音楽表現の場としての"Scramble" Scramble vol.4

"Scramble"は志あるエレクトーンサークルの学生を主体として2012年に組織されました。"Scramble"とは団体名でもあり、ライブタイトルでもあります。結成当時学生だった私たちは、「学生とプロフェッショナルの共演によって何か面白いことができるのではないか」という理由でこのライブをスタートさせました。この趣旨に賛同してくださったのがAYAKIさん。この素晴らしい音楽家との共演によって受ける衝撃、考え方の変化は非常に大きいです。また、ライブのコンセプトを「自分たちでアレンジ、または作った作品で、自分たちが作成したデータで」と設定しました。このコンセプトは現在も脈々と流れており、演奏するジャンルは特に決定せず、ただ単純に私たちが演奏したい作品に思いっきり向かい、表現する、自由な音楽表現の場であり、表現の研鑽の場です。現役の学生から社会人と毎年のようにメンバーが変わりつつ、卓越した演奏スキルを持った者が多いことが特徴だろうと思います。

エレクトーンという楽器の特性を理解し、さらに自由な表現を求めるべく、Vol.2からはプロドラマーの方に共演をお願いしております(福森康さん、今村慎太郎さん)。

9月6日にはVol.4という形で、4回目のライブを終えました。AYAKIさん、関係者の皆様へ感謝し、今後も多くのミュージシャンが自然と集まるようなライブとなるようにしていきたいと思っております。興味がある方は、ぜひ、我々と一緒に「挑戦するライブ」を作っていきましょう。

谷口宏大

2015年9月6日 エレクトーンシティ渋谷