Danteネットワークとの接続性をさらに強化したTF V3.6リリース
タッチパネルによる直感的な操作性を実現したデジタルミキサー「TFシリーズ」がV3.6へとバージョンアップします。
今回のV3.6では、Danteネットワーク設定や音声パッチの接続設定を自動で行う「QUICK CONFIG」機能をさらに強化し、パワードスピーカー「DZR-Dシリーズ」および、パワードサブウーファー「DXS XLF-Dシリーズ」に新たに対応します。TFシリーズ本体に装着したNY64-DとDZR-D/DXS XLF-Dシリーズをイーサネットケーブルで接続し、スピーカー背面のLCDパネルからTFシリーズの出力バスを直接パッチできるようになります。これにより、I/Oラック「Tio1608-D」との組み合わせによるステージボックスシステムだけでなく、Dante対応パワードスピーカーを用いた、より柔軟なシステム構築も簡単に行うことができます。
また、Audinate社の「Dante Domain Manager」に新たに対応し、TFシリーズを中核とするDanteインフラの音響システムがさらに安全かつスケーラブルに構築できるようになります。
ヤマハ株式会社 音響事業統括部 PA事業推進部長 津川能行のコメント
TFシリーズは継続的なバージョンアップにより、様々な機能追加と操作性の改善を続け、幅広いアプリケーションでご活用いただけるように進化してまいりました。今回のV3.6では、QUICK CONFIG機能の強化とDante Domain Managerへの対応により、Danteのメリットを享受しながら、より簡単かつ安全にシステムを運用することが可能となります。