AVレシーバー『RX-V4A』『RX-V6A』『RX-A2A』の次世代ゲーム機およびグラフィックボードとの互換性につきまして(2022年9月 情報更新)
2022年9月27日
ヤマハ株式会社
株式会社ヤマハミュージックジャパン
平素はヤマハ製品へのご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
2020年と2021年に発売いたしましたAVレシーバー『RX-V4A』『RX-V6A』『RX-A2A』につきまして、今後のアップデートで最新のHDMI2.1の機能である4K/120Hz入出力への対応を予定しております。しかしながら、次世代ゲーム機Xbox Series XおよびグラフィックボードNVIDIA GeForce RTX30シリーズからの4K/120Hz信号において、AVレシーバーへ入力した際に映像や音声が出力されない問題が明らかになり、これらに対応するためにはハードウェアの交換が必要となることが判明いたしました。
Xbox Series XやNVIDIA GeForce RTX30 シリーズと接続し4K/120Hz入出力を楽しまれるお客様へ
対象のAVレシーバーをご使用のお客様に無償の基板交換を実施いたします。これにより問題の起きる機器と接続して4K/120Hz信号の映像をお楽しみいただけるようになります。
■対象製品の確認方法
受付に際しては対象製品であることの事前確認が必要です。
以下の方法により本体ディスプレイにて確認いただけます。
1. ファームウェアバージョンを1.34 以上にアップデートする。
2. 本体前面のMENUをタッチし、「SELECT/ ENTER」で「設定」→「ファームウェアアップデート」を選択する。
3. 本体のフロントディスプレイ右上のファームウェアバージョンの表記を確認する。
「Version」の前に「*」が付いていて「*Version」となっている場合は基板交換の必要はなく、ファームウェアアップデートのみで4K120Hz入出力をご利用いただけます。
・基板交換 対象製品
・基板交換の必要のない製品
→「Version」の前に「*」があり、「*Version」となっている
■基板交換依頼方法(予約制は2022年9月27日12:00をもって終了いたしました)
弊社サービスセンターへの送付もしくは持込にて基板交換を承ります。
送付用の梱包材をご希望のお客様は、以下Webフォームよりお申し込みいただけます。
梱包材が不要のお客様は、「修理のお申し込み」ページ内の“送付修理サービス”もしくは“持込修理サービス”の項目をご参照いただき、お申し付けください。
※修理依頼票へ「無償基板交換」とお書き添えください。
■対応期間
2021年11月~2023年11月末まで
*4K/120Hz入出力への対応にはファームウエアバージョン1.48(2021年11月25日公開)もしくはそれ以降へのアップデートが必要となります。
*本対応は、日本国内のみの対応とさせていただきます。
*本対応は、国やエリアごとに開始時期、対応方法が異なります。
なお、Xbox Series XやNVIDIA GeForce RTX30 シリーズを4K/120Hz映像信号で使用されないお客様は基板交換を実施いただく必要はございません。今回対象としているAVレシーバーは現時点で4K/60HzのHDR信号に対応しておりますので、多くのゲーム機器で通常通りご使用いただけます。 また、対象のAVレシーバーはeARCに対応しております。テレビとソース機器を直接接続いただき、音声信号をeARCでAVレシーバーに出力することで4K/120Hzの映像をお楽しみいただくことができます。
加えて、2021年8月より順次発売いたしましたAVレシーバー『RX-A4A』『RX-A6A』『RX-A8A』ではこの問題は発生しませんので、基板の交換は必要なく将来のファームウェアアップデートのみでHDMI2.1規格の映像をお楽しみいただけます。
今回の対象の機器および組み合わせでご使用のお客様には大変ご迷惑をおかけしますが、なにとぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。