【導入事例】MAC STUDIO様 / リハーサルスタジオ / 東京都

Japan / Tokyo, Jan 2015


アクセス良好な新宿区に位置し、美しい外観のプロフェッショナル向け大型リハーサルスタジオとして知られるMAC STUDIO。
地下のスタジオも含めてすべての部屋に自然光を取り入れるなど、リラックスした環境作りにも力を注いでいる一方で、プロの厳しい要求に応えるだけの設備と技術を兼ね備え、快適なリハーサル環境が実現されている。 そんな同スタジオに、開業以来初めてのデジタルミキシングコンソールであるCL5およびQL5が導入された。

 

今回の導入の経緯について、MAC STUDIOの岡崎氏は以下のように語る。「現在、多くのコンサートやイベントの現場でCLシリーズが使用されており、都内の大型リハーサルスタジオでもCL5が続々と導入されるなど、次世代の業界標準機になってきていると感じています。 我々のスタジオでは今回初めてデジタルミキサーを導入しますので様々な不安もありましたが、ヤマハミキサーの「誰もが使える」ユーザーフレンドリーな操作感にだいぶ助けられていますね。スタジオという性質上、数多くのエンジニアの方にご利用いただいておりますが、今までトラブルもなく安心して運用することができています。エンジニアの皆さまがすでにお持ちのデータをご利用いただけるというのも大きいですね。CL5の導入後、少し遅れて導入したQL5においてデータの互換性が確保されていることも高評価です」

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続けて実際の使用感について伺うと、「アナログミキサーからの切り替えという意味では、CL/QLともにSends on Fader機能が特に素晴らしいですね。導入以降、あらためてその便利さに驚きました。使用するエンジニアの要求に応じて柔軟なオペレートを可能にするカスタムフェーダーバンク機能も素晴らしいですし、CL V2.0で追加されたフェーダーバンクスナップショット機能もいいですね。使い方を決めて個別にバンクをコントロールすることもできれば、インプットの1ch〜32chおよび33ch〜64chをそれぞれ32フェーダーに展開したうえでフェーダーバンクスナップショットとして保存しておけば、表/裏のレイヤー構造のミキサーとしても使用することができます。QLについては、SENDS ON FADERのボタンが独立してあるのがとてもいいですね。TOUCH AND TURNノブも使ってみるとこれだけで作業を完結できますし、慣れればまったく問題ないです」と、その評価は高い。

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今後のスタジオ運営について伺うと「当スタジオでは1stでCL5、2stと3stでQL5をご利用いただけるようにしているので、お客様がスタジオを移動した時にも問題なくセットアップすることができます。リハーサルの流れとして2stもしくは3stでバンドリハーサルを行い、最終ゲネプロで1stに移動するお客様も多いですし、今後さらに便利にご利用いただけるのではないかと思います。他にもCL5の導入と同時期にヤマハのグランドピアノS6Bも新たに導入していますが、これに満足することなく、スタジオをご利用のお客様に、より喜んでいただけるような環境作りをしていきたいですね」とのことで、引き続きMAC STUDIOの新たな展開に注目したい。

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MAC STUDIO


データ

製品情報 CL Series
QL Series