MTX/MRXシリーズとXMVシリーズがV3.3へバージョンアップ
複雑なシステム制御と大規模入出力が要求される音響システムをフレキシブルかつシンプルに構築できるシグナルプロセッサー「MTX/MRXシリーズ」とパワーアンプリファイアー「XMVシリーズ」が接続性と拡張性、そして使い勝手をさらに向上しV3.3へとバージョンアップします。今回のバージョンアップではデジタルミキサーCL/QLシリーズからMRX7-D、MTX5-Dのヘッドアンプをコントロールする機能と、MTX/MRXシリーズ、XMVシリーズのシステムの操作性を向上させる機能が追加されました。これによりシステム設計と施工時間を短縮させることができます。
デジタルミキサー CL/QLシリーズからMRX7-D、MTX5-Dのヘッドアンプをコントロール
今回のバージョンアップによりMRX7-DとMTX5-DのヘッドアンプをCL/QLシリーズから操作することができます。
例えばホテルバンケット、多目的ホールの音響システムにおいて有効です。講演会のようなシンプルな催しではMTX5-Dに接続したデジタルコントロールパネルDCPシリーズを使用し、だれでも簡単に音量調整ができる環境を構築しつつ、音楽イベントやパネルディスカッションにおいてはオペレーター用に常設されたQL1を使い、マイク入力の回線は普段と同じくMTX5-D経由でありながら、QL1の操作でマイクのヘッドアンプレベルをコントロールし、音響のオペレートを行うことが可能です。
MRX7-DとMTX5-Dのプロセッシング機能やDanteによる入出力、豊富な外部コントローラーを活かしながら、催しによりCL/QLシリーズを使用する音響オペレーターにとって利便性も高い音響システム構築が可能となります。
新機能・新スピーカープリセットを追加
MTX/MRXシリーズ、XMVシリーズのシステムの操作性を向上させ、設計・施工時間を短縮する機能を追加。ユーザビリティー向上を実現します。
・MRX7-DのフェーダーコンポーネントにStereo Pair機能を追加
・XMVシリーズの出力、リミット状況を監視する機能コマンドを追加
・MTX/MRXシリーズのスピーカーライブラリにラインアレイスピーカー「VXLシリーズ」とスピーカーシステム「CZRシリーズ」を追加