パワードスピーカーシステム『DHRシリーズ』、パッシブスピーカーシステム『CHRシリーズ』発表。
ヤマハ株式会社は、プロフェッショナルオーディオ機器の新製品として、SR向けパワードスピーカーシステム「DHRシリーズ」とパッシブスピーカーシステム「CHRシリーズ」を2021年10月に発売します。
「DHR/CHRシリーズ」は、サウンドリインフォースメントを新たな精度と性能を備えたプロフェッショナル品質へとステップアップさせる理想的なソリューションです。強固なポリウレアコーティング仕上げのプレミアム合板キャビネットは、このクラスでは類を見ない耐久性を実現しました。シリーズの各モデルは、厳選された専用のトランスデューサーを搭載しています。10インチモデルは固定設備や様々な用途に対応、12インチモデルはフロアモニター用途に最適な設計、15インチモデルはFOHメインシステム用に最適な設計、と多様なSRアプリケーションの要件を満たします。更に「DHRシリーズ」は、DSPを用いたClass-Dアンプで駆動することで、優れた音質と明瞭性を実現します。「DHR/CHRシリーズ」は、具体的なアプリケーションに適した実用的な機能を持ち、様々な音響環境に最適なスピーカーを柔軟に選択いただけます。
様々な音響環境に最適化したキャビネット設計
「DHR/CHRシリーズ」は、固定設備や仮設用途など、あらゆるアプリケーションに対応するように最適化したパワードスピーカーとパッシブシステムをラインナップしています。10インチモデルは、回転可能な高域ホーンを備え、専用のUブラケット、「UB-DXRDHR10」も用意していますので、固定設備をはじめ多様な用途に対応します。12インチモデルはヤマハSRスピーカー初の一体型同軸ドライバーを備えており、フロアモニターとしてよりスムースな周波数特性と明瞭度を実現しました。15インチモデルは、2つのスタンド設置角が選べるスタンドソケットと固定設備や仮設システムで使用する際のリギングポイントを装備しています。
DHR10/CHR10: 回転可能な高域ホーンとオプションのUブラケット「UB-DXRDHR10」
DHR12M/CHR12M: 一体型同軸コンプレッションドライバー
DHR15/CHR15: 別売のアイボルト取付用リギングポイント
ヤマハ株式会社プロオーディオ事業部マーケティング&セールス部長、平井智勇のコメント:
「DHR/CHRシリーズ」は、特定のアプリケーションに最適化するコンセプトと既存の上位機種「DXR/CZRシリーズ」及び「DXR mkIIシリーズ」や最も手頃な価格帯の「DBR/CBRシリーズ」の設計、開発と製造を通じて得られたノウハウを組み合わせた革新的なパワード、パッシブスピーカーのラインナップです。既存のスピーカー製品群にこれら6つの新モデルを追加することにより、お客様のニーズに最適化されたソリューションと高品質なサウンドを柔軟に提供することでプロ用SRスピーカーシステムのラインナップが強化できると確信しています。