僕らの人生には、いつもアニメソングがあった ジャンプ サウンズ フェスティバル 3 〜飛び跳ねろ 呼び起せ 厨二の心〜

ジャンプと共に生きてきた、僕と皆様へ。

 

 社会人になると忙しい。

 なぜだろう?

 1日は長いのに、1年はすごく短かったりする。

 僕は「熱中量」の違いなのかな〜と考える。

 

 TVにかじりついて見たアニメも、カラオケでオールした夜も…

 僕らメンバーのとなりにはいつもジャンプアニメがあった。

 

 アニメソングがあった。

 

 皆さんの人生にも、

「ふりかえればアニメソングがかたわらに」

「迷ったとき、奮い立たせてくれたジャンプソングたち」

 そんな一コマがあったのではないでしょうか。

 

 そんなワンシーンがよみがえる心熱くなる夜に、カラオケでみんなで歌って盛り上がったあの日に帰れるようなあったかいライブになれば幸いです。

 

バンドマスター井手口雅

上記は、今回バンマス兼ベーシストであり、映像、マニュピレーターなど総合演出をこなした井手口からのメッセージ。このコンセプトをもとにしたアニソンライブは、好評につき今回で3回目を迎えた。

過去最高の動員数を記録し、開演時間をすぎてもなかなかお客様が入りきらず、スタートを待ちわびたお客様もヒートアップ。視覚的にも気持ち的にも期待があふれかえっている様子だった。

オープニング動画が始まり、ボーカル(コスプレイヤー)のさちぶどう・吉山博海・KOBORE・じゃくら〜@番長・TYLER.Kの面々、ギターのHIROFUMI・東野圭、ベースの井手口雅、ドラムのかまだあき、エレクトーンのさいとうりょうがステージにつくと、『ONE PIECE』より「ウィーアー!(麦藁の一味Ver.)」でライブがスタート。毎回この曲でスタートするので、このイベントのテーマナンバーともなっている。

今回は、出演者全員がジャンプアニメのコスプレをしてステージに立った。プロコスプレイヤーのさちぶどうのアドバイスで本気度高めなコスプレを披露できたのではないだろうか。

幅広い時代のジャンプアニメソングから、『北斗の拳』「愛をとりもどせ」、『聖闘士星矢』「ペガサス幻想ΩVer.」、ゲストボーカルのヒイラギリオを迎え『D.Gray-man』「innocent sorrow」、『NARUTO』「ブルーバード」などを名シーンの生アフレコで笑いを誘いながらお送りした。

アニソンは音数が多く、実際ライブでも鍵盤プレイヤーが数人いたり、打ち込みであることが多いが、このライブはそれらのサウンドをすべて生演奏のエレクトーンが担っている。

「どのパートを鳴らせば効果的か、アニメの記憶とリンクするよう音色を研究したりするのが楽しくてしかたがない!」と、さいとう。

最後、『スラムダンク』「君が好きだと叫びたい」では観客も一体となり大合唱で締めくくった。その後アンコールがあったことは言うまでもなく、全27曲と盛りだくさん。お客様を飽きさせず楽しませることができ、コンセプト通り大成功であった。

「いい区切り」として今回を最後にする予定だったが、オーディエンスの期待に応えVol.4を企画中! この熱い現場を見届けに、次回はぜひご来場いただきたい。

著/ジャンプサウンドフェス運営委員会

エレクトーン演奏/さいとうりょう

2019年3月15日 ライブシアターオルフェウス小岩