【導入事例】学校法人 鳥取学園 鳥取城北高等学校 ダンス部 様 / 鳥取
“足元で鳴る音”から“全身を包み込む音”へ。
音が変われば、練習が変わる。モチベーションが続く。
- ◎音を全身で感じることができ、音楽への没入感や練習の質が向上
- ◎音が明瞭、かつ音質調整機能が充実。制約のある練習環境でも理想的な音環境を実現
- ◎生徒達のモチベーション維持や、安全性向上に貢献
ヤマハ製品導入の背景、検討の背景
耳に届かない音、失われる没入感
聴く人の耳の高さに合わせてスピーカーの角度や高さを調整することで、音は聞き取りやすくなります。しかし、以前使用していたスピーカーにはそのような調整機能がなく、床に置いて、そのまま拡声するだけでした。そのため、「音を感じるのは上半身より下で、耳から遠く、音楽に没入しにくい」という声があがっていました。
振り付けで意識すべき音が捉えづらい
以前使用していたスピーカーは、低域から高域まで、すべての音が“かたまり”のように再生される感覚がありました。そのため、メロディー、歌詞、リズム等、音楽の各パートの聞き分けが難しく、振り付けで意識すべき音が捉えづらくなっていました。その結果、メンバーの動きが合わせにくくなり、練習の質に悪影響が出ていました。
「あと少し」に届かない、音量・音質調整の壁
近隣の部活動等への配慮から、音楽の再生音量には制約があります。以前使用していたスピーカーは音量も音質も10段階でしか調整できず、「6と7の中間」といった微調整ができませんでした。そのため「音楽に没入できない」という不満があっても、抑えた音量、妥協した音質で練習せざるを得ず、不完全燃焼感が募っていました。
ヤマハ製品をお選びいただいた理由、選定ポイント
ダンス部員談
頭の先から足元まで、全身で音を感じられる
「STAGEPAS 1K mkII」は、重低音域を出すサブウーファーと中高音域を出すスピーカーに分かれており、サブウーファーは、角度や高さを調整しなくても全身に迫力ある重低音を届けてくれます。また、スピーカーは縦長の形状で高さを3段階に調整できるため、頭の先から足元まで全身で音を感じながら練習できるようになりました。
*スピーカー使用時は台車から下ろしてご使用ください
振り付けで意識すべき音を共有しやすい
「STAGEPAS 1K mkII」は、サブウーファーとスピーカーが分かれているため、各帯域の音の分離を把握しやすく、振り付けで意識すべき音を捉えやすいです。またSTAGEPASシリーズは、簡単なノブ操作で必要な帯域の音を強調できます。この機能を使って振り付けで重要な音を際立たせることで、メンバーの動きが合わせやすくなりました。
練習環境の制約の中、最大限まで音にこだわれる
STAGEPASシリーズは音が明瞭で、必要以上に音量を上げる必要がないうえ、音量・音質ともに細かな調整ができるため、近隣の部活動等に配慮しつつ、最大限まで音にこだわれます。体育館等で練習する際は音量を上げますが、音質は変わらず明瞭で、空間の広さに関わらず音に包み込まれるような感覚で練習できます。
導入後の効果・成果
鳥取城北高等学校 ダンス部顧問 石川さやか先生談
覆された、音量を上げると音質も悪くなるという先入観
最初に感じたのは、練習スタジオの外から壁越しに聞こえる音質の差です。以前使用していたスピーカーは音がこもっており、音量を上げると音質も悪くなりました。一方、STAGEPASシリーズは壁越しでも音は明瞭で、しかも音楽に没入するに十分な音量だと感じました。スピーカーだけでここまで変わるのかと驚いたものです。
2チームが同時に練習しても、失われない没入感
当部は基本的に、2チームに分かれて練習をしています。両チームが同じ練習スタジオ内で、「STAGEPAS 1K mkII」と「STAGEPAS 200BTR」を使って練習していますが、音が明瞭なため、生徒達は各自が意識すべき音に集中でき、互いの音が気になることもないようです。むしろ、これまで以上に没入感や緊張感を維持できていると感じます。
よい時も、そうでない時も。モチベーション維持への貢献に期待大
生徒達は、練習前のウォーミングアップさえもSTAGEPASシリーズの音で行いたいようで、率先して準備をしています。大会がしばらくない期間や、大会で不本意な結果に終わった時など、生徒達のモチベーション維持が難しい時期もありますが、STAGEPASシリーズは、そうした課題解消にも貢献してくれると期待しています。
専用キャリングケースで事故のリスク低減。格段に上がった安心感
以前使用していたスピーカーには専用のキャリングケース等がなく、生徒達が持ち運びの際に落としたりして事故につながらないかという不安感がありました。一方、「STAGEPAS 1K mkII」は専用のキャリングケースが付属していて、持ち運び面にも配慮があります。何気ないことのようですが、日々の安心感は格段に上がりました。
鳥取学園 鳥取城北高等学校 ダンス部について
鳥取城北高等学校 ダンス部は、2020年の創部以来、ダンス技術の向上はもちろん、「応援される人・チーム」を目指し、挨拶や礼儀など、社会に出ても恥ずかしくない人間力の育成を重視しています。「全国大会優勝」を目標に、ダンス指導から作品制作まですべて生徒主体で行い、互いに切磋琢磨しながら活発な活動を展開。「全国高等学校ダンスドリル選手権大会 2024」のHIPHOP男女混成部門Small編成では、創部わずか5年目にして悲願の全国大会初優勝という快挙を達成するなど、目覚ましい活躍を見せています。
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