ティンパニについて

ヘッドを持つ楽器でありながら、半球状の胴(ケトル)を持ち、音程感のある音を出します。打楽器の中では重低音を受け持ち、その重厚な響きはバンド全体を揺るがすほどの迫力があり、ダイナミックレンジもとても広い楽器です。主として3~4台を併用し、コードトーン(和声音)を演奏します。メカニズムの違いにより、手締め式・ハンドル式・ペダル式がありますが、近年では瞬時にピッチ変換ができるペダル式が主流になっています。

TP-7000Hシリーズ

ティンパニは、音程変更の仕組みや材質によりさまざまな種類があります。

演奏目的や使用目的にあった最適なモデルをお選びいただくことをおすすめいたします。

ティンパニの種類

ヤマハティンパニには大きく分けて、下記の3種類のタイプがあります。

これは音程変更の方法の違いによるものです。演奏の目的に合った最適なタイプをお選びください。

ペダルロック式(TP-9000シリーズ)

温度・湿度の影響により音程の変化する本皮ヘッド対応としてラチェット式とクラッチ式の二種類のロック機構があり、固定後の音程は微調整ハンドルにて行います。

ペダルバランススプリング式(TP-7000、5000、3100シリーズ)

グリッサンド奏法など高度な奏法に対応します。ペダルスプリングの張力とヘッドの張力でバランスを取っているため、ペダルから足を離しても、そのままの音程がキープされます。

手締め式(TP-100Cシリーズ)

チューニングボルトを手で締めることによって必要な音程に合わせます。

ヤマハティンパニの特長

ハンマードカッパーケトル

カッパーケトルに正確かつ均一なハンマリングを施すことで、音の立ち上がりと伸び、音程感が飛躍的に向上しました。明快な響きと芯のある重低音が魅力です。

カッパーケトル

伝統的にティンパニに使用されている素材。長い歴史の中で培われた技術を受け継ぎながら改善を重ね、純度の高い精製された銅を使用することで、深みのあるサウンドに加え、クリアな音色が特長です。

アルミニウムケトル

超軽量のアルミニウムケトルの採用により、楽器の運搬もスムーズに行えます。また、高級機種に近い本格的な響きを実現しました。

内面研磨

ティンパニは演奏の際、ケトルの中の空気も振動します。内面を磨いてなめらかにすることで、濁りのない、立ち上がりのよい音を実現しました。

エッジテープ

ケトルのベアリングエッジにフッ素樹脂製のテープを貼ることにより、ヘッドの動きをスムースにし、よりスピーディーなピッチ変更を実現。同時に音の立ち上がりも鋭くなり、豊かな余韻をもたらします。