タムの個数に応じて、トリオ(3ヶ)、クォード(4ヶ)、クィント(5ヶ)、シックステッド(6ヶ)と呼びます。メロディアスなサウンドを出せることもあり、華やかな楽器で、 1バンドに1~4台使用します。各タムのサイズ構成は8”~13”を主に使います。8”+10”+12”、8”+10”+12”+13”、6”+8”+10”+12”+13”等、欲しい音域や音量を考えて選びましょう。
タムの並び方は、ティンパニのように一方から大きさ順には並んでいません。これは担いで演奏する為で、左右の重量を均等にするためです。演奏上では手順の工夫が必要になりますが、この配置のため、マーチング特有のフレーズが沢山生まれました。
スネアドラム同様にピッチを高くしますが、ハイピッチでドラムの真ん中を叩くと音が響かない為、リムに近いところで演奏します。