エレクトーン・ピアノ・クラリネットの共演 松田有季乃・田中結・山田美沙紀 Classic Night

昨年の春に初めてこちらの会場で演奏して以来、これまでエレクトーン2台での公演、エレクトーンとピアノでの公演を開催してまいりました。3回目となった今回は、ピアニストの田中結さんとクラリネット奏者の山田美沙紀さんをお迎えして、エレクトーン、ピアノ、クラリネットという、ちょっと珍しい3人編成で開催いたしました。

「クラシック」と一口に言っても本当にさまざま。しっとりと美しい曲や、ジャズやタンゴの要素が融合された曲など、多彩なプログラムをソロやアンサンブルでお届けしました。中でも力を入れたのがクラリネットとピアノそれぞれをソリストとしたコンチェルトです。クラリネットは「コープランド/クラリネット協奏曲」を3人で演奏。クラリネット協奏曲は数あれど、この曲はクラリネットソロに、ピアノ、ハープを含む弦楽合奏、という編成でまさに今回の3人にぴったり。ジャズの要素や変拍子がふんだんに用いられ、様々な表情が楽しめる1曲です。

ピアノは「プロコフィエフ/ピアノ協奏曲第3番第1楽章」をエレクトーンと二人で演奏。この曲は以前青森の公演で共演しており、今回東京で念願の再演ができましたことを大変嬉しく思います。合わせるたびに、いつか全楽章一緒に演奏できたら…と話すほど二人とも大好きな曲なので、またご一緒する機会があることを願っています。

今回も嬉しいことに好評で、終演後すぐに次回公演のお話をいただきました。これからも引き続き、さまざまな方とエレクトーンで共演していきたいと思っています!今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

公演を開催すると改めてたくさんの方々に支えられていることを実感します。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。お忙しい中お越しくださったお客様、ご協力・応援してくださった皆様、そして共演してくれた田中結さん、山田美沙紀さん、どうもありがとうございました。

エレクトーン演奏家/松田有希乃

2018年1月30日 ザ・プリンス パークタワー東京 メロディーライン