コンサートが終わっても楽しめる企画満載! Splash☆Sounds~アレンジの祭典~

誰もが普段からよく耳にする、おなじみの楽曲をエレクトーンを最大限に活かしたアレンジに色づけして、純粋に音楽を楽しんでいただこう!というコンセプトで始まったエレクトーンアレンジャーによるコンサート「Splash☆Sounds~アレンジの祭典~」。出演者は稲葉夕佳、原田昭宏、小林陽一、國分芳明、そして今回の仕掛け人でプロデューサーでもある三原善隆。

アレンジャーの仕事は、アレンジしたものを・演奏してもらう・ことは多くても、自身が・演奏する・ことは少ない裏方の職業。今回はそんなアレンジャー自身が演奏をするのだから観て、聴いて、楽しくないはずがないっ!?

会場は超満員の中、原田昭宏が大人の雰囲気で「白鳥」を披露すれば、國分芳明がダンサブルなビートにのせた「虹の彼方に」、三原善隆が新刊曲集より「グリーンスリーブス」の2バージョンをメドレーで披露。小林陽一はアンサンブルで「わらの中の七面鳥」をアイデア満載のオモシロアレンジで演奏すると、稲葉夕佳がドラムの松原寛とデュオで「君をのせて」をアンニュイなボサノバアレンジで披露(この5曲はSTAGEAインターネットダイレクトコネクションのライブハウスで絶賛配信中!)

終盤には、三原善隆とドラムとのデュオで「FU・RI・MU・KA・NA・I・DE」「KALEIDOSCOPE」、アンサンブルで「Progress」と会場を一気に畳み掛け、アンコールでは三原の 十八番「君の瞳に恋してる」を出演者全員でお届け。おなじみのイントロが流れると会場のボルテージは最高潮! 終始会場は大盛り上がりでした。

さらに、ここからが「Splash☆Sounds」の真骨頂! 前述のインターネットダイレクトコネクションに加えて、エレステでの楽譜配布、月刊エレクトーンでの楽譜掲載、エレっちゃ!での着うた配信と当日会場に来られなかった方にも、このコンサートを楽しんでいただける企画が満載! こちらもぜひチェックしてください。

今回のコンサートを終えて、一人ひとりアレンジのカラーは違うものの、出演者一同、今後もエレクトーンという楽器を通して、アレンジの楽しさ、エレクトーンの楽しさを伝えていきたいと改めて実感しました。また、コンサートを開催するあたりご協力をいただきました皆様、そして当日お越しいただいた皆様に心より感謝申し上げます。

アレンジャー/原田昭宏

2010年9月11日 エレクトーンシティ渋谷