YSP-600 デジタル・サウンド・プロジェクター 生産完了品

音のビーム化と反射を利用した独自技術により、リアル5.1chサラウンド再生を本機1台で実現

フロントグリル内に並ぶ合計16個の小型スピーカーを使って5チャンネルの音声をビーム化し、室内に放射する独自の「デジタル・サウンド・プロジェクター・テクノロジー」の採用により、リアル5.1ch再生を1台で実現します。ビーム化した音声のうち、センターチャンネルの音をリスナーに直接向けることでセリフやヴォーカルをくっきりと、またそれ以外のチャンネルの音はいったん壁に反射した後にリスナーに届くため、そこにスピーカーがあるかのように効果音や伴奏音楽などをリアルなサラウンド感とともに楽しむことができます。リアル5.1chサラウンドならではの自然な臨場感により、バーチャルサラウンドと比べて長時間の視聴で聴き疲れしにくい点も特長です。

音と映像の高品位伝送をケーブル1本で実現するHDMI入出力端子

HDMI端子を装備したテレビやレコーダーなどと接続し、音と映像の高品位伝送をケーブル1本で実現するHDMI入出力端子(入力2系統、出力1系統)を装備*。1080p/24Hz/50Hz/60Hzまでのリピート動作に対応しています。

* YSPからテレビ音声を出力するには、HDMIケーブルのほか、光デジタルケーブルでの接続が必要です。

テレビのリモコンでテレビと本機を連係動作できるHDMIコントロール機能(リンク機能)*

他社製テレビと本機、加えてDVDレコーダーやブルーレイレコーダーなどをHDMIケーブルで接続することにより、本機の主要操作がテレビ側のリモコンを使って行えるHDMIコントロール機能(リンク機能)を装備しました。テレビと本機の電源ON/OFFが連動するほか、音量調整や消音、音声出力の切り替えもテレビ側のリモコンで行えるため、本機をテレビの一部のような操作性でお使いいただけます。

* HDMIコントロール機能(リンク機能)は、本機~対応テレビ間(レコーダー含む)をHDMI接続した場合に実現するものです。

設置スタイルを選ばない横幅61cmのYSP最小サイズ

シリーズ最小クラスのコンパクトサイズ(横幅61cm×高さ12cm×奥行22cm)を実現。市販のラックだけでなく、テレビのオープンラック*などへの収納もできるようになりました。もちろん、リアスピーカーの設置や配線が不要のワンボディ一体型ですから、ホームシアターのために新たな設置スペースを用意する必要がなく、お使いになるテレビのタイプや部屋のインテリアに合わせた多彩なコーディネートを実現できます。

*お使いのラックによっては収納できない場合もありますので、ご購入の際に寸法をご確認ください。

部屋に合わせた理想の視聴環境がフルオートで得られる「インテリビーム」

付属の測定用マイクを本体に取り付けて、リモコンの自動調整キーを押すだけで、お使いになる部屋の音響特性を測定し、音響処理やビーム特性を自動的に最適化。約3分という短い時間で測定から調整までを行い、理想の視聴環境がフルオートで得られる「インテリビーム」を搭載しました。これにより本機のサラウンド音響効果を最大に発揮させることができます。

鑑賞するソフトや使い方に合わせて選べる多彩なビームモード

5.1chサラウンドが忠実に再現できる「5ビーム」、リスニングエリアが広く多人数での映画鑑賞に適した「3ビーム」、ミュージックDVDの鑑賞や本体をコーナー設置した場合に有効な「ステレオ+3ビーム」、狭い場所や反射のための壁面が確保できない空間でも広がりのある音場を再現する「マイサラウンド」、CDなどの音楽ソースや通常のテレビ放送の視聴に適した「ステレオ」、周囲の騒音が気になる環境でニュースなどの音声を聞き取りやすくする「マイビーム」と、使い方に合わせた多彩なビームモードを選択可能。さらに、近隣への音漏れを抑えながら夜間も安心してホームシアターの迫力が楽しめる「ナイトリスニングモード」、テレビ視聴時にCMなどで急に音量が大きくなるのを防ぐ「テレビ音量一定モード」、低音の音量感を増大させる「TruBass」も搭載しました。

※「ステレオ」はビーム再生ではありません。

地上/BSデジタル放送のためのAACをはじめ、多彩な音声フォーマットに対応

地上/BSデジタル放送に標準採用される「AAC」をはじめ、「ドルビーデジタル」「DTS」、ビデオテープやテレビ放送、音楽CDなどの2chステレオソースを5.1ch化して再生できる「ドルビープロロジックII」「DTS Neo:6」など多彩な音声フォーマット&デコードに対応。映画や音楽、テレビのスポーツ中継からゲームまで、さまざまなジャンルのエンターテインメントをリアル5.1chの臨場感で楽しめます。

サブウーファー出力端子、およびヤマハYSTサブウーファーとのシステム電源連動機能を装備

外部サブウーファーを接続してシアターサウンドの迫力をさらにアップできるサブウーファー出力端子(RCAライン出力)を装備しました。さらに、ヤマハYSTサブウーファー「YST-FSW150 / 100 / 050」(別売)と本機とをシステムコネクターで接続した際に電源ON/OFFの連動を実現するシステム電源連動機能も装備しています。