TFシリーズファームウェアV4.5をリリース

発売以来数々のソフトウェアアップデートにより常に使いやすい機能を追加してきましたTFシリーズ。このたび最新バージョンV4.5をリリースしました。

今回のバージョンでは、Audix社のQuickPro Presets™用ライブラリを追加したほか、USB TO HOSTの出力設定にSTEREO L/RやMatrixをルーティングできるようになり、ライブ配信などのストリーミング用途での使い勝手がさらに向上しました。

Audix社は、ライブからスタジオレコーディングまで幅広い用途に対応したラインナップを持つ、世界的にも人気の高いマイクメーカーです。Audix社のマイクはその高音質かつ耐久性の高さから、多くのアーティストやサウンドエンジニアから高い評価を得ています。

今回リリースするTFシリーズの最新ファームウェアV4.5では、OMシリーズを含むAudix社の有名なモデル用のプリセットを追加しました。QuickPro Presets™のライブラリから該当するマイクと用途を選択することで、簡単に良いサウンドを再現できるためセットアップ時間を大幅に短縮することができるほか、これまで固定だったUSB TO HOSTチャンネル1と2への出力に、STEREO L/RおよびMatrixをルーティングできるようになりました。これによりライブ配信などのストリーミング用途でより便利に使用になります。

【Audix社 セールスマーケティング担当副社長 Steve Johnson氏のコメント】

この度ヤマハとQuickPro Presets™のライブラリ制作で協業できたことを大変嬉しく思っています。

Audix社は、ヤマハのQuickPro Presets™の基本コンセプトである「マイクのEQ処理に費やす時間が少なくなればなるほど、実際のパフォーマンスに多くの時間と注意を向けることができる」にとても共感しました。今回ヤマハの研究開発チームと共同開発したQuickPro Presets™のライブラリを使うことで、エンジニアの経験やレベルに関係なくサウンドチェックに費やす時間を大きく短縮、あるいは全く必要とせずに本番に臨むことができることを保証します。

【ヤマハ株式会社 音響事業本部プロオーディオ事業部 グループマネージャー 田中需のコメント】

Audixとのコラボレーションの機会を得られたことを大変嬉しく思っています。TFシリーズは発売以来そのコストパフォーマンスと操作性の高さから多くのファンを獲得してきました。すでにTFシリーズを使用している方もこれから購入される方も、新しいAudix社のQuickPro Presets™プリセットはとても便利で使い勝手の良いものになると確信しています。

TF Series

あらゆるユーザーに快適なオペレーション環境を提供するデジタルミキシングコンソール。

TF-RACK

TFシリーズと共通の操作体系を持つラックタイプのデジタルミキサー。