RX-A770 AVレシーバー 生産完了品
一部MusicCast製品におけるradikoサービスの受信停止について
製品情報
AVENTAGE基準の制振技術(アンチレゾナンステクノロジー)を採用
アンチレゾナンステクノロジー(Anti Resonance Technology)思想に基づく〈5番目の脚〉や、独自の振動吸収構造を形にした新開発アンチレゾナンスレッグなどAVENTAGE基準の制振技術を採用し、よりタイトで解像度の高い低域再生を実現しました。外装にはヤマハ伝統のチタンカラーまたはブラックのヘアライン仕上げアルミフロントパネルを採用しました。
Dolby Atmos®&DTS:X™対応デコーダーを搭載
Dolby AtmosⓇ(ドルビーアトモス)とDTS:X™、ふたつの3次元サラウンドフォーマットに対応したサラウンドデコーダーを搭載しました。個々の音を、頭上を含めた室内のあらゆる位置に定位または移動させ、3次元的な音響空間を簡単に創り上げることのできるこの技術への対応により、最新映画で話題のリアルな包囲感や移動感を家庭のシアタールームで楽しめます。5.1.2chスピーカー構成に対応し、プレゼンススピーカーはフロントスピーカー上方壁に設置する「フロントハイト」、天井に設置する「オーバーヘッド」、「ドルビーイネーブルドスピーカー」の3パターンから選択できます。またDTS:X™再生時には「DTSダイアログコントロール*」でセリフ音量の単独調整も可能です。
*本機能はDTSダイアログコントロール対応のDTS:X™コンテンツ再生時に限り有効です。
HDR(HDR10、Dolby Vision™、Hybrid Log-Gamma)伝送、BT.2020伝送、HDCP2.2、 4K/60pパススルー&4Kアップスケーリングに対応したHDMI端子
最新の著作権保護技術HDCP2.2*¹、Ultra HD Blu-ray規格に規定されたHDR映像伝送やBT.2020規格、4K/60p 4:4:4 映像信号のパススルー/4Kアップスケーリングに対応した6入力/1出力のHDMI端子を装備しました。さらに、幅広いダイナミックレンジにより、華やかな色彩や豊かなディテールを再現する「Dolby Vision™(ドルビービジョン)*²」や、放送局が推奨するHDR方式「Hybrid Log-Gamma(ハイブリッドログガンマ)*²」の伝送にも対応します。また、テレビと本機とを1本のHDMIケーブルで接続し、テレビ側の音声を本機経由で再生できるオーディオリターンチャンネル(ARC)、他社製テレビ/レコーダーとのリンク機能を利用することで、設置や操作がより簡単に行えます。
*¹ 3入力/1出力がHDCP2.2対応端子です。
*² ファームウェア更新により対応。
フルディスクリート構成7ch低歪パワーアンプ、4回路分離パワーサプライなどを採用
回路構成の改良でさらなる低歪化を実現した定格出力130W/chのフルディスクリート構成7ch低歪パワーアンプ、パワーアンプの改良に合わせて開発した電源用ブロックケミコン、オーディオ入力部とD/Aコンバーター部の電位差を解消して微小信号の再生品位を高めるD.O.P.G.(DAC on Pure Ground)コンセプト、バーブラウン384kHz/32bit* D/Aコンバーターなどにより、オーディオアンプとしての優れた資質を追求。外部デジタル入力に含まれるジッター成分を軽減して入力信号の精度を高めるロージッターPLL回路も搭載しています。いっぽうパワーサプライ(電源部)はデジタル系/映像系/表示系をアナログオーディオ系から独立させた4回路分離型とし、電源部を巡るノイズを抑えたクリアな音質と、安定した電源供給に支えられた音の瞬発力を獲得しました。
* 再生可能なファイルフォーマットは最大192kHz/24bitです(DSD除く)。
ローム社と共同開発した高精度ボリューム素子、ルビコン社と共同開発したPMLコンデンサーなどのヤマハオリジナルパーツを投入
ローム社と共同開発したヤマハオリジナルの高精度ボリューム素子の投入により、全帯域にわたる高い解像度を実現しました。さらに、ルビコン社と共同開発したヤマハオリジナルのPMLコンデンサーが電源系からのノイズ除去に高い効果を発揮し、Blu-ray DiscのHDオーディオコンテンツやハイレゾ音源の魅力を活かす明瞭で自然な音の表現力を追求しています。
フロントプレゼンス/サラウンドバックスピーカーを自動選択する独自のデュアル7.1chシステムを装備
フロントプレゼンススピーカーを使用したシネマDSP〈3Dモード〉の7.1ch再生と、サラウンドバックスピーカーを使用した7.1ch再生とをフロントプレゼンス/サラウンドバックスピーカーの自動切り替えによって完全再生する、独自のデュアル7.1chシステムを装備しました。さらに、実際のスピーカーが接続されない場合に仮想のプレゼンススピーカーをリスニング空間へ生成する「バーチャル・プレゼンススピーカー」機能と、同じく仮想のサラウンドバックスピーカーを生成する「バーチャル・サラウンドバックスピーカー」機能も装備し、通常の5.1chスピーカー構成でも最大9.1ch相当のシネマDSP〈3Dモード〉再生が可能です。シネマDSPの信号処理には、ハイクラスAVレシーバー「AVENTAGE」の上位機種と共通のヤマハオリジナル高性能DSPデバイス を採用しました。なお本機には、ゾーン2出力のオン/オフと連動してフロントプレゼンススピーカーとゾーン2スピーカーとを切り替えるスピーカーアサイン機能も装備し、内蔵の7chパワーアンプをより有効に活用できます。
サラウンドスピーカーをフロントに設置しても高い臨場感を実現するバーチャルサラウンド技術「Virtual CINEMA FRONT」を搭載
サラウンド(リア)スピーカーをメイン(フロント)スピーカーと並べて設置した状態で5.1chサラウンド再生が楽しめるバーチャルサラウンド技術「Virtual CINEMA FRONT」(バーチャルシネマフロント)を採用。視聴ポイントの後方にスピーカーを設置できない環境でも、従来のVirtual CINEMA DSP(サラウンドスピーカーを使用しないバーチャルサラウンド再生)を上回る、臨場感豊かなサラウンド再生をより省スペースで実現します。
初期反射音を積極的に制御する「YPAO‐R.S.C」を搭載
室内の初期反射音を積極的に制御して左右スピーカーの設置環境の違いによる音質・音場の偏りなども補正する「YPAO-R.S.C.」(Reflected Sound Control)、その計測結果に基づいて設定音量に応じた均一なサウンドバランスを保つ「YPAO Volume」の2つの機能を、視聴環境最適化システム「YPAO」で実現しました。さらに、内蔵のパラメトリックEQには3次元サラウンド再生に特に有効なサブウーファー調整も装備し、Dolby Atmos®&DTS:X™の立体的な臨場感やハイレゾオーディオの高音質など、あらゆるプログラムソース本来の魅力を最大限に引き出すことができます。
DSD 5.6MHz、AIFF/WAV/FLAC 192kHz/24bit、Apple Lossless 96kHz/24bit再生をサポート
ジッターノイズの発生を大幅に低減して、ハイレゾ音源特有のデリケートな音の違いも忠実に描き分けるヤマハオリジナル・ネットワークモジュールを搭載したネットワークオーディオ部は、DSD 5.6MHz再生、AIFF/WAV/FLAC 192kHz/24bit再生、Apple Lossless 96kHz/24bit再生をサポートします。ネットワーク上の音楽コンテンツを再生する際に気になる曲間の音の途切れを解消するギャップレス再生にも対応しています(DSDを除く)。
家庭内ネットワークへ無線LAN経由で接続できるWi-Fi内蔵
家庭内ネットワークへ無線LAN経由で接続できるWi-Fi機能を内蔵し、ハイレゾ音源を含むネットワーク上の音楽コンテンツやインターネットラジオの再生、「AV CONTROLLER」アプリでのワイヤレス操作を実現しました。さらに、端末内の音楽コンテンツのワイヤレス再生や、「AV CONTROLLER」での操作などが無線LAN環境のない場所で手軽に行える「Wireless Direct」も内蔵しています。
※無線LANと有線LANとの同時接続はできません。Wi-Fiまたは有線LAN接続とWireless Direct接続との同時使用はできません。無線LANで接続できる距離は環境に依存します。
※インターネットラジオサービスは事前の通知なく変更または中止される場合があります。
操作アプリ「AV CONTROLLER」に加え、聴く楽しさを家中に広げる「MusicCast®」や、CD音質の音楽ストリーミングサービス「Deezer HiFi」にも対応
本機の基本操作や詳細設定がより快適に行えるヤマハAVレシーバー用操作アプリ「AV CONTROLLER」対応をはじめ、家庭内に設置した複数のMusicCast対応音響機器(本機含む)の操作や機器間での音楽コンテンツの配信・共有・リンク再生などがひとつの専用アプリ*¹で行えるヤマハ独自の「MusicCast®(ミュージックキャスト)」、話題の音楽ストリーミングサービス「Spotify」をより快適に楽しめる「Spotify Connect(スポティファイコネクト)*²」、44.1kHz/16bit FLACフォーマットによるCD音質を提供する音楽ストリーミングサービス「Deezer HiFi*³」、日本国内のラジオ放送をインターネット経由で聴けるIPサイマルラジオ配信サービス「radiko」とエリアフリー聴取が楽しめる「radikoプレミアム*⁴」にも対応します。
*¹ 専用アプリ「MusicCast CONTROLLER」(無料)により本機の基本操作およびMusicCast®によるネットワーク再生が可能です。
*² Spotify Connectの使用にはSpotifyアプリ(無料)のインストールが必要です。
*³ Deezer HiFi(有料、アカウント登録が必要)に対応。利用には「MusicCast CONTROLLER」アプリが必要です。
*⁴ radiko(無料のエリア内聴取)とradikoプレミアム(有料のエリアフリー聴取、プレミアム会員への登録が必要)に対応。利用には「MusicCast CONTROLLER」アプリが必要です。
※各サービスは事前の通知なく変更または中止される場合があります。
Bluetooth®オーディオ送受信機能、音楽を活き活きと蘇らせるミュージックエンハンサーを搭載
スマートフォンやタブレットなど、お手持ちのBluetoothⓇ対応機器の音声を本機でワイヤレス再生(受信)したり、本機の音声をBluetoothⓇ対応ヘッドホンやスピーカーなどで聴ける(送信*¹)AACフォーマット対応*²BluetoothⓇオーディオ送受信機能を搭載しました。さらに、高音域の情報量や低音域の明瞭度が失われがちなBluetoothⓇなどの圧縮音声をヤマハ独自の技術によって補正(下図参照)するミュージックエンハンサーを併用することで、平板な音になりがちな圧縮音声を活き活きと蘇らせます。
*¹ AirplayおよびDSD音声の送信、ならびに本機でBluetooth®受信した音声の再送信はできません。
*² AACフォーマットはBluetooth®受信時のみ対応しています。
キッチンや寝室など、別室に置いたスピーカーで音楽などを楽しめるゾーン2対応スピーカー端子
メインゾーンと同じ、または異なるコンテンツを別の部屋で再生するためのゾーン2対応スピーカー端子を装備しました。ゾーン2スピーカー端子に接続したスピーカーを、キッチンや寝室などに設置すれば、メインゾーンと同じ、または異なる音楽コンテンツを楽しむことが できます。例えばメインゾーンで音楽コンテンツを鑑賞している際に、寝室やキッチンに移動しても同じコンテンツを引き続き楽しみたい場合や、メインゾーンでテレビを視聴している際に、寝室やキッチンではラジオを聴くという楽しみ方も可能です。
ディスクリート構成7chパワーアンプ、Extra Bassなどにより高音質を追求
定格出力130W/chのディスクリート構成7chパワーアンプ、バーブラウン384kHz/32bit* D/Aコンバーターなどの高音質設計により、Blu-ray DiscのHDオーディオコンテンツやハイレゾ音源も忠実に再現。さらに、メイン(フロント)チャンネルにコンパクトスピーカーを使用する場合や、特にサブウーファーなしのシステム構成で有効なExtra Bass(エクストラベース)も搭載し、重低音の力感や躍動感をより手軽に味わえるようになりました。携帯端末内の音楽コンテンツや地デジ放送、ネットワーク対応テレビの動画コンテンツなどの圧縮音声をより魅力的に聴かせるミュージックエンハンサーも装備しています。
*再生可能なファイルフォーマットは最大192kHz/24bitです(DSD除く)。
SCENE、ECOモードなど高性能を快適に使いこなせる便利な機能群
よく使う映像ソースや音場プログラムの組み合わせを簡単に呼び出したりテレビ/レコーダーを連動して起動*し、新たにコンテンツ登録にも対応したSCENE機能を装備。多彩な機能をどなたにも快適に使いこなせます。実使用時の消費電力を約20%低減(当社実験値)して「ながら視聴」やBGMユースに効果を発揮する「ECO(エコ)モード」、さらにスタンバイスルー状態での待機時消費電力も最小限に抑え、気になる消費電力をトータルで低減しています。
*「SCENE」ボタンでの電源投入は、本機~対応テレビ間(レコーダー含む)をHDMI接続した場合に実現するものです。
AM難聴取・災害対策のためのFM補完放送を受信できるワイドFM/AMチューナー
都市部におけるAM放送の難聴取対策や災害対策などを目的に、旧アナログテレビ放送の放送帯域の一部(V-Low帯域)を利用して既存のAM放送をFM帯域で同時放送する「FM補完放送」が一部地域で開始されました。本機には、そのFM補完放送の放送帯域(90.1〜94.9MHz)を含む広範囲を受信できるワイドFM/AMチューナーを搭載。FM/AM合わせて40局のプリセット機能も装備し、ノイズや電波障害によりAM放送が受信しにくい地域でもAM局の放送番組をFM補完放送で快適に聴取できます*。
* FM補完放送は2014年末以降、日本国内各地のAM放送局の一部で運用が開始され、今後も順次拡大が見込まれています。運用開始時期や放送周波数、FM補完中継局の所在地などに関する詳細は各AM放送局にお問い合わせください。
その他の機能・特長
●お気に入りのインターネットラジオ局をストレスなく呼び出せるブックマーク&オートプレイ ●フロントプレゼンス/ゾーン2、およびフロントバイアンプ/サラウンドバック/ゾーン2からそれぞれ選択できるパワーアンプアサイン ●本機側で音量調節が可能なゾーン2プリアウト ●音質設定をゾーン2専用にカスタマイズできるゾーンExtra Bass&ボリュームEQ ●シネマDSPの効果やダイナミックレンジを音量調整に合わせて自動的に制御するアダプティブDSPレベル&アダプティブDRC技術 ●サラウンド再生がお手持ちのヘッドホンで楽しめるサイレントシネマ ●音声信号経路を最短化して入力ソースの音をありのままに再現するピュアダイレクトモード ●接続した機器や入力信号に応じて自動的に入力名を生成するオートリネーム機能 ●一定時間(20分、2/4/8/12時間に設定可能)使用しないと自動的に電源がオフになり、電源の切り忘れを防止するオートスタンバイ ●MMカートリッジ対応フォノ入力 ●フォントに加えてアイコンもHD化して視認性を高めたGUI画面の多言語対応OSD(オンスクリーン・ディスプレイ)●WPS(プッシュボタン/PINコード)またはiOS設定共有により無線LANを簡単設定
関連情報
製品の色は実際の色と若干異なる場合があります。