YSP-3000 デジタル・サウンド・プロジェクター 生産完了品

音のビーム化と反射を利用した独自技術により、リアル5.1chサラウンド再生を1台で実現

フロントグリル内に並ぶ合計21個の小型スピーカーを使って5チャンネルの音声をビーム化し、室内に放射する独自の「デジタル・サウンド・プロジェクター・テクノロジー」を採用。ビーム化した音声のうち、センターチャンネルの音声はリスナーに直接届くためセリフやヴォーカルはくっきりと、それ以外のチャンネルの音声はいったん壁に反射した後にリスナーの耳に届き、効果音や伴奏音楽などをリアルなサラウンド感とともに楽しむことができます。さらに、リアスピーカーの設置および配線をしなくてもすむため、インテリアの雰囲気を損なわないセッティングを実現できます。

新型スピーカーユニットや電源部強化による高音質設計

磁気回路を強化した高性能スピーカーユニットをビームスピーカーおよびウーファーのすべてに採用し、再生音の表現力と明瞭度をさらに向上。電源部強化により、迫力ある低音再生能力も獲得しています。

音と映像の高品位伝送をケーブル1本で実現するHDMI入出力端子

HDMI端子を備えたレコーダーやテレビなどと接続し、音と映像の高品位伝送をケーブル1本で実現するHDMI入出力端子(入力2系統、出力1系統)を装備。1080pまでのリピート出力にも対応しています。

テレビ側のリモコンで本機とテレビを連携動作

他社製テレビやレコーダーとHDMIケーブルで接続することにより、本機の主要操作がテレビ側のリモコンを使って行える機能を装備。テレビと本機の電源ON/OFFが連動するほか、音量調整や消音、音声出力の切り換えもテレビ側のリモコンで行えるため、本機をテレビの一部のような操作性でお使いいただけます*。

*YSPからテレビ音声を出力するには、HDMIケーブルのほか、光デジタルケーブルでの接続が必要です。

部屋に合わせた理想の視聴環境がフルオートで得られる「インテリビーム」

ヤマハ独自の音響測定・最適化技術、「インテリビーム」を搭載。付属の測定用マイクを本体に取り付けて、リモコンの自動調整キーを押すだけで、部屋の音響特性を測定し、音響処理やビーム特性を自動的に最適化。約3分という短い測定~調整時間で、理想の視聴環境がフルオートで得られます。

棚置きにも壁掛けにも対応、ブラックとシルバーが選べるスタイリッシュなデザイン

32型以上の薄型テレビとの組み合わせにベストマッチする横幅80cmのスタイリッシュなデザインを採用。大容量ウーファーキャビネットを備えた高さ15.5cm、奥行15.2cmの安定したフォルムによりAVラックなどに安定して設置できるほか、別売の壁掛け金具「SPM-K30」による壁掛け設置にも対応します。

鑑賞するソフトや使い方に合わせて選べる多彩なビームモード

5.1chサラウンドが忠実に再現できる「5ビーム」、リスニングエリアが広く多人数での映画鑑賞に適した「3ビーム」、ミュージックDVD音楽の鑑賞や本体をコーナー設置した場合に有効な「ステレオ+3ビーム」、周囲の騒音が気になる環境でニュースなどの音声を聞き取りやすくする「マイビーム」、視聴環境を選ぶことなく広がりのある音場を再現する「マイサラウンド」、高音質で音楽が楽しめる「ステレオ」、部屋全体から音楽が聞こえる、ホームパーティーなどに最適な「5chステレオ」と、使い方に合わせた多彩なビームモードを選択可能。さらに、夜間も安心してホームシアターが楽しめる「ナイトリスニングモード」、テレビ視聴時にCMなどで急に音量が大きくなるのを防ぐ「テレビ音量一定モード」も装備しました。

※「ステレオ」はビーム再生ではありません。

AACをはじめ多彩な音声フォーマットに対応

ブルーレイディスク、DVDビデオソフトに標準採用される「ドルビーデジタル」「DTS」、地上/BSデジタル放送に採用される「AAC」、ビデオテープやテレビ放送、音楽CDなどの2chステレオソースを5.1ch化して再生できる「ドルビープロロジックII」「DTS Neo:6」など多彩な音声フォーマットに対応。映画や音楽、テレビのスポーツ中継からゲームまで、さまざまなジャンルのエンターテインメントを5.1chの臨場感で楽しめます。

ソースに合わせて最適な臨場感が選べる〈シネマDSP〉サラウンドプログラムを搭載

ヤマハ独創の〈シネマDSP〉は、あらゆる音声フォーマットに圧倒的な臨場感をプラスする音場創成技術。サラウンドプログラムの“映画”“音楽”“スポーツ”からリモコンで選ぶだけで、ソースに合わせて最適な臨場感が呼び出せます。まるでその場所にいるような驚きと感動を、リビングにいながら体験できる高度な機能です。

携帯音楽プレーヤーもいい音で楽しめる「ミュージックエンハンサー」

ヤマハのDSP AVアンプで好評の「ミュージック・エンハンサー」を搭載。お手持ちの携帯音楽プレーヤーなどを接続できる音声入力端子(ステレオミニジャック)を本体前面に装備し、高域の伸び不足が気になりがちな圧縮音楽ソースも活き活きとしたサウンドでお楽しみいただけます。なお「ミュージック・エンハンサー」はテレビやラジオの2chステレオ音声、デジタル放送の5.1ch AAC信号にも有効です。

サブウーファー出力端子、およびヤマハYSTサブウーファーとのシステム電源連動機能を装備

外部サブウーファーを接続してシアターサウンドの迫力をさらにアップできるサブウーファー出力端子(RCAライン出力)を装備。さらに、ヤマハYSTサブウーファー「YST-FSW150 / 100 / 050」(別売)と本機とをシステムコネクターで接続した際に電源ON/OFFの連動を実現するシステム電源連動機能も装備しています。

薄型テレビと一体設置できる、2種類のテレビ用スタンドに対応

テレビラックなどのうえにも置きやすいロースタイルのフロントサラウンド用壁寄せテレビスタンド「YTS-T500」、床の上に直接セットできるフロントサラウンド用テレビスタンド「YTS-F500」に対応。置き場所やニーズにあわせて、スマートに設置できます。