HS Series Story
追求し続けてきたのは、“原音忠実”
音をありのままに、色づけすることなく再生する“原音忠実”をコンセプトに、2005年の誕生からニアフィールドモニターに求められる精確な再生能力を追求してきた「HS シリーズ」。これまで音楽制作用モニタースピーカーの業界標準機として、プロフェッショナルの現場からプライベートスタジオといった様々な制作シーンで活躍してきました。そしてこれからも妥協のないエンジニアやクリエイターの想いに応えるため、その歩みを止めることなく進化し続けます。
「HSシリーズ」へと続く、ヤマハ モニタースピーカーの歴史
ヤマハ プロオーディオの歴史は1969年にまで遡ります。プロオーディオ初となる製品 ボーカルアンプシステム「VA-120」「VA-180」を発売して以来、常に挑戦とイノベーションを繰り返し幅広い目的やシーンに対応する製品をつくり続けてきました。なかでもモニタースピーカーは、ヤマハ プロオーディオの50年以上にわたる歴史を語るうえで欠かすことのできない製品です。1977年に発売された「NS-10M STUDIO」は多くのエンジニアから愛され世界中のスタジオで活躍しました。さらに1998年には、ニアフィールドモニターに求められる原音忠実再生を追求した「MSP5」を発売。その後、2000年から2008年にかけて登場した「MSP シリーズ」、「MSP STUDIO シリーズ」は、ヤマハ プロオーディオの進化を象徴する製品として今でも高い評価を得ています。そしてその系譜を引き継ぎ、ホームスタジオ環境に最適なモデルとして2005年に発売されたのが「HSシリーズ」です。
NS-10M
NS-10M STUDIO
MSP5
HS50M/80M/10W
HS5/7/8/8S
HS3/4
「HSシリーズ」が継承する、磨き上げられた設計理念
ヤマハのスタジオモニタースピーカーは原音に忠実であることを絶対としながら、ミックス時における微妙な音色変化や定位の再現性にこだわり続けてきました。そして長年の経験で培ったノウハウと最先端の解析技術を融合し、スタジオ環境に最適な卓越した音質と精度を実現する設計理念を採用しています。この理念は、ヤマハ モニタースピーカーの象徴であるホワイトコーンと共に「HSシリーズ」にしっかり継承されています。
“原音忠実”を、これからも
すべての音を、見るために。私たちヤマハは「HSシリーズ」が音楽制作に携わるすべてのエンジニアやクリエイターにとって必要不可欠なパートナーとなることを願い、情熱を込めてこのシリーズを完成させました。これからも作品の誕生を見届けるクリエイティブの最前線にあるツールとして原音に忠実な音にこだわり続け、エンジニアやクリエイターの皆さまに最適な音楽制作環境を提供していきます。
ラインナップ
HS5/7/8
DTMからプロフェッショナルのスタジオユースまで、あらゆる制作環境に対応するスタンダードモデル。
HS5I/7I/8I
リギングポイントを装備し、スピーカーブラケットを活用することで設置性を高めた設備用モデル。
HS3/4
限られたスペースでも音質に妥協したくないクリエイター向け小型軽量モデル(ペア売り)。
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