SRTの機能

SRT Function

新開発"SRT"システムでは、「プロ仕様の3タイプの中からマイクを選び、そのマイク位置を2タイプから選ぶ」という、まるでスタジオでレコーディングしているかのようなセッティング方法で音作りができます。セッティングのパターンは合計6種類。さらに、それらのマイク・サウンドに対してピエゾ・ピックアップのサウンドをミックス(BLENDつまみ)したり、ギターの胴鳴り感をコントロール(RESONANCEつまみ)するなど、緻密で個性的な音づくりが可能です。
*マイク写真下のボタンをクリックすると、それぞれのセッティングの音の違いを確認できます。

レコーディングスタジオで高級マイクをつかいプロのエンジニアが実際に音作りをしたデータ

欲しいサウンドに合わせてマイクを使い分けることができます。
データは下記3つのビンテージマイクを使用して収録いたしました。

Type 1: Neumann U67

Neumann U67に代表されるビンテージ・コンデンサー・マイク。幅広い周波数レンジとダイナミックなレスポンスを備え、あらゆる奏法、フレーズに対応します。中でもストロークやロック系に最適です。

Type 2: Neumann KM56

Neumann KM56に代表されるビンテージ・コンデンサー・マイク。
繊細でスムースに伸びる高域が、アルペジオ、バラード系、フィンガーピッキング系などにお勧めです。

Type 3: Royer R-122

Royer R-122に代表されるモダン・リボン・マイク。柔らかいレスポンス、優しい高音、太く暖かいトーンで、ハードなピッキングでも心地良いトーンにまとめます。ジャズ/ブルース系にお勧めです。

マイクの位置もプロのセッティング

ギターの近くにセッティングするのか、少し離れた位置にもセッティングするのかを選びます。

FOCUS

オン・マイク(ギターから20~30cm離れた位置にマイクをセット)のセッティング。弦とボディの響きをクリアに捉えた太くハリのある抜けの良いサウンドで、あらゆる奏法やフレーズに適応します。

Mic Type:1


Mic Type:2


Mic Type:3

WIDE

オン・マイクのサウンドに、オフ・マイク(ギターから数メートル離れた位置にマイクをセット)をプラスしたセッティング。人間の耳で聞いた音に近い自然な空気の響きが加わります。ソロ・ギターやギター・アンサンブルにお勧め。

Mic Type:1


Mic Type:2


Mic Type:3

ギターの胴鳴り感も自由自在


(右いっぱい)フルにRESONANCEを効かせる

RESONANCEツマミで、ギターの胴鳴り感を調整できます。センターが標準。右に回すほど胴鳴り感が強くなります。ハウリングなどの対策として胴鳴り感を抑えたい場合は左に廻して調整します。
※RESONANCEツマミはマイクサウンドにのみ効きます。


Resonanceのサンプル音源

ピックアップ・サウンドとのコンビネーション


(右いっぱい)マイク・サウンドのみ / (左いっぱい) ピックアップ・サウンドのみ

SRT搭載モデルは、サドルに圧電素子(ピエゾ)を内蔵した新開発"SRTピックアップ"を搭載しています。抜群のレスポンス、安定した響き、高音質、そして豊かな表現力を備えています。マイク・サウンドにこのピックアップのサウンドをミックスすることで、緻密で個性的な音づくりができます。


Blendのサンプル音源