デジタルミキシングコンソール「DM7シリーズ」の可能性を広げるDante対応のオーディオインターフェースカード「PY64-D」

2024年11月12日

ヤマハ株式会社は、デジタルミキシングコンソール「DM7シリーズ」用のDante対応オーディオインターフェースカード「PY64-D」を発表しました。「DM7シリーズ」と「PY64-D」を組み合わせることによりライブサウンドシステムやインスタレーションサウンドシステムをより柔軟に構築できるようになります。

オーディオインターフェースカード「PY64-D」は、サンプルレートコンバーター(SRC)機能を備え、異なるサンプリング周波数を使用する機器から構成される複雑なシステムでもシンプルな接続を可能にします。

また、「DM7シリーズ」の内蔵Dante端子と「PY64-D」のDante端子を異なるDanteネットワークに接続することにより、「DM7シリーズ」をブリッジとして使用することができます。「PY64-D」にはクロック同期のON/OFFモードがあり、コンソールから設定可能です。

オーディオインターフェースカード「PY64-D」は、最大64チャンネル(96kHz)の入出力に加え、Primary/Secondary端子を備え、リダンダント接続およびデイジーチェーン接続もサポートします。

ヤマハ株式会社プロフェッショナルソリューション事業部長のThomas Hemeryは、次のように述べています。「『PY64-D』により、『DM7シリーズ』をさらに幅広くご活用いただけるようになることをうれしく思います。」

オーディオインターフェースカード「PY64-D」をご使用になるには、デジタルミキシングコンソール「DM7」のファームウェアをV1.60にアップデートする必要があります。オーディオインターフェースカード「PY64-D」およびファームウェアV1.60は2024年12月中のご提供を予定しております。

Yamaha Audio Interface Card PY64-D

PY64-D

オーディオインターフェースカードPY64-Dは、オーディオネットワークソリューションDanteに対応し、最大64 チャンネル、 サンプリングレート96kHzでのデジタル入出力が可能です。サンプリングレートコンバーターを搭載し、サンプリングレートが異なる機器を接続することができます。