洗足学園音楽大学OB・OGによるコンサート MISSION"E"POSSIBLE~エレクトーンの可能性~

私たち【MISSION "E" POSSIBLEB】は洗足学園音楽大学のOB・OGで結成し、団体名には「MISSION=自分たちの挑戦」、「E=エレクトーン」、「POSSIBLEB=可能性」という意味を込めました。大学でエレクトーンを学び、社会に出た私たちは「エレクトーンの演奏を聴いたことがない」という人が多いことを知り、少しでもエレクトーンの演奏を聴いてほしい、との想いでこの演奏会を企画いたしました。

エレクトーンの演奏会に来たことがない人々にどうしたら興味を持ってもらえるか、何度も打ち合わせを重ね、さまざまなジャンルから曲をピックアップし、プログラムを構成いたしました。

まずはクラシックのジャンルから「惑星より木星」。そしてゲーム音楽の「FINAL FANTASY V『ビックブリッジの死闘』」に続き、「威風堂々」「魔女の宅急便メドレー」 を演奏。途中でMCの田村太一が曲目解説も交えながら「どうやってエレクトーンの音を替えているのか?」などというエレクトーンの疑問を率直にぶつけながら演奏会は進んでいきます。

STAGEA 3台と指揮者でベートーヴェンの「交響曲第7番第4楽章」のスコア譜を再現し、オーケストラさならの迫力のサウンドで1部の最後を飾りました。

2部は映画音楽の巨匠である、ジョン・ウィリアムズ・メドレーから始まり、アニメ『新世紀 ヱヴァンゲリヲン』より「残酷な天使のテーゼ」を原曲とは違ったジャズアレンジにしたり、ドビュッシーのピアノ曲「喜びの島」をオーケストラアレンジで演奏したりと、大学で学んできたことを生かした演奏を披露しました。エレキギターとエレクトーンで熱いサウンドを奏でた「FINAL FANTASY VIより『決戦』」、そして「無限」をテーマにした自作曲「Infinity」、そして最後に団長・浅野和也とオーボエの若山健太によるアンサンブルで「FINAL FANTASY X『ザナルカンドにて』」の演奏で締めくくりました。

さまざまな形で演奏できるエレクトーンの可能性、そして楽しさをほんの少しでも伝えられたのではないかと思います。

MISSION "E" POSSIBLE代表/浅野和也

メンバー 一同。

2012年10月14日 エレクトーンシティ渋谷