DSP-AX10 DSP AVアンプ 生産完了品

ここまでの高音質、高機能。この一台に最新テクノロジーを結集

32bit新開発MEGADSPエンジンの搭載でワンチップによる高精度な処理を実現。「サイレントシアター」、「バーチャルシネマDSP」などかつての5chクラスAVアンプでは考えられなかった高度で多彩な機能を新デザインのフォルムの中に搭載しています。音場プログラム数も実に21と現在最新のプログラムを余すところなく採用。もちろん、細部にまで高音質のためのパーツを投入、きわめてハイレベルな高音質のもと、デジタルシアターサウンドの迫力と臨場感を申し分のないリアリティをもって堪能できる一台に仕上がりました。

32bitフローティング演算仕様の新開発MEGADSPエンジン搭載

新開発の超高性能&高機能なヤマハオリジナルのLSI、32bitMEGADSPエンジン=YSS‐928を搭載。これまで外付けされていたマトリックスデコーダーやデジタルインターフェイスレシーバーなどを統合、4音場シネマDSP再生をサポートする高度なシネマDSPとDTS/ドルビーデジタルの高音質でのデコード、さらにはヘッドフォンで楽しむサラウンドをはじめ多彩なバーチャル処理までをひとつのチップで行います。このことで、ハイレベルな分解能による高精度なデコーディングを図るとともに、プロセッシング部のいっそうのコンパクト化を達成。さまざまな機能の充実とより高品位な音場再生を実現しています。

DigitalMaximumConceptに基づく先進かつ高品位なデバイス、パーツを投入

D/Aコンバーターには、DVDオーディオなどの膨大な情報量にも応える96kHz/24bit対応のデルタシグマ方式を採用。また、ボリュームにも0~-99dBまで0.5dBステップでの高精度な調整が行えるクリスタルセミコンダクタ社製のデジタルコントロールボリュームを贅沢に搭載しました。ここに貫かれているのはDigitalMaximumConceptの思想。これからの新デジタルメディア時代にこそ、その真価を発揮する高音質が確保されています。

プロセッサーダイレクトスイッチで、デジタルコントロールボリュームをパワーアンプに直結

プロセッサーボードの信号を、トーンコントロール回路などを経由することなくパワーアンプへと直結。音質劣化をなくすことで、最先端デジタルソースの高音質を最大限に引き出します。

ヘッドフォンでシネマDSPの臨場感を楽しむ「サイレントシアター」

自然で立体感あふれる音場効果を持ったヘッドフォンシネマDSPアルゴリズムを開発。シネマDSPのマルチチャンネル音声をまるでスピーカーがセットされているかのような迫力のまま全ての音場プログラム(6.1/ES除く)をヘッドフォンで楽しめるようになりました。特にヤマハでは、この「サイレントシアター」に贅沢な7chシネマDSP音場を活用。仮想的に7本のスピーカーをまず創り出し、そこに音場処理を行っているのです。ここまで高度なDSP処理を行っているのは、もちろんヤマハだけ。ヘッドフォンでの視聴に、あえて“シアター”という名前を付けたのもおわかりいただけるでしょう。

リアスピーカーなしでもサラウンド再生を体験できる「バーチャルシネマDSP」搭載

リアスピーカーを設置しない状態でもシネマDSPの優れた音場効果を楽しめる「バーチャルシネマDSP」。独自の技術によって仮想的なスピーカーを生成、きわめて自然な表現力をもったサラウンド再生を実現しています。そのため、長時間の視聴に際しても違和感なく疲れずにお楽しみいただけます。また、センタースピーカーやフロントエフェクトスピーカーを使用する状態、さらにはL/Rの2スピーカーのみという最小のセッティングでもその真価を発揮。幅広い設置条件をカバーできる優れた機能です。

次世代メディアも余裕の再生。高音質のハイパワーアンプを搭載

メイン、センター用に実用最大出力で150W×3、そしてリアにも150W×2の計5chハイパワー・ハイクオリティアンプを搭載しています。さらに各部への高音質パーツの採用やチャンネル間のセパレーション特性の磨き上げなど細部までのこだわりを徹底。あらゆるメディアを余裕をもって再生する実力を備えています。

フロントエフェクト信号を左右のメインchにミックスする「フロントミックス」回路搭載

フロント空間の奥行きや高さまでを十分に表現する役目を果たしているフロントエフェクトch。この効果を、フロントエフェクトスピーカーを用いないAX10、AX8などの5ch再生モデルのAVアンプでも実感していただける機能です。7chDSP処理によって創り出されたフロントエフェクトL、R信号がアンプ内部でメインのL、Rにミックスされます。

最新の映画サウンドフォーマットに対応

最新映画で使用されたリアセンターchが用意されたデジタルサラウンドフォーマット対応のプログラムを搭載しています。AX10では、リアセンター出力端子に、お手持ちのリアセンター用パワーアンプ、もしくはプリメインアンプを接続して楽しむことが可能です。また、そのままでリアセンター効果が得られるリアセンター・ファントムモードも用意されています。

DVD‐AUDIOなど次世代メディアのマルチチャンネルに対応した5.1ch外部入力端子装備

メインスピーカー用に、お気に入りのパワーアンプを追加して楽しむことも可能

プリアウト端子からお気に入りのパワーアンプに接続することが可能です。

最新シネマDSP音場プログラムをはじめ計21プログラム搭載

話題のSFXムービーなどを迫力満点の臨場感のもとで満喫できる「Sci‐Fi」をはじめ、実に21プログラムものシネマDSP、HiFiDSPプログラムを搭載。特にシネマ系プログラムについては、AX1にも迫る8プログラム28バリエーションを搭載しています。もちろん、リアセンター音声が活かされる“DolbyDigital/Matrix6.1”“DTS/ES”など最新プログラムも採用。前後の奥行き感や移動感がより楽しめる新たな世界が生み出されました。また、音楽CDなどの2チャンネルソース再生時に自然な響きと臨場感を楽しめるHiFiDSPプログラムも充実しています。

計10系統(AV6、オーディオ4)の豊富な入力端子。FM/AMチューナーも内蔵

光×5(前面光入力端子1含む)、同軸×2のデジタル入力及び、AC-3 RF入力×1。また、光×2のデジタルRECOUT端子を装備しています。

ダビング中に他のソースを再生できる「レックアウトセレクター」装備

多機能なダイレクトアクセスリモコン装備

使いやすさを最優先させた、低消費電力タイプのリモコンを装備しました。主要メーカーの各種リモコンコードをあらかじめ内蔵している他、豊富な記憶容量を誇るラーニング機能など、きわめて多機能。画面を見ながら各chのレベル設定などができるオンスクリーン機能と併用することで自分だけのカスタマイズも容易に行うことができます。