ゲーム音楽で満員の観客を魅了 THE MUSIC MAGES 第4回コンサート

私たち“TMM”は世界的にも人気を誇るゲーム『FINAL FANTASY』(以下FF)のメインコンポーザーである植松伸夫氏の楽曲をエレクトーンで演奏する団体です。今年は9月30日から10月2日にかけ、世界初のゲーム音楽フェス「4starオーケストラ」が開催され、TMM代表の堀越がオルガンユニット“はもえれ”のエレクトーン奏者としてトップアクトを務め、TMMも演奏枠をいただき、これまで以上に、エレクトーンにおけるゲーム音楽の再現性、表現力の高さを多くの方に評価していただきました。

その影響もあってか、チケットは毎回WEB予約制を取っておりますが、今回は例年になく好評で早期終了となり、関東をはじめ、北海道、東北、東海、関西、四国、沖縄……と全国津々浦々のお客様にご来場いただきました。

コンサートの前半は「妖星乱舞」という屈指の名曲から始まり、「シーモアバトル」。独自アレンジをきかせた「チョコボのテーマ」。名シーンと名高い「墓碑名~仲間を求めて」。ふだん演奏会ではなかなか聴くことができない「街のテーマメドレー」や「決戦~最後の闘い(FFⅤ)」などで構成しました。

後半は「FFⅦ」をテーマに取り上げ、ゲーム音楽合唱団“コール・クリスタル・マナ”の賛助出演により、この作品のキーワードとなる“魔女”に関連する楽曲を高らかに歌い上げ、また、ベリーダンスを用いた新しい演出を取り入れるなど、ストーリー性あふれる構成、アレンジ、演出にこだわりました。そして主題歌「Eyes on Me」にはFFとなじみの深い、清田愛未さんによる透明感のある声が会場を魅了しました。

ご来場者の半数以上がエレクトーンを知らないお客様でありながら、初回より満員御礼の公演が続いているTMM。ゲーム音楽ならではの楽曲を、マルチジャンルの演奏が可能なエレクトーンという楽器の特長を最大限に生かして演奏し、今後のコンサートやデモ演奏などの機会にも積極的に取り組んでいきたいと思っています。

THE MUSIC MAGES 代表/堀越美沙

2011年10月23日 エレクトーンシティ渋谷