DSP-Z11 AVアンプ 生産完了品

音質最優先の回路構成を採用し、フロントバイアンプ駆動にも対応する「電流帰還型11chパワーアンプ」

11.2chを駆使した「シネマDSP HD³」の3次元サラウンド再生を実現するため、7ch + フロントプレゼンス(2ch)+リアプレゼンス(2ch)をすべて独立式とした合計11ch分の電流帰還型パワーアンプを内蔵。カタログスペックよりも聴感上の音質を優先させたピュアオーディオ仕様の電流帰還型回路を全チャンネルに採用し、より豊かな音の表現力や伸びやかな空間再現、そして圧倒的な力感をあらゆるソースで実現します。また、フロントスピーカーの高音側と低音側を内蔵パワーアンプの独立したチャンネルで駆動することで、さらなる高音質再生が期待できる「フロントバイアンプ駆動」にも対応しています。

至高の11.2ch再生を支える「H型リジッドフレーム」構造の左右対称シャーシと新概念の電源レイアウト

厚さ1.6mmの鋼板を使用したサブシャーシとH型メインフレーム、外縁部のアウターフレームを強固に結合させた新開発の「H型リジッドフレーム」構造を採用し、音質劣化の原因となる微細な機械的共振や変形を徹底排除。超大型電源トランスを中心に、その両側にパワーアンプ用ラジエーターを左右対称に配置したシンメトリーなデザインとすることで、左右チャンネルのセパレーションと音質の均一性を最大限に高め、重量配分や熱配分も均等化させています。 また電源部は、電源トランスを挟んだ右側にオーディオ系電源回路、左側にデジタルおよび映像系電源回路を配置し、音質劣化の原因となるアナログ~デジタル間の相互干渉を排除。またパワーアンプ部と並んで消費電流が大きいデジタルセクションも電源トランスの至近距離に配置することで、音質劣化の原因となる大電流ループを大幅に軽減させています。

信号品位を守り抜く「3Dサーキットストラクチュア」の高音質プリアンプ部と高精度DAC部

11chにおよぶ大規模オーディオセクションの伝送経路を最短化し、ノイズなどの外乱の影響を防ぐため、4層基板や、ケーブルを介さないボード・トゥ・ボード構造などの高密度化・高音質化技術を駆使した「3Dサーキットストラクチュア」を採用。全チャンネルに採用されたDSDダイレクト入力対応の高精度D/Aコンバーターをアナログ入力回路と同一基板上に装着し、基準グラウンド電位を完全に統一させたD.O.P.G.(DAC on Pure Ground)コンセプトにより、微小信号の再生品位も飛躍的に高めています。さらに、定評あるロージッターPLL回路を新たにVCXO制御とすることで入力信号に含まれるジッターをほぼ完全に分離し、HDMI入力に対してもジッター軽減を行うことで、入力ソース本来のクォリティを忠実に再現します。

アナログからHDオーディオまで、あらゆる音声フォーマットに対応したピュアダイレクトモード

ピュアオーディオソースのアナログ信号や光/同軸デジタル信号はもちろん、HDMI端子からのビットストリームやロスレス信号など、映像系ソースを含めたあらゆる音声フォーマットに音質最優先で対応するピュアダイレクトモードを搭載しました。入力信号の種類に応じた最適な信号経路や動作状態を自動的に選択するほか、映像回路のON/OFFはセットメニューにより任意でも選択可能。最善のクォリティを追求しながら、高い実用性も確保しています。

HDオーディオの高密度音声に対応し、「高さ」を含むすべての反射音情報を正確に再現する「シネマDSP HD³」

ホームシアター再生のリアリティに新たな地平を切り拓いた「HDシネマDSP」をベースに、新たに初期反射音の「高さ」情報を再現可能としたシネマDSPの新しい最高峰、「シネマDSP HD³」(シネマディーエスピー エイチディーキュービック)を搭載。ヤマハとTI(テキサス・インスツルメンツ)社が共同開発した新世代シネマDSP LSI「DA70Y」3基と、300MHz DSP「DA790」の合計4基の大規模DSPを投入した「QUAD DSPエンジン」による超高速信号処理で、3次元高密度音場の膨大な空間情報を初めてホームシアターで再現することが可能となりました。新たに設置する前後4台のプレゼンススピーカーと、従来のメインスピーカーおよびサラウンドスピーカーとの組み合わせによって、かつて体験したことのない3次元スケールの圧倒的な音場リアリズムを満喫していただけます。

最新のフルHDディスプレイやHDオーディオの可能性を最大限に引き出すHDMI(ver.1.3a)対応

フルHDディスプレイの解像度を活かす1080p映像信号のリピート入出力、マルチチャンネル・リニアPCMやドルビーTrueHD、DTS‐HD master Audioなどの最新HDオーディオフォーマット&デコードに幅広く対応するHDMI入出力端子(入力5系統、出力2系統)を装備。HDTVの倍速駆動や映画フィルム同様の秒速24コマに合わせたリフレッシュレート(100Hz/120Hz/24Hz)や、新世代の画質向上技術である「ディープカラー」、「x.v.Color*」に対応するほか、映像と音声の時間的なズレ感を自動的に補正するオートリップシンクも装備しています。計5系統のHDMI入力端子のうち1系統はフロントパネルに装備され(AVアンプとして業界初)、HDMI出力を持つゲーム機やデジタルビデオカメラなどのポータブル機器も手軽に接続可能。さらにHDMI出力端子も2系統装備しているため、2組のディスプレイ機器、たとえばTVディスプレイやプロジェクターなどを同時に接続して使い分けることができます。

*x.v.Colorはソニー株式会社の登録商標です。

厳選された高性能映像デバイスの投入により、デジタルおよびアナログの全映像ソースを高品位に再現

アナログデバイセズ社製のNSV(Noise Shaped Video)対応高性能12bitビデオデコーダーを採用し、高特性・低ノイズを実現。新たに1080p信号のコンポーネント入力に対応したほか、3次元Y/C分離やフレームTBCなども採用し、現在考えうる最高レベルの映像処理を可能にしています。さらに動き適応処理・3-2/2-2プルダウン検出・ジャギー低減斜め補完制御に対応した高性能I/Pコンバーター、アンカーベイ・テクノロジー社製の高性能ビデオスケーラーの採用など、新世代のフラッグシップモデルにふさわしい信号品位と安定性を追求しています。

マルチポイント計測やスピーカー角度計測、定在波制御など、さらに高精度に進化を遂げた「YPAO」

複数箇所での計測結果から最適なセッティングを総合的に判断する「マルチポイント計測」、三点計測を可能にする新型マイクスタンドを使用して計測した各スピーカーの位置関係(スピーカー間の開き角度)を反映させることでシネマDSPの音場再現能力をさらに向上させる「スピーカー角度計測」、家庭内での再生において音質劣化の大きな原因となる定在波を専用イコライザーによって低減させる「定在波制御」などを新たに採用し、ヤマハ独自の視聴環境最適化システム「YPAO」の調整精度を飛躍的に進化させました。さらに、測定用マイクを専用端子に接続するだけでYPAOの調整モードが自動的にスタンバイし、より手軽に測定が行えるショートカット機能も装備しています。

実使用状態での臨場感と音質を改善する「A-DRC」「A-DSP」技術の採用に加え、THX Ultra2 Plus準拠の新機能にもいち早く対応

再生音量に応じてダイナミックレンジを自動制御する「A-DRC」(Adaptive Dynamic Range Control)と、DSPレベルを自動制御する「A-DSP」(Adaptive DSP Level)、インテリジェントボリュームの調整状態や選択されたサラウンドプログラムと連動したふたつの最適化技術により、実使用状態での臨場感と音質を効果的に改善。YPAOの測定結果も加味してさまざまなパラメーターを複合的にコントロールし、大音量再生時から深夜などの小音量再生時まで、常に本機の能力を活かした理想的な臨場感がお楽しみいただけます。またTHX Ultra2 Plus準拠に伴って、THXの新ボリューム技術「THX Loudness Plus™」にも対応しています。

本機の高機能をユーザーレベルに応じてシンプルかつ有効に活用できる「インテリジェント・システムメモリー」

ユーザー自身の使用スタイルに応じて設定を自由にカスタマイズできる「インテリジェント・システムメモリー」を装備。入力ソースやサラウンドプログラムはもちろん、詳細な設定項目もすべてオーバーレイ方式の高品位GUI(日本語を含む6カ国語に対応)でオンスクリーン表示を見ながら確認、登録、リモコンのボタンひとつで呼び出せます。各メモリーボタンに入力ソースと最適なサラウンドプログラムの組み合わせを登録しておけば、ご家族の誰もが手軽に本格的なサラウンド再生をお楽しみいただけるほか、コンテンツの傾向や昼夜など視聴環境の変化に合わせてカスタマイズしたお好みのセッティングを呼び出すなどの高度な使い方もより快適に実現します。

「ネットワーク機能」「USB機能」「iPodドック端子」「ミュージックエンハンサー」の装備により、多彩なデジタル音楽ソースをいい音で便利に再生

お手持ちのパソコンに保存された音楽ファイルやインターネットラジオをホームネットワーク経由で再生できる「ネットワーク機能」、USB対応の携帯音楽プレーヤーやUSBメモリーに保存された音楽ファイルを手軽に聴ける「USB機能」を搭載。ネットワークおよびUSB領域では新たにMPEG-4 AAC音声にも対応しました。さらにiPod用ユニバーサルドック「YDS-12」(別売)を専用端子に接続すれば、お手持ちのiPodの再生に加えて、本機のオンスクリーン画面や付属リモコンを使ってのiPod操作や充電も可能。圧縮音楽をより楽しく、迫力満点に聴けるヤマハ独自の「ミュージックエンハンサー」は新たにマルチチャンネル信号にも対応し、ネットワークミュージックの楽しみ方をさらに大きく広げます。