ProVisionaire Amp Editor V1.0.0 for Win 11/10 and firmware (4) (旧バージョン)
重要なお知らせ
- Firmwareの更新方法はProVisionaire Amp Editorセットアップガイドをご覧ください。
- ネットワークの接続はWi-Fi接続よりも安定した有線による接続を推奨します。
- ProVisionaire ControlやProVisionaire Touchなどの外部コントローラーで、PC-D/DI Seriesを同時にコントロールできるウィジェット数は最大200です。
- Danteネットワーク内では、ネットワークスイッチのEEE機能(*)を使用しないでください。
EEE機能に対応したスイッチ間では、消費電力の相互設定が自動で調整されますが、相互設定の調整が正しく機能しないスイッチもあります。これにより、Danteネットワーク内の不適切な場面でスイッチのEEE機能が有効になってしまう可能性があり、クロック同期性能が悪化して音声が途切れる場合があります。
そのため、以下の点にご注意ください。
- マネージドスイッチを使う場合、Danteを使用するすべてのポートのEEE機能をオフにしてください。EEE機能がオフにできないスイッチは使用しないでください。
- アンマネージドスイッチを使う場合、EEE機能に対応したスイッチを使用しないでください。これらのスイッチはEEE機能をオフにできません。
- *EEE (Energy Efficient Ethernet) 機能とは、ネットワークのトラフィックが少ないときにイーサネット機器の消費電力を減らす技術。グリーンイーサネットやIEEE802.3azとも呼ばれています。
このzipファイルは以下のソフトウェアを含んでいます。
- ProVisionaire Amp Editor V1.0.0
- PC-D/DI Series Firmware V1.0.5
- XMV Series Firmware V4.10
- Dante Firmware Update Manager V3.10.6.2
- PC-D/DI Series Dante Firmware V4.2.7.1-4.0.4.8-1.0.1
- XMV series Dante Firmware V4.2.4.1-4.0.5.2-3.1.0-2.0.5
ProVisionaire Amp Editor / Firmware / ProVisionaire Control 互換表
ご使用の際は下記対応表を参照のうえ、互換性のあるバージョンをご使用ください。互換性のないバージョンを組み合わせて使った場合、誤動作の原因になることがあります。Firmware setはMAINファームウェアとDanteファームウェアのセットです。Firmware setのバージョンは、MAINファームウェアのバージョンと同じです。
主なアップデート内容
ProVisionaire Amp Editor V1.0.0
- V1.0.0は、初回リリースバージョンです。
- Windows 11に対応しています。
既知の不具合
- 「ProVisionaire Monitoring Service Settings」画面で[TCP port number for data collection of ProVisionaire Monitoring Service]のPort番号を1にすると「System Monitor」画面が表示されないことがあります。
PC-D/PC-DI Series
重要なお知らせ
- 内部的な仕様変更に伴い V1.0.3 よりレイテンシー値が変わりました。同一システム内で複数のPC-D/DI Seriesアンプ間のレイテンシー値を揃えるには、最新のファームウェアに揃えるなど互換性のあるバージョンのファームウェアを適用してください。(互換表をご参照下さい)
- ハードウェアの互換性により、V1.0.2以前のバージョンにダウングレードできない場合があります。この場合、アップデートを実行すると、PC-D/DI Series本体のディスプレイに「file incompatible」と表示され、更新が中断されます。
V1.0.5の新機能
- スピーカープリセットに以下のスピーカーデータを追加しました。
- VKEシリーズ *1
- VCシリーズ *1
- VCNシリーズ
- VXHシリーズ
- *1: VKEシリーズおよびVCシリーズは、日本国内での取り扱いはございません。
V1.0.5で修正した不具合
- SPEAKER PROCESSORのDELAYにおいて、ハードウェアの内部仕様によってはTIMEが0.00msであっても、ONとOFFとでディレイタイムが異なる不具合を修正しました。
- その他、軽微な不具合を修正しました。
V1.0.4の新機能
- スピーカープリセットにCHR Seriesを追加しました。
PC-D/DI Series V1.0.3
- 内部的な仕様変更に伴いレイテンシー値が変わりました。
V1.0.3で修正した不具合
- CL/QL SeriesのDevice Control画面において、PC-D/DI Series本体のバージョンが正しく表示されない事がある不具合を修正しました。
V1.0.3の改善点
- Wi-Fiを介してProVisionaire Amp Editor等のリモートコンロールソフトウェア使用時にWi-Fiの電波が不安定な場合の通信品質を向上しました。
V1.0.2の新機能
- ProVisionaire Monitoring Serviceに対応しました。
- スピーカープリセットにVXC2FとVXC8Sを追加しました。
V1.0.2で修正した不具合
- 電源を切ったときのイベントログの時刻情報が正しく表示されない不具合を修正しました。
- HOME/MENUキーでHOME画面に戻ったあと、アラートを発生または解除させると、正しくログのリストに残らない不具合を修正しました。
- Sensing Data Historyが多いとき、ProVisionaire Amp EditorからPC-D/DI Seriesが発見されなくなる不具合を修正しました。
XMV Series V4.10
修正した不具合
- XMVシリーズとDHCPサーバーを再起動したとき、Danteモジュールが他のTCP通信に影響を与える可能性があるという不具合を修正しました。
PC-D/DI Series Dante Firmware
V4.2.7.1-4.0.4.8-1.0.1で修正した不具合
- 本機とDHCPサーバーを再起動したときに、ごくまれに他のTCP通信にDanteモジュールが影響を与える不具合を解消しました。
お知らせ
- 本システムのDanteモデルではDante Brooklyn IIまたはDante Broadwayを使用しています。
使用しているオープンソースライセンスについては、Audinate社のウェブサイト(英語)をご覧ください。
https://www.audinate.com/software-licensing - Danteの設定にはDante Controllerをご使用ください。Dante Controllerでの変更方法は、Dante Controllerのヘルプもしくはユーザーガイドを参照してください。
- Dante Domain Manager上では、Dante対応XMV Seriesのモデル名がXMVxxxx-Dと表示されます。
- Dante対応モデルでは、Dante Device Labelを任意に変更して運用できます。
ただし、先頭の5文字はUNIT IDで決まる機器識別用の領域ですので変更しないでください。6文字目以降を任意に変更できます。
また、この製品に限定されないDante機器共通の仕様としてDante Device Labelには下記ルールがあります。- 任意の文字(英字(大文字 または小文字)、数字、-(ハイフン))が使用可能です。
- 31文字まで対応しています。
- PC-D/DI SeriesでCLOCKの設定を間違えた時、正しい日付/時刻に直す前にスタンバイにすると、誤ったRUN TIME(総稼働時間)を記憶します
- PC-D/DI SeriesでRedundant Backup mode時に電源を再起動したとき、ALART#42「Input D* Change To 2nd」が発生する場合があります。
- 「ProVisionaire Monitoring Service Settings」画面の[TCP port number for view of ProVisionaire Monitoring Service]と[TCP port number for data collection of ProVisionaire Monitoring Service]のPort番号は異なる値に設定してください。
動作環境
OS | Windows 11/Windows 10 (64bit) |
---|---|
CPU | Core i 以上 |
メモリー | 8GB 以上 |
ハードディスクの空き容量 | ProVisionaire Amp Editor : 420MB 以上
ProVisionaire Monitoring Service : 700MB 以上 |
ディスプレイ | 1280×1024(SXGA) pixels 以上 |
その他 | Bonjour Print Services(Windows) がインストールされていること、Ethernet(1000BASE-T以上)搭載環境 |
*Bonjour Print Services(Windows)はAppleのサポートページからダウンロードできます。
https://support.apple.com/kb/DL999
ライセンス合意とファイルのダウンロード
ヤマハ株式会社(以下「弊社」)では本ソフトウェアのお客様によるご使用およびお客様へのアフターサービスについて、ソフトウェア使用許諾契約(以下「使用許諾契約」)を設けさせていただいており、お客様が下記条項にご同意いただいた場合にのみご使用いただけます。
お客様が本ソフトウェアをダウンロード、インストール、コピー等された場合、またはインストールされた本ソフトウェアを使用された場合には使用許諾契約に同意されたものとしますので、必ず下記の条項を充分お読みください。ご同意いただけない場合は、ダウンロード、インストール、コピー等を中止するか、インストールしたファイルを削除してください。
1. 著作権および使用許諾
弊社はお客様に対し、使用許諾契約に基づいて配布されるプログラム、データファイル及び今後お客様に一定の条件付きで配布され得るそれらのバージョンアップ(以下「本ソフトウェア」)を、お客様ご自身が所有または管理するコンピュータ、楽器または機器においてのみ使用する権利を許諾します。これらの本ソフトウェアが記録される記録メディアや、本ソフトウェアの使用から得られるデータの所有権はお客様にありますが、本ソフトウェア自体の権利及びその著作権は、弊社およびライセンサーが有します。
2. 使用制限
お客様は、本ソフトウェアの利用にあたり、以下の行為を行なってはなりません。
- 本ソフトウェアを逆コンパイル、逆アセンブル、リバース・エンジニアリング、またはその他の方法により、人間が感得できる形にすること(ただし、法律により明示的に許可されている場合を除く)。
- 本ソフトウェアの全体または一部を複製、修正、改変、賃貸、リース、転売、頒布または本ソフトウェアの内容に基づいて二次的著作物をつくること。
- 本ソフトウェアをネットワークを通して別のコンピュータに伝送すること。
- 本ソフトウェアを利用して、違法なデータや公序良俗に反するデータを配信すること。
- 弊社の許可無く本ソフトウェアの利用を前提としたサービスを立ち上げること。
- 正当な保有者から許可を得ている場合またはその他の法的な権限を有する場合を除いて、著作権その他の財産的権利により保護された物の権利侵害となる様態にて本ソフトウェアを利用すること。
- 本ソフトウェアにより使用または入手できる著作権曲について、商業的な目的で使用すること、著作者の許可無く複製、転送または配信したり、不特定多数にむけて再生および演奏すること、入手できるデータの暗号を権利者の許可なく解除したり、電子すかしを改編したりすること。
3. 終了
使用許諾契約はお客様が本ソフトウェアをお受け取りになった日に発効します。本契約は、お客様が著作権法または本契約に定める使用条件の条項に一つでも違反されたときは、弊社からの終了通知がなくても自動的に終了するものとします。その場合には、ただちに本ソフトウェアの使用を中止し、その複製および付帯文書をすべて廃棄しなければなりません。
4. 製品の保証
本ソフトウェアが所定の機能を発揮しない場合等には、お客様は、本ソフトウェアを再ダウンロードまたは再インストールすることができます。弊社はそれ以外の保証はいたしません。
本ソフトウェアの品質と性能についての一切のリスクはお客様のご負担となります。お客様が本ソフトウェアを入手された後の本ソフトウェアの保存・管理について、弊社は一切責任を負いません。
お客様が入手された本ソフトウェアの消失について、その理由にかかわらず弊社は再度供給する一切の責任を負いません。
5. 責任の制限
弊社の責任は使用許諾契約で定める許諾を供与することのみに限定されるものとします。弊社は、本ソフトウェアの使用、またはそれを使用できなかったことにより生じた直接的、派生的、付随的または間接的損害(データの破損、営業上の利益の損失、業務の中断、営業情報の損失などによる損害を含む)については、通常もしくは特別の損害に拘わらず、たとえそのような損害の発生や第三者からの賠償請求の可能性があることについて予め知らされた場合でも、一切責任を負いません。
6. オープンソースソフトウェア
本ソフトウェアには、オープンソースライセンス(GNU General Public License、Lesser General Public License を含むが、これに限定されない)を伴うソフトウェアまたはこれを改変したもの(以下「オープンソースソフトウェア」)が含まれる場合があります。オープンソースソフトウェアのご使用は、各権利者の定めるライセンス条件に従っていただくものとします。なお、本契約と各オープンソースライセンスとで矛盾する内容が規定されている場合、矛盾する箇所に限り、該当するオープンソースライセンスの内容が優先して適用されます。
7. 第三者のソフトウェアおよびサービス
弊社は、本ソフトウェアとともに、第三者のプログラム、サービス、データファイルおよび関連文書(以下「第三者ソフトウェア」)を提供する場合があります。弊社が第三者ソフトウェアであることを示した場合、お客様はその第三者ソフトウェアに付随する契約条項に拘束され、第三者ソフトウェアの提供者が全ての保証その他の責任を負うことを理解し同意するものとします。弊社は第三者ソフトウェアに関する一切の責任を負いません。弊社は、第三者ソフトウェアの商品性、および特定目的に対する適合性の保証その他一切の保証を、明示であると黙示であるとを問わず、一切いたしません。第三者ソフトウェアの使用もしくは機能から生じるすべての危険は、お客様が負担しなければなりません。弊社は、第三者ソフトウェアに関しての操作方法、瑕疵その他に関してアフターサービスを提供するものではありません。弊社は、第三者ソフ卜ウェアの使用、またはそれを使用できなかったことにより生じた直接的、派生的、付随的または間接的損害(データの破損、営業上の利益の損失、業務の中断、営業情報の損失などによる損害を含む)については、通常もしくは特別の損害に拘わらず、たとえそのような損害の発生があることについて予め知らされた場合でも、一切責任を負いません。
お客様がアメリカ合衆国政府またはその関連機関である場合の制限
U.S. GOVERNMENT RESTRICTED RIGHTS NOTICE:
The Software is a "commercial item," as that term is defined at 48 C.F.R. 2.101 (Oct 1995), consisting of "commercial computer software" and "commercial computer software documentation," as such terms are used in 48 C.F.R. 12.212 (Sept 1995). Consistent with 48 C.F.R. 12.212 and 48 C.F.R. 227.7202-1 through 227.72024 (June 1995), all U.S. Government End Users shall acquire the Software with only those rights set forth herein.
本条において、"the Software"という語は、本契約における「本ソフトウェア」を意味するものとします。
8. 一般事項
本契約は、日本法(法の抵触に関する原則を除く)の適用を受け、日本法に基づいて解釈されるものとします。また、弊社とお客様との間で問題が生じた場合には、弊社とお客様が誠意をもって協議し、協議しても解決しない場合は、東京地方裁判所を専属管轄裁判所とします。本契約の規定のいずれか、または、ある規定の一部分が管轄権を有する裁判所または行政機関によって不法、無効、執行不可能とみなされた場合や、当該の規定(または規定の一部分)が使用許諾契約全体の基本的性質に合致しないと判断された場合も、残りの規定(該当する規定が含まれる条項の残りの部分も含む)の合法性、妥当性、法的効力は影響を受けません。お客様からの全ての法的通知は書面でなされるものとし、下記に記載の住所まで書留郵便で送付されるものとします。
〒430-8650 静岡県浜松市中区中沢町10-1 ヤマハ株式会社
9. 完全合意
本契約の契約条件は、お客様と弊社の間の完全な合意から成るもので、この件に関する従前のすべての認識や合意に取って代わるものとします。
10. 契約の変更
弊社は、独自の判断で本契約を変更することができます。変更後の契約の効力は、変更後の契約に対してお客様が同意、または変更日以降、本ソフトウェアを使用したときから発生するものとします。
最終更新日:2020年1月28日