ヤマハ | パリ2区モントルグイユ通り [ レストラン「ラ・メゾン・デュ・サケ」]

商業空間用サウンドシステム

パリ2区モントルグイユ通り

レストラン「ラ・メゾン・デュ・サケ」

自国料理とグルメで有名な街にまったく異なる飲食文化を輸入する店を開くのはハードルがかなり高いことですが、パリのラ・メゾン・デュ・サケは高度な水準を掲げて見事な成果を生みました。

オーナー兼ソムリエのユーリン・リー氏は日本在住時に日本酒への情熱を見出し、この日本古来の飲み物と種々の日本料理との風味の相性について学び、酒蔵元との関係を築きました。

「すばらしい経験でした。あの２年間に日本酒とその文化をフランスに輸入するアイデアを思いついたのです。日本酒を様々な角度から紹介する方法を試した結果、パリのお客様に紹介する最善の方法は最高の日仏料理のフュージョンに各種の日本酒をマッチさせることだとわかりました。」

こうして居酒屋スタイルのビストロと日本酒ブティックなど数々のビジネスを包括したラ・メゾン・デュ・サケが誕生しました。その中核にはレストランERH（エール）があります。ここでは有名な日本人シェフ北村啓太氏が腕を振るう並外れた料理を、入念に選び抜かれた日本酒で引き立たせています。

「日本酒は料理との相性やバランスが絶妙なので双方向からのアプローチをするんです。つまり、日本の蔵元から極上の酒を直接取り寄せる一方で、ワインより口当たりのまろやかな日本酒を引き立たせるような新鮮素材だけを啓太のグルメ料理に使う、という具合です。」

ラ・メゾン・デュ・サケではどんな些細な点も見逃しません。照明、室内装飾、家具、サービスはもちろん背景のサウンドまで日本の伝統に沿った一つ一つのディテールは、より良いおもてなしに不可欠な要素です。その一つが、SpotifyのモダンなBGMのプレイリストをヤマハミキサーアンプMA2030a経由で流す天井埋め込み型スピーカーVXC6。

「品質へのこだわりが私たちのエネルギー源です。すべてを最高水準に保つこと。ムードや雰囲気も計り知れないほど大切です。パリにラ・メゾン・デュ・サケを開くのは大胆な冒険でしたが、あらゆる角度から顧客体験を分析することで、このチャレンジがお客様や私たち自身にとって価値ある経験となり実りある結果となりました。」

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