
ドラム奏者。ドラムサークルファシリテーター、一般社団法人メディカルリズム協会代表理事。2008年ドラムサークルに出会い、打楽器を使った社会貢献の形を模索し始める。ドラムサークルの父、アーサー・ハル氏に師事し、全国各地の学校、高齢者・福祉施設、企業、イベント会場などでドラムサークルファシリテーションを行う。2016年、理化学研究所による「打楽器演奏と脳活動」についての実証実験に参加。2018年、医療福祉施設へのドラムサークルの普及と人材育成をめざし一般社団法人メディカルリズム協会を設立。「打楽器を使った社会貢献の形」としてドラムサークルの効果と可能性について研究を続けながら、「ドラムサークルの社会実装」をテーマに活動を展開している。

志々田まなみ
文部科学省国立教育政策研究所 生涯学習政策研究部 総括研究官

渡辺昌明
東大阪市文化創造館 館長、全国公立文化施設協会 コーディネーター

菊川穣
一般社団法人エル・システマジャパン 代表理事

松澤寿典
一般社団法人ソーシャリスト21st 代表理事