「DHR/CHRシリーズ」の多様な用途や設置状況への対応力を強化する追加ラインナップを発表
「DHR/CHRシリーズ」の多様な用途や設置状況への対応力を強化する追加ラインナップを発表
2ウェイ・バイアンプ、パワードラウドスピーカーのDHRシリーズ、2ウェイ・パッシブラウドスピーカーのCHRシリーズに追加される「DHR/CHR12」と「DHR/CHR15M」は、既に定評のある両シリーズの特長、多様なライブSRや固定設備用途に新たな精度と性能を優れた費用効果で実現することをさらに拡充します。
*新製品の詳細につきましては、下部の「関連製品」からご確認ください。
既存の「DHR/CHR10」と「DHR/CHR15」の間を埋める新商品「DHR/CHR12」は固定設備やユーティリティ用に設計され、高い音質と音圧レベルが要求される固定設備アプリケーションに最適です。カスタムデザインの2.5インチボイスコイルの12インチウーファーと1.4インチコンプレッションドライバーを採用する「DHR/CHR12」はどちらも359x578x340mmのキャビネットサイズに2つの角度設定が可能なポールマウントソケット、吊り金具の取付ポイントやオプションのUブラケット取付ポイントを備えています。これらと回転可能な90°x60°の定指向性ホーンにより縦、横どちらでも多様な設置が可能です。
「DHR12」に搭載されるDSPベースの高効率なClass-Dアンプは1000Wのパワーと24bit/48kHzのA-Dサンプリングにより、パワフルでダイナミックなサウンドを「CHR12」よりわずか2キロの重量増となる17.1kgの重量で実現します。
「DHR15M」と「CHR15M」はフロアモニター設計で既存の「DHR/CHR12M」を拡充します。3インチボイスコイルの15インチウーファーに1.75インチコンプレッションドライバーを同軸に配置し、大型のホーンを備えているため、最良な指向制御と大型のステージでも対応可能なロングスロー性能を提供します。低域が拡張された再生周波数特性50Hz - 20kHzと高い音圧レベルによって、特にドラムやベースのモニターに最適です。
642x369x505mmのキャビネットサイズと水平65°、垂直75°のカバレージ角度にポールマウントソケットも備えていますのでフロアモニター以外にもスタンドに立てたSRシステムとしても使用可能です。
「DHR15M」に搭載されるDSPベースの高効率Class-Dアンプは1000WのパワーとFIRチューニングを「CHR15M」よりわずか2キロの重量増となる21.3kgの重量で実現します。
DHRシリーズの全てのモデルは、2つの入力チャンネルとオンボードミキサーを備えています。CHRシリーズは、ヤマハのPXシリーズと組み合わせると専用のスピーカー設定が利用できます。
DHRとCHRの全てのモデルは、このクラスでは他にない堅牢なポリウレア塗装仕上げのプレミアム合板製のキャビネットで、定評のあるヤマハの信頼性とデザイン、費用効果にも優れています。
ヤマハ株式会社 楽器・音響事業本部プロフェッショナルソリューション事業部 事業部長 Thomas Hemeryのコメント:
「DHR/CHRは、ライブ会場やパブ、クラブからスポーツ施設、事務や店舗、企業イベントまでのような幅広いSRアプリケーションに最適化、設計しています。
10インチと12インチ、15インチにモデルに12インチと15インチのフロアモニターモデル。全て実際の使用を想定した設計になっているためユーザーの皆様が様々な音響環境に最適なコスト効果に優れた選択が可能になっています。」