CL/QL V4.5をリリース。新しいI/Oラック『Rio3224-D2』『Rio1608-D2』とAudinate社の「Dante Domain Manager」に対応
発売以来、継続的なアップデートにより利便性が向上し続けるデジタルミキサーの業界スタンダード、「CLシリーズ」と「QLシリーズ」をV4.5へとバージョンアップいたします。
今回のV4.5は同時発表のI/Oラックの新製品『Rio3224-D2』『Rio1608-D2』、及び、Audinate社の「Dante Domain Manager」に対応いたします。
『Rio3224-D2』『Rio1608-D2』は、「Rio3224-D」および「Rio1608-D」の後継モデルとして、音・信頼性・視認性など、あらゆる面で大きく進化したDante対応のI/Oラックです。先代モデルからアナログ回路を見直すことにより、ヤマハ伝統のナチュラルサウンドをさらに進化させ、「RIVAGE PMシリーズ直系」に相応しいレベルまで音質を磨きました。2台の電源ユニットを内蔵しており、万が一片側の電源ラインに不具合が発生しても動作を続けます。また、新たに搭載した有機ELディスプレイにより、Danteの設定情報及び、メーターやゲイン、HPF、ファンタムなどの状態確認が出来るようになりました。HPFやゲインは、ミキサー本体からの操作やロックも可能です。
Audinate社の「Dante Domain Manager」は、Danteネットワークのユーザー認証、ロールベースのセキュリティ設定を可能にするネットワーク管理ソフトウェアです。「Dante Domain Manager」により、お客様はさらに安全かつスケーラブルに、CL/QLシリーズを中核とするDanteインフラの音響システムが構築できるようになります。
ヤマハは順次「Dante Domain Manager」への対応を進めてまいります。CL/QLシリーズと『Rio3224-D』『Rio1608-D』はその第一弾となります。各製品の対応状況は、ヤマハプロオーディオサイトでお知らせしてまいります。
Audinate社 CEO Lee Ellison氏のコメント
ヤマハはいつでも先陣を切って革新および対応を進めていて、Dante Domain Managerへの対応発表も例外ではありませんでした。ヤマハのお客様が、Dante Domain Managerを導入したAVシステムにより、柔軟性、拡張性、セキュリティが強化された恩恵を受けられることを喜ばしく思います。
ヤマハ株式会社 音響事業統括部 PA事業推進部長 津川能行のコメント
うすぐAudinate社とのコラボレーションを始めてから10年になります。2社は、強固なパートナーシップにより、様々なソリューションを提供してまいりました。今回のV4.5 では、CL/QLシリーズが「Dante Domain Manager」に対応することにより、お客様のシステムのセキュリティ、拡張性、管理性の向上が期待できます。Danteをインフラとした音響システムの利便性を高める「Dante Domain Manager」にヤマハDante製品は順次対応してまいります。
*本ニュースリリースに掲載の商品名・社名等は、各社の商標または登録商標です。