【導入事例】ブルーノート東京 様 / ライブハウス / 東京都
Japan / Tokyo, April 2014
連日大物アーティストの公演に賑わう「ブルーノート東京」がデジタルミキシングコンソール「CL5」を導入。プレミアムラックやカスタムレイヤーのようなコンソール本体としての機能は勿論のこと、進化を続ける「StageMix」の活用や「NUENDO Live」との連動などCL5の持つポテンシャルがフル活用されていた。
タッチパネルのレスポンスが素晴らしく、操作性は非常に良好、モニターコンソールとして長年使い込んでいる「PM5D-RH」より素早い操作できるようになった、とのこと。それは「当日入りのミュージシャンの細かい要求にも素早く応じることが出来る」、というお言葉からも伺える。加えて「Stage Mix」を活用することで、より快適なミキシング環境になった様子で、以降も進化を続けて欲しいとリクエスト頂いた。
また、CLシリーズに搭載されている豊富なエフェクト類が有効活用されており、「Dynamic EQ」や「Portico5033/5034」等を用いて音作りの追い込みを楽しまれている様子が伺えた。
ハード面としては、視認性の高いチャンネルネームディスプレイが好評。過去のコンソールに比べ、長い文字が打ちこめるため、回線の判別が容易になったとご評価頂いた。
乗り込みエンジニアからの反応も良好の様子。「input/outputに余裕があり、不足することがない」、「CLが入っていることで不満を言われることはない」と最大級の賛辞を頂いた。
録音用DAWには「NUENDO Live」が使用されている。
Audinate製アプリケーションソフトウェア「Dante Virtual Soundcard」を用いて、CL5からの音声をMacに直接伝送することにより、ミキサーとMacのみのシンプルな録音システムが出来上がった。
加えて、録音の開始、停止等のコントロールはCL5から可能、チャンネルネームやカラーの登録の連動等、Yamaha/Steinbergの融合の成果に高い評価を頂いた。
なお、録音された音声のミックスは「Cubase7」にて実施されている。
今回お話を伺ったBlue Note Tokyo様
(山内氏 福原氏 中村氏)