利便性と拡張性をさらに強化したCL/QL V5.0をリリース
発売以来、継続的なアップデートにより進化を続けるデジタルミキサー「CLシリーズ」と「QLシリーズ」がV5.0へとバージョンアップします。
今回はサポートするDanteデバイスの拡充に加え、チャンネルごとのフェードタイムを個別に設定できる「Individual Fade Time」への対応と、Premium Rackの新デバイスとしてRupert Neve Designs社の「Portico 5045」を新たに追加しました。「Individual Fade Time」はより複雑な場面転換が発生するミュージカルなどの劇場用途でご活用いただけます。また「Portico 5045」は、とても簡単な操作で、マイクに入り込むバックグラウンドノイズを抑制して明瞭度を上げたり、主音声をエンハンスしてハウリングマージンを向上させることができます。教会、スタジアム、パフォーマンスホールなどフィードバックが問題となる場所で貴重なツールとなります。
V5.0にて拡充する対応Danteデバイスは下記の通りです。
- Rupert Neve Designs
- RMP-D8 8-Channel Remote Control Dante Mic Pre
- Sennheiser
- EM6000 Digital Wireless Receiver
- Shure
- AD4D and AD4Q Axient Digital Wireless Receiver
- Nexo
- DTD Digital TD Controller
6月のニュースリリースにて発表済みの他のDanteデバイスについても、今後のファームウェアアップデートにより順次対応してまいります。
【ヤマハ株式会社 音響事業統括部 PA事業推進部長 津川能行のコメント】
CL/QLシリーズは継続的なバージョンアップにより、音楽ライブ、企業イベント、放送、そして劇場など幅広いアプリケーションでご活用いただけるように進化してまいりました。V5.0では機能面での進化だけでなく、サードパーティ各社とのコラボレーションにより、サポートするDanteデバイスの拡充による接続性と拡張性も強化しています。