YSP-5600 デジタル・サウンド・プロジェクター 生産完了品

3Dサラウンドフォーマット、Dolby Atmos®にサウンドバーとして世界初対応※。 さらにDTS:X™にも対応

3Dサラウンドフォーマットとして注目を集めるDolby Atmos®に、一体型サウンドバータイプのホームシアターシステムとして世界で初めて対応しました。さらにDTS:X™にも対応し、3Dサラウンドの醍醐味である雷鳴などの環境音もリアルに再現します。また、ハイトチャンネル信号を含まない3Dサラウンドフォーマット非対応のコンテンツに対しても、内蔵デコーダーによりハイトチャンネル信号を創出することで音場感を立体的にスケールアップする「アップミックス機能」も装備しています。

ハイトチャンネルのための垂直ビーム専用アレイスピーカーを含む44+2スピーカー構成により、最大7.1.2ch相当のリアル3Dサラウンド再生を実現

室内の壁面へ向けた水平方向のビームを作り出す3列・32個の水平ビーム専用アレイスピーカー(各4cm口径)に加えて、新たに天井面へ向けた垂直方向のビームを作り出す左右各6個ずつの垂直ビーム専用アレイスピーカー(各2.8cm口径)を装備しています。これに左右1個ずつのウーファー(各11cm口径)を加えたYSP史上最多の44+2スピーカー構成を採用することで、最大7.1.2ch相当のリアル3Dサラウンド再生を一体型サウンドバータイプのホームシアターシステムとしてYSPシリーズ史上初めて実現しました。この垂直ビームスピーカーは、3Dサラウンド再生時には鋭い音のビームを天井に反射させることで、天井に設置された実物のハイトスピーカーに匹敵するハイトチャンネル音声のシャープな音像定位とクリアな音質を獲得しています。このハイトチャンネル音声はビームの角度を前後方向に調整でき、視聴位置に応じた最適な臨場感が得られます。また、サラウンド効果を使用しない「ステレオ」モードでは垂直ビームスピーカーが高音専用のツィーターとして動作し、音楽再生時の音質もさらに向上しています。もちろん、設置する部屋の室内形状などに合わせたベストな視聴環境がフルオートで得られるYSPのための音響測定・最適化技術「インテリビーム」も引き続き搭載し、前述のハイトチャンネル音声を含む各チャンネルの音のビーム角度・音量・音質などを自動で設定できます。

※本機は音のビームを壁や天井に反射させてサラウンドを実現するという特性上、次の様な環境では十分な効果を得られない場合があります。

・ビーム経路上にまったく壁が無い場合。

・大きさが幅3m~7m、奥行き3m~7m、高さ2m~3.5mにあてはまらない部屋。

・本機から視聴位置までが1.8m未満の場合。

・壁や天井の材質が吸音素材でできている部屋。

・天井が傾斜しているなど複雑な形状の部屋。

HDCP2.2、4K/60p映像信号に対応したHDMI端子(4入力/1出力)を搭載

最新の4K映像機器との接続に備えて、HDCP2.3および4K/60p(YCbCr 4:2:0)映像信号の伝送(パススルー)に対応した4力/1出力のHDMI端子*¹を装備しています。加えて、お手持ちのテレビと本機とをHDMIケーブル1本で接続できるオーディオリターンチャンネル(ARC)*²や主要メーカー製テレビ/レコーダーとのリンク機能、対応テレビの電子番組表と本機のシネマDSPとを連動させて番組内容にマッチした音声プログラムを自動選択する「おまかせサラウンド」にも対応し、お手持ちのテレビやレコーダーの機能を最大限に活かすことができます。

*¹ HDCP2.3に対応したHDMI端子は1入力/1出力です。

*² オーディオリターンチャンネル(ARC)対応テレビが必要です。

Wi-Fiや「MusicCastⓇ」による無線でのネットワーク音源の再生や、radiko、Deezer HiFiなどに対応

有線での接続のほかに無線LAN経由でネットワーク接続できるWi-Fi機能を内蔵し、ヤマハ独自のワイヤレスネットワーク機能「MusicCast®」にも対応しているので、専用アプリ「MusicCast CONTROLLER」を操作して、radikoなどのインターネットラジオや、スマートフォンやタブレット内の音楽コンテンツ、PCやNASなどネットワーク上の音楽コンテンツが快適に楽しめます。さらに、話題の音楽ストリーミングサービス「Spotify」をより快適に楽しめる「Spotify Connect」、CD相当の音質を提供する音楽ストリーミングサービス「Deezer HiFi」にも対応し、「MusicCast CONTROLLER」から簡単にアクセスして聴くことが可能です。そして、「MusicCast®」対応機器が複数あれば、機器との間で音声の配信・共有・リンク再生など、新しい音楽の楽しみ方が広がります。また、iOSデバイスのAirPlay*¹が使用できるほか、無線LAN環境がなくても、「MusicCast CONTROLLER」を使ったモバイル端末からのワイヤレス操作が可能な「Wireless Direct*²」にも対応しています。

*¹ 音声伝送のみ対応

*² Wi-Fi(無線LAN接続)や有線LAN接続と同時に使用することはできません。

※各サービスは事前の通知なく変更または中止される場合があります。

シネマDSP<3Dモード>にYSPシリーズとして初めて対応

垂直ビーム専用アレイスピーカーを活用することで、音場に「高さ」方向のデータを加えて立体的なサラウンド空間を再現するヤマハ独自の音場創生技術=シネマDSP<3Dモード>にYSPシリーズとして初めて対応しました。映画や音楽、ゲームなどに最適化した10種類の音場プログラムを搭載し、従来のサラウンドフォーマットを立体的な臨場感とともに楽しめることはもちろん、3Dサラウンド再生時に組み合わせれば、より立体的で自然な音場の広がりが得られます。

画面とセリフとの一体感が生まれるダイアログリフト機能

垂直ビーム専用アレイスピーカーを活用してセリフの位置(高さ)を初期値に対して3段階までリフトアップできるダイアログリフト機能を装備しています。テレビ画面の下側に置かれることの多いサウンドバーでありながら、画面の裏側にスピーカーが設置されている実際の映画館のような、映像とセリフとの一体感が生まれます。

セリフやナレーションを聞き取りやすくするクリアボイス機能

音量を控えめにしているときや、テレビから少し離れた場所での視聴時など、セリフやナレーションが聞き取りにくいと感じる場合に有効なクリアボイス機能を装備しています。人の声と背景音とを判別し、人の声のみを強調することで、BGMや効果音に埋もれがちなセリフやナレーションを格段に聞き取りやすくします。

音声の送信と受信に対応したBluetooth®オーディオ機能

お手持ちのBluetooth®対応スマートフォンやタブレット、携帯音楽プレーヤーなどの音声を本機でワイヤレス再生(受信)したり、本機の音声をBluetooth®対応ヘッドホンやスピーカーなどで聴ける(送信)Bluetooth®オーディオ機能を内蔵。Bluetooth®受信については高音質のAACフォーマット*に対応しています。

* iPhoneやiPadなどAACフォーマット対応Bluetooth®機器との無線接続時に高音質再生を実現します。

シアター鑑賞の雰囲気を大切にしたシンプルな外観デザイン

テレビ画面の直下に設置した際にもシアター鑑賞の邪魔にならないよう、正面から見たときに極力無表情となる外観デザインを優先して設計しました。動作状態などを表示するFLディスプレイ部(無操作時には消灯)をスピーカー部と一体のパンチンググリルで覆うとともに、アプリや付属リモコンでの操作を前提に本体の操作ボタン類も本体上面に集約し、Wi-Fiアンテナも内蔵化しています。また、パンチンググリルの左右を上面まで回り込ませた造形が、垂直ビーム専用アレイスピーカーを備えた3Dサラウンド対応モデルであることを視覚的にアピールします。

音声操作に対応

Amazonが販売するスマートスピーカー「Amazon Echo」(アマゾン エコー)シリーズに対応し、「Amazon Echo」シリーズに搭載されたクラウドベースの音声サービス「Alexa」(アレクサ)を使用したMusicCast®対応機器の音声操作を実現。MusicCast®対応機器の一部操作を「Alexa」に話しかけるだけで行うことができます。

※本サービスは事前の通知なく変更または中止される場合があります。

外部パワードサブウーファーの増設に便利なワイヤレスサブウーファーキット

外部サブウーファー出力端子を装備し、当社製YSTシリーズをはじめとするお手持ちのパワード(アンプ内蔵)サブウーファーの増設(有線による音声接続)に対応します。さらに別売のワイヤレスサブウーファーキット「SWK-W16」(オープン価格)をサブウーファー側に接続すれば、本機とのワイヤレスによる音声接続や電源連動を実現。本機とサブウーファーとを接続するケーブル類も不要になるため、本機やサブウーファーをより自由にレイアウトすることが可能です。

YSP専用壁掛け金具「SPM-K30」による壁掛け設置にも対応

別売のYSP専用壁掛け金具「SPM-K30」(本体価格:5,000円・税抜)による壁掛け設置に対応しました。テレビとともに室内の壁面へ設置すれば、本機の薄型デザインを最大限に活かした、浮遊感のあるスタイリッシュなホームシアターシーンを演出できます。なお、「SPM-K30」は本機の発売に合わせて再発売するものです。

~ヤマハ独自のサラウンド技術 YSP~ 多数のスピーカーを精密に時間制御、1台でマルチチャンネル音場を再現

デジタル・サウンド・プロジェクター技術の根幹は、小口径のスピーカーを複数横方向に並べたビームスピーカーと、それらを時間軸で精密に制御するデジタル信号処理技術、この2つで構成されている。横方向に並べた複数のスピーカーから同時に音を出すと、互いの発する音の波が重なり合い、直進方向の強い波が生じる。この直進する音の波、それが音のビームだ。そして各スピーカーから音を出すタイミングをずらすことで、音のビームに方向性が生まれる。「YSPシリーズ」ではこの原理を利用し、高精度なデジタル信号制御によって5つの音のビームを作り出し、これらを壁面に放射・反射させることで、“本当に後ろから音が聴こえる”というリアルな音場空間を作り出している。

~ヤマハ独自のサラウンド技術 YSP~ リアル、アンビエント、スウィートスポットの次元が違う

デジタル・サウンド・プロジェクターの最大のメリット、それはリアルであること。壁に反射した音が実際に後ろから聴こえる臨場感は、決してバーチャル方式で再現することはできない。そして、もう一つ。「YSPシリーズ」では、壁に反射させた音が自然に広がって、部屋全体で音が鳴っているような、シームレスな音場空間が得られることだ。例えば雨が降っているシーンなら、360°そこら中で雨の音が聴こえる臨場感、音の広がり(アンビエント)が実感できる。しかも最適な音が楽しめるエリア、いわゆるスウィートスポットが広い、ということだ。一人はもちろん、複数人で聴いていても自然な臨場感で映像を楽しむことができる。

YSP-5600 デジタル・サウンド・プロジェクター 生産完了品

希望小売価格:オープン価格

ワンボディでリアル3Dサラウンド再生を実現する、Dolby Atmos®&DTS:X™対応の最上級デジタル・サウンド・プロジェクター

  • 色/仕上げ(B)ブラック
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