ZG Controller
ZG Controllerは、ZGシリーズ内蔵の DSP 機能をはじめとするオーディオ設定をUSB接続されたWindows /Mac からコントロールするソフトウェアアプリケーションです。
※ZG Controllerは「Tools for ZG」に含まれています。
※サウンドチェックウィンドウ
左下のアイコンをクリックすることで拡張表示される「サウンドチェック」ウィンドウでは、現在USB/HDMIに入力されている信号のチャンネル数を確認することができます。確認する入力信号の切り替えは、表示拡張後左端に出現する「USB/HDMI」で可能です。入力チャンネル数はUSBに接続されたWindows/Mac、またはHDMIに接続されたゲーム機器の音声チャンネル設定により変わります。
※上記写真はステレオ信号が入力されている状態です。
※ZGのヘッドホンサラウンド再現機能を効果的に使用するには入力がマルチチャンネルのサラウンド音声である必要があります。
MIC SETTINGS (マイク設定)
MIC SETTINGSページでは、Mic / HeadsetからZGシリーズに入力された音声信号に対し、入力と出力をメーターで確認しながら、一定の音量以下の音をカットしノイズを低減できるGATE (ゲート)、音を圧縮することによりダイナミックレンジ(音量の大小の幅)を抑えるCOMP (コンプレッサー)、特定の周波数域を増幅/減衰することにより音質を調整するEQ (イコライザー)、一定の音量内に制限し聞きやすい音声に仕上げるLIMITER (リミッター)など様々な音量・音質補正ができます。
MIC EFFECT (マイクエフェクト)
MIC EFFECTページでは、Mic / Headsetから入力された音声信号に対する3つのエフェクトの設定ができます。これらの設定は、本体ボタンのアイコンと対応しており、物理ボタンで瞬時に適用することが可能です。
1つ目のVOICE CHANGER 1には4種のエフェクト (FX1, FX2, REVERB, TONE) の組み合わせ設定を保存できます。2つ目には同様のVOICE CHANGER 2か、押している間だけ入力音がミュートされBeep音が鳴る放送規制演出ができるSE機能のいずれかを割り当てることができます。3つ目は押している間のみエコー効果が得られるEcho (エコー)ボタンになっています。
GAME EFFECT (ゲームエフェクト)
GAME EFFECTページでは、HDMI/USBから入力されたゲーム音とUSB/AUXから入力されたボイスチャット相手の声に対するエフェクトを設定することができます。
1,2,3のボタンはそれぞれ本体のボタンに対応しており、瞬時に呼び出すことができます。各ボタンへのエフェクトの設定は、用意されたプリセットから選択することもできますし、ユーザープリセットを作り、3D CHAT SPACE、ZG SURROUND、FOCUS MODE、EQといった各種エフェクトの詳細なパラメーター設定をカスタマイズすることもできます。
ゲームエフェクト プリセット一覧HEADPHONE MONITOR SETTINGS (ヘッドホンモニター設定)
HEADPHONE MONITOR SETTINGSページでは、ヘッドホンで視聴する音に対するEQ補正やMic / Headsetから入力された自身の声のモニター音量を設定することができます。
設定は、用意されたプリセットから選択することもできますし、ユーザープリセットを作り、4バンドEQにてご利用のヘッドホン/ヘッドセットに合わせた最適な補正設定を追求することもできます。
STREAMING OUTPUT MIXER (配信出力ミキサー)
ZGシリーズの出力チャンネル「STREAMING」を設定するための画面です。
入出力の音量をメーターで確認しながら、3種の入力音声「MIC、VOICE,GAME」の音量バランスをそれぞれのレベルスライダーで調節できます。また、その結果まとまった出力をUSB、HDMIそれぞれからの出力のON/OFFを設定することができます。「MONITOR (モニター)」ボタンを押し、水色に点灯している間はミックスされた信号を確認することができます。
※配信には、配信アプリの録音/入力デバイスに下記を選択する必要があります。
- Windows: Streaming (Yamaha ZG01)
- Mac: Yamaha ZG01 Game