DM7/DM5シリーズのデジタルミキシング・エコシステムがサードパーティ機器との連携をさらに拡大
ヤマハ株式会社(以下「ヤマハ」) は、DM7シリーズおよびDM5シリーズ デジタルミキサー向け新ファームウェア V2.0の一環として、Audio-Technica、DirectOut、STAGETECとの新たな協業により、サードパーティ機器との連携エコシステムを拡充します。
今回のアップデートでは、さまざまなプロフェッショナル向け音響機器への対応を追加し、DM7シリーズおよびDM5シリーズのコンソールから直接コントロールおよび遠隔での監視が可能になります。これにより、サウンドエンジニアはシステム全体をより統合的に管理でき、セットアップや運用ワークフローをさらに迅速かつ効率的に行えるようになります。
今回新たに対応したAudio-TechnicaのATW-DR3240DANは、D50デジタルワイヤレスシステム向けの4チャンネル Dante対応レシーバーです。高い信頼性を備えたワイヤレス運用と柔軟なネットワークオーディオ統合を実現し、ヤマハコンソールとの連携対象として新たなプロフェッショナルワイヤレスプラットフォームが加わりました。
また、DirectOutのDANTE.IOおよびDANTE.IO DNAにも対応しました。これらはDirectOutのPRODIGYおよびMAVENプラットフォーム向けに設計されたDanteオーディオネットワークインターフェースであり、複雑な音響制作環境においてネットワークオーディオストリームの柔軟な統合を可能にします。
さらに、STAGETEC製品では、Dante オーディオネットワークとNEXUSオーディオネットワークをシームレスに接続するXDIPネットワークカード、および放送、レコーディング、ライブプロダクション用途向けに設計された多機能オーディオインターフェース NEXUS Compact に新たに対応しました。
Audio-Technica Product Strategy Division General Managerの大友裕己氏のコメント
「Dante対応D50レシーバーは、柔軟なオーディオルーティングとコンパクトな筐体設計を兼ね備え、8系統のDante出力によって幅広いプロフェッショナル用途に対応します。今回の連携により、DM7環境においてオーディオ監視とRF監視をより密接に統合できるようになり、セットアップから本番運用までの操作を簡素化し、作業効率の向上に貢献します。ヤマハとのパートナーシップと、オーディオプロフェッショナルのためにシームレスなワークフローを実現するという共通の取り組みに感謝しています。」
DirectOut CTOのClaudio Becker-Foss氏のコメント
「PRODIGYシリーズとヤマハDM7との連携により、長年にわたりお客様から寄せられていた要望に応えることができました。私たちの『Audio Solution Model』の理念において、サードパーティ製品との統合はソリューション戦略の重要な要素です。このたびヤマハという業界を代表するメーカーを拡大するコントロールエコシステムに迎えられることを大変嬉しく思います。ヤマハとDirectOutは、使いやすさ、直感的なワークフロー、そして優れた音質という共通の価値観を持っています。そのため、DM7の操作画面からDirectOutのマイクプリアンプを直接制御できることは、ごく自然な進化と言えるでしょう。」
STAGETEC CEOのWolfgang Saltzbrenner氏のコメント
「エンジニアが直面する業務は、ますます複雑化しています。STAGETECの目標は、それに対応する最高音質のソリューションを提供することにとどまらず、エンジニアが制作上の目標達成に集中できるよう、直感的なワークフローで支援することにあります。この目標を実現するためには、同じビジョンを共有できるヤマハのような企業と密接に連携していくことが重要なのです。」
ヤマハ株式会社 プロフェッショナルソリューション事業部 事業部長 田中需のコメント
「ヤマハは、お客様が日常的に使用するさまざまな機器とシームレスに連携できるエコシステムの構築に取り組んでいます。今回の新たな協業により、DM7シリーズおよびDM5シリーズを中心としたシステムの柔軟性がさらに向上し、より多くの機器をコンソールから直接監視・制御できるようになります。ライブサウンド、放送設備、固定設備などで活用される多様な技術を統合することで、ユーザーはシステム管理をより効率化し、オーディオインフラ全体にわたってシームレスなワークフローを実現できます。」