ヤマハオーボエアーティスト一覧
世界中で活躍している偉大なアーティストたちの才能とインスピレーションがヤマハオーボエを支えています。アーティストたちの多くの経験と夢をヤマハは共有しています。高い芸術性を求めるアーティストたちの心とクラフトマンの匠の魂がすべてのヤマハオーボエに込められています。
荒川 文吉
Bunkichi Arakawa
プロフィール
1992年、東京都出身。東京藝術大学卒業。同大学院修士課程修了。修了時に大学院アカンサス音楽賞受賞。
これまでにオーボエを池田昭子、広田智之、青山聖樹、小畑善昭の各氏に師事。
第82回日本音楽コンクール第2位ならびに岩谷賞(聴衆賞)受賞。第31回日本管打楽器コンクール第1位ならびに文部科学大臣賞、東京都知事賞受賞。Fernand Gillet-Hugo Fox Oboe Competition 2015第2位(日本人過去最高位)。The Muri Competition 2019(スイス)第1位及び聴衆賞受賞(日本人初入賞)。副賞として、ハインツ・ホリガー指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団とモーツァルトのオーボエ協奏曲を共演。
2017年秋より、アフィニス文化財団海外研修員としてベルリンへ留学。2017年9月より、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の「カラヤンアカデミー」に在籍。ジョナサン・ケリー氏に師事。2018年のサイモン・ラトル音楽監督退任演奏会を含む、多数のベルリンフィル本公演に出演した。
2014年、大学4年在学中に東京フィルハーモニー交響楽団に入団。現在、同楽団首席オーボエ奏者。
愛用楽器
池田 祐子
Yuko Ikeda
プロフィール
神奈川県出身。
洗足学園大学音楽学部卒業。
オーボエを虎谷迦悦氏に、室内楽を中川良平氏に師事。
国際芸術連盟コンクール室内楽部門で優秀賞受賞。
桐朋学園嘱託演奏員、「子供のための音楽教室」講師を経た後、ロイヤルチェンバーオーケストラ首席奏者を務める。
在団中に多数コンチェルトを共演、特にヨーロッパ公演(ベルギー/ドン・ボスコ教会、イタリア/ヴィチェンツァ・オリンピコ劇場)では、地元新聞に取り上げられ絶賛される。
また、静岡交響楽団、九大フィル、鹿児島大管弦楽団ともコンチェルトを共演。
室内楽でも「風の五重奏団」として三鷹市芸術文化振興財団によるアウトリーチ事業や、文化庁派遣事業などで全国で公演を行い、CDを4枚リリースしている。
元東京ニューシティ管弦楽団団員。
愛用楽器
大島 弥州夫
Yasuo Oshima
プロフィール
大阪音楽大学首席卒業後、東京音楽大学研究生課程修了。宮本文昭、広田智之、古部賢一の各氏に師事。小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団、霧島国際音楽祭等に参加。ソリストとしても様々なオーケストラと共演。特に、いずみシンフォニエッタ大阪定期演奏会でのベリオ作曲「シュマンⅣ~オーボエと弦楽のための」では各方面から絶賛された。兵庫県立芸術文化センター管弦楽団との「ドリーム・コンチェルト」ではR.シュトラウスのオーボエ協奏曲を共演。東京オペラシティ文化財団主催リサイタルシリーズ「B→C」に出演。現在、いずみホールのレジデントオーケストラ「いずみシンフォニエッタ大阪」メンバー、大阪フィルハーモニー交響楽団オーボエ、イングリッシュ・ホルン奏者。大阪音楽大学非常勤講師。音楽之友社から初の著書「上達の基本 オーボエ」発売中。
愛用楽器
大庭 蓉子
Yoko Ohba
プロフィール
神奈川県出身。
12歳よりオーボエを始める。東京音楽大学卒業。
第10回東京音楽大学コンクール管打楽器部門第2位受賞。第26回宝塚ベガ音楽コンクール木管楽器部門第5位受賞。第31回日本管打楽器コンクールオーボエ部門入選。第29回宝塚ベガ音楽コンクール木管部門第3位受賞。第34回日本管打楽器コンクールオーボエ部門第3位受賞。
2015年4月から2019年3月まで(公財)千葉交響楽団オーボエ奏者。
2018、2019年韓国にて南道国際音楽に参加。2019年ソリストとして韓国の光州市立交響楽団と協奏曲を共演。
オーボエをこれまでに、広田智之氏に師事。また、ヘルムート・ヴィンシャーマン氏の公開レッスンを受講。室内楽をこれまでに、中野真理、故 内山洋、宮本文昭、安原理喜の各氏に師事。現在、フリーのオーボエ奏者として国内外にて客演、客演首席、ソリストを務めオーケストラや室内楽など、様々な演奏活動を行なっている。また指導も行なっている。
愛用楽器
YOB-831(02) 特注モデル、YOB-831HG H-limited03 Black Opal
蠣崎 耕三
Kozo Kakizaki
プロフィール
1983年京都市立芸術大学音楽学部を首席で卒業。在学中、第51回日本音楽コンクール入選。
1984年DAADドイツ政府給費留学生としてミュンヘン音楽大学大学院へ留学。留学中、ベルリン放送交響楽団、ミュンヘン・バッハ管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団など数多くのオーケストラに客演。
1987年帰国。第4回日本管打楽器コンクールオーボエ部門第1位入賞。
札幌交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団を経て、現在読売日本交響楽団首席オーボエ奏者を務める。紀尾井シンフォニエッタ東京のメンバーとして、また独奏者、室内楽奏者としても活躍するかたわら桐朋学園大学准教授として後進の指導にも当たっている。
岩崎勇、ギュンター・パッシーンの各氏に師事。
愛用楽器
鈴木 繁
Shigeru Suzuki
プロフィール
1953年、秋田県角館町に生まれる。
陸上自衛隊東北方面音楽隊に入隊し、サックスからオーボエに転向する。その間、故・青山治一、似鳥健彦、河野剛 各氏に師事する。
1975 年、宮城フィルハーモニー管弦楽団(現仙台フィルハーモニー管弦楽団)のプロ化と共に入団、創立に携わる。様々な演奏活動のほか、東北を中心に後進の指導に力を注ぎ、多くの学生、演奏家を育成している。
2013年、若い演奏者の活動と情報交換の場を広げるべく「仙台オーボエクラブ」を発足する。
愛用楽器
田渕 哲也
Tetsuya Tabuchi
プロフィール
宇都宮短期大学附属高等学校音楽科を経て東京藝術大学音楽学部器楽科オーボエ専攻卒業。
オーボエを斎藤享久、鈴木尚雄、河野剛、小畑善昭、G.シュマルフスの各氏に、室内楽を山本正治、四戸世紀、岡本正之の各氏に師事。
現在、ソロ、室内楽、オーケストラ等の演奏活動の傍ら後進の指導にも力を注いでいる。
洗足学園音楽大学准教授、宇都宮短期大学音楽科・同附属高等学校音楽科講師。
アンサンブル「イヴローニュ」、森の五重奏団、MCFオーケストラとちぎ、東京アーティスツ合奏団オーボエ奏者。
愛用楽器
中根 庸介
Yosuke Nakane
プロフィール
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て東京藝術大学卒業。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了。東京藝術大学在学中2年間、ドイツ、トロッシンゲン音楽大学に留学。平成17年度文化庁芸術家在外研修員。リューベック音楽大学卒業。別府アルゲリッチ音楽祭、リゾナーレ音楽祭など、国内の主要な音楽祭に参加したほか、独奏者、室内楽奏者としての活動や、国内外のオーケストラに客演するなど、幅広い活動を行ってきた。また、オーボエの基礎奏法やリード製作とその周辺技術を研究を行い、ボーザウ、リューベックのサマーコースにアドバイザーとして招かれたほか、国内のマスタークラスにて、通訳、アドバイザーとして招かれるなど、後進の指導にも当たってきた。東京藝術大学管弦楽研究部非常勤講師(芸大フィルハーモニア・オーボエ奏者)を経て、現在、滋賀大学教育学部准教授、滋賀県立石山高等学校音楽科、大阪教育大学教養学科芸術専攻音楽コース非常勤講師。
愛用楽器
YOB-832L
西沢 澄博
Kiyohiro Nishizawa
プロフィール
1979年青森県弘前市出身。中学校の吹奏楽部でオーボエをはじめる。
1998年、東京音楽大学へ入学。
2000年、京都国際音楽学生フェスティバルに参加。室内楽とオーケストラの公演に参加した。
2002年東京文化会館新進音楽家デビューオーディションに合格(ソロ・室内楽の2部門)。東京文化会館大ホールで行われた合格者によるガラ・コンサートに出演。
2002年東京音楽大学卒業。卒業直前に受けたオーディションに合格し卒業と同時に仙台フィルハーモニー管弦楽団に入団。
同年、小澤征爾氏とチェロのロストロポーヴィチ氏が行った「キャラバン2002」のメンバーに選ばれ東北各地で演奏を行った。
オーケストラ以外にソロや室内楽活動も盛んに行い「仙台クラシックフェスティバル2008」ではオーボエのソロコンサートを、2012年には仙台フィルの262回定期演奏会においてR.シュトラウスのオーボエ協奏曲のソリストとして登場した。
また仙台フィルが劇中の音楽を担当した映画「剱岳・点の記」では独奏曲を担当した。
これまでにオーボエを宮本文昭、安原理喜の両氏に師事。また、アフィニス夏の音楽祭においてV.シュトルツェンベルガー、K.クリユスの各氏の指導を受ける。
現在、仙台フィルハーモニー管弦楽団首席オーボエ奏者。また、仙台ジュニアオーケストラ講師。
愛用楽器
YOB-831HG -Blue Sapphire-
姫野 徹
Tohru Himeno
プロフィール
1963年生まれ。国立音楽大学卒業。
オーケストラを中心に活動するが絵画などのアートや舞踊、またクラシックに限らず多方面にわたる芸術分野に刺激を受け多くのアーティストと共演してきた。
'91渡独し研鑽を積む。
(公財)千葉交響楽団にてオーボエ奏者を務める一方室内楽、ソリストとしてコンチェルト、また海外のオーケストラの来日公演などでの客演ソロ奏者としての活躍もめざましい。
「ドイツの響きを継承する美しい音」と称されるほどその音色はやさしく、詩的な音楽は人々を魅了してやまない。
クリスチャン音楽家の集まりであるユーオーディア メンバー。
共にレコーディングした「ユーオーディア・ワーシップ」や「イエスのみうでに」におけるコンチェルト等CDの収録も多数あり好評を博している。またこれまでにリサイタルの模様が放送されるなどのTV出演も多い。
'12に初のソロ・アルバム「OBOE MY SOUL」がリリースされた。
オーボエを似鳥健彦、丸山盛三、インゴ・ゴリツキの諸氏に師事。
ユーオーディア アカデミー講師として後進の指導にもあたっている。
愛用楽器
YOB-832HG -Blue Sapphire-、 YOB-832HG -BLACK OPAL-
広田 智之
Tomoyuki Hirota
プロフィール
国立音楽大学在学中に、日本フィルハーモニー交響楽団に入団。
日本フィルの首席オーボエ奏者、ソロ・オーボエを経て、現在東京都交響楽団の首席オーボエ奏者を務める。また、紀尾井シンフォニエッタ東京、オイロス・アンサンブル、カスタム・ウインズのメンバーとしても活躍し、リサイタルや室内楽でも精力的に活動を行う。
これまでに日本フィルをはじめ、東京都交響楽団、東京シティ・フィル、ミラノ・スカラ座弦楽合奏団、チェコ・チェンバーソロイスツ、ザルツブルグ室内オーケストラ、モスクワソロイスツ、ベトナム国立交響楽団など、国内外のオーケストラ、室内楽団とコンチェルトを多数協演。NHKの芸術劇場やFMリサイタルにも度々出演する。
多忙なオーケストラ活動とともに、近年は映像音楽の分野でも目覚しい活躍を続けており、クラシックにとどまらず、ポップス、ジャズやロックなどのジャンルレスな活動が注目を集める。
ソロCDはビクターエンタテインメントより「ロミオとジュリエット」「ダブリン・カフェ」「青の宇宙」、オクタヴィア・レコードよりJ.S.バッハ作品集「パルティータ」、「モーツァルト オペラ デュオ」、J.S.バッハ作品集「アフェトゥオーソ」、「Morceau de Salon -オーボエ有名ソナタ集-」、「ファンタジー・パストラール -20世紀オーボエ作品集-」、「R.シュトラウス:オーボエ協奏曲、4つの最後の歌 他」、「モーツァルト:オーボエ四重奏曲&五重奏曲他」、「オーボエ・アンサンブル HAIM」、「歌う葦 -邦人オーボエ作品集-」、「二つの魂ー広田智之VS.TOMO・Hirotaー」(2016年4月22日リリース)、日本アコースティックレコーズより「カメレオン・バッハ ChameleonBach」がリリースされている。
日本音楽コンクール、日本管打楽器コンクールなど主要コンクールの審査員を務め、現在は、上野学園大学特任教授、桐朋学園大学特任教授として後進の指導にも努めている。日本オーボエ協会常任理事。
愛用楽器
YOB-832HG、YOB-832HG -Blue Sapphire-、YOB-831HG H-Limited -Black Opal-
松岡 裕雅
Hiromasa Matsuoka
プロフィール
東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。第10回日本管打楽器コンクールオーボエ部門入賞ほか、各種コンクールにおいて高い成績を残す。1992年日本フィルハーモニー交響楽団入団。日本ダブルリード株式会社サロンにて42ndStepFowardConcert 松岡裕雅オーボエリサイタル開催。浜離宮朝日ホールにてヤマハリサイタルシリーズVol.18松岡裕雅オーボエリサイタル開催。これまで、サイトウ記念オーケストラ、アジアフィル等にも参加。
ソリストとしてバッハ、マルチェッロ、チマローザ等から吹奏楽の分野でリムスキーコルサコフ、バーンズ、フェランなどの作品を多くの団体と共演。
飛騨高山ヴィルトーゾオーケストラ ライブレコーディング、Andrey Rubtsov : Oboe Concerto がナクソスより配信中
https://ml.naxos.jp/work/7511554
現在、Ensemble Eau de Vie主宰、WindbagQuintetメンバー、東邦音楽大学・大学院特任准教授、日本オーボエ協会常務理事、日本フィルハーモニー交響楽団オーボエ奏者。
愛用楽器
水谷 元
Hajime Mizutani
プロフィール
東京芸術大学卒業。
ドイツ国立ハノーファー音楽大学大学院にてインゴ・ゴリツキー氏に師事。
バッハ・コレギウム・シュトゥットガルトのメンバーとして演奏会、レコーディングに参加。
その他、室内オーケストラ等で活躍。
ヒルデスハイム市立歌劇場、ブレーメン州立歌劇場の契約団員を務める。
1988年エッセン市立歌劇場に入団。
1990年より2020年までオーケストラ・アンサンブル金沢のオーボエ奏者を務める。
愛用楽器
宮城 完爾
Kanji Miyagi
プロフィール
福島県出身。10歳よりオーボエを始め、前川光世、丸山盛三の両氏に師事。
室内楽を丸山盛三、小笠原長孝、霧生吉秀、中川良平の各氏に師事。
東京を中心にオーケストラ、吹奏楽、室内楽等で活躍。
1994年に札幌交響楽団オーボエ奏者として入団。
入団以来、ソロ、室内楽を中心に活動を行い、2002年オーボエ、クラリネット、ファゴットの編成「トリオ・ダンシュ札幌」を結成。各地で演奏活動を行い、2006年には札幌市民文化奨励賞を受賞。
愛用楽器
YOB-832HG
宮村 和宏
Kazuhiro Miyamura
プロフィール
1979年神戸生まれ。12歳よりオーボエを始める。
東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て2001年東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。
95年第3回高校生国際芸術コンクール、2000年第69回日本音楽コンクール、それぞれオーボエ部門第1位。
01年東京交響楽団とユーク・バウアー作曲「コンチェルト・ロマーノ」を日本初演。08年第19回瀬戸フィルハーモニー交響楽団定期演奏会でR.シュトラウスのオーボエ協奏曲のソリストを務めた。
これまでに、ソリストとして東京佼成ウインドオーケストラ、東京交響楽団、東京ゾリステン、瀬戸フィルハーモニー交響楽団等と共演。
リサイタル活動も活発に行っており、主なものとしては01年12月、02年2月の連続デビューリサイタル「1st.バロック・古典」(石橋メモリアルホール)「2nd.近・現代」(すみだトリフォニー小ホール)、06年12月「宮村和宏オーボエリサイタル」(王子ホール)、08年11月「B→C」(東京オペラシティリサイタルホール)、11年12月「宮村和宏オーボエリサイタル」(ヤマハホール)等、それぞれ意欲的なプログラムにより好評を博した。
また、国内外のオーケストラの公演に客演首席奏者として多数参加している。
これまでに平手七重、福田由美、広田智之、高橋淳、小畑善昭、松山敦子の各氏に師事。
現在、東京佼成ウインドオーケストラオーボエ奏者、副コンサートマスターを務める傍ら、昭和音楽大学、洗足学園音楽大学で非常勤講師として後進の指導にも力を注いでいる。
また、Ensemble Contemporary αメンバーとして現代音楽のジャンルでも活動している。
「オーボエレパートリー ポピュラー&クラシック名曲集」(ヤマハミュージックメディア刊)等を監修。
愛用楽器
YOB-832HG -Blue Sapphire-、 YOB-832HG -BLACK OPAL- 、YOB-831L
最上 峰行
Takayuki Mogami
プロフィール
桐朋学園大学音楽学部中退。オーボエを鈴木繁、似鳥健彦、蠣崎耕三、宮本文昭各氏等に師事。第69回日本音楽コンクール・オーボエ部門第3位入賞。
これまでに国内主要オーケストラにゲスト首席奏者として多数客演する他、小澤征爾音楽塾、サイトウキネンオーケストラ、宮崎国際音楽祭等に参加。ソリストとして、プラハ国民劇場管弦楽団、セントラル愛知交響楽団、等と共演。またスタジオミュージシャンとしても活動し、数多くのアーティストの作品、映画、ドラマ等のレコーディングに参加している。
現在、東京交響楽団オーボエ奏者、桐朋学園大学音楽学部非常勤講師、東海大学教養学部芸術課程非常勤講師。ARCUS、クインテット・アッシュ、エロイカ木管五重奏団、各メンバー。
愛用楽器
安原 太武郎
Taburo Yasuhara
プロフィール
東京音楽大学付属音楽高等学校を経て、東京音楽大学卒業。
ドイツ・カールスルーエ音楽大学、大学院修了。
第15回かながわ音楽コンクール管楽器部門総合第1位。
小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト「ドン・ジョヴァンニ」、ロストロポーヴィッチ・コンサートキャラバン2002、2005に参加。
サイトウ・キネン・フェスティヴァル松本「ふれあいコンサート」に出演。
アフィニス夏の音楽祭2011広島に参加。
これまでに安原理喜、小島葉子、宮本文昭、加納律子、トーマス・インデアミューレの各氏に師事。
現在、セントラル愛知交響楽団オーボエ奏者。
名古屋芸術大学、金城学院大学非常勤講師。
愛用楽器
末政 圭志
Keiji Suemasa
プロフィール
プロフィール:京都市立芸術大学、北西ドイツ音楽大学(デトモルト)卒業。オーボエを梅原美男、岩崎勇、ヘルムート・ヴィンシャーマン各氏に師事。1976年、田中賞受賞。1976-1979年DAAD(ドイツ給費)奨学生。ドイツバッハゾリステン、ティボール・ヴァルガ室内管弦楽団、フランクフルト室内管弦楽団メンバーとして、ヨーロッパ各地の演奏会、音楽祭に参加。また、国内外で数々のソロリサイタル、室内楽演奏会を開催。ケルン放送局、ラジオ・ブレーメン、スイス放送局、NHK・FM、東急ケーブルテレビに出演。1991年、ブレーマーハーフェン市より「カンマームジカー」 の称号を得る。1990-1992年、同市文化委員会会員。1995年、1997年 ドイツ青少年音楽コンクール・ブレーメン地区予選管楽器部門審査員。2003年浜松国際管楽器アカデミーアドバイザー。2019年までフィルハーモニー管弦楽団ブレーマーハーフェン首席ソロオーボエ奏者を務める。日独協会ブレーメン、文化日独コミュニティー会員。
ホームページ:https://suemasaoboe.wixsite.com/oboeinfo
メールマガジン:ドイツでのプロ・オーボエ奏者としての専門的な情報・意見以外に、最近のドイツ・ヨーロッパのニュース、旅行、食べ物などをテーマをお送りしております。http://www.mag2.com/m/0000120874.htm
Facebook:https://www.facebook.com/keiji.suemasa
愛用楽器
YOB-822CWG
髙島 拓哉
Takuya Takashima
プロフィール
北海道釧路市生まれ。北海道教育大学札幌校芸術文化課程音楽コース卒業。オーボエを岩崎弘昌氏に師事。在学中日本演奏連盟推薦新人演奏会に出演し、札幌交響楽団と共演。ハイメス(北海道音楽国際交流財団)コンクールにて第一位受賞。同財団また、北海道文化財団より奨学金を受け、北海道教育大学より交換留学生として2000年、フィンランド、シベリウス音楽院へ留学。オーボエをヨウコテイカリ氏に師事。同年、フィンランド、ラハティ管楽器コンクール、オーボエ部門にて第一位受賞。2001年、同大学卒業と同時にトゥルク交響楽団入団、シベリウス音楽院入学。2000、2003、2004年、PMFパシフィックミュージックフェスティバルにて、ワレリー" ゲルギエフ、ベルナルト" ハイティンク、ファビ" オルイジ、エド" デ" ワールトら各氏に指導を受ける。ヘルシンキフィルハーモニックオーケストラ、フィンランド放送交響楽団、シンフォニアラハティ、タピオラシンフォニエッタ、タンペレフィルハーモニックオーケストラなどフィンランド主要オーケストラにて客演を務める。2007-2008年、トゥルク市より奨学金を受け、フランス・パリのCite Internationale des Arts(国際芸術家都市)にレジデントアーチストとして滞在。オーボエをジャック・ティス氏に、バロックオーボエをラファエル・パラシオス氏に師事。2008年シベリウス音楽院を、満場一致の満点で卒業、音楽修士号を取得。2014年フィンランド" クルーセル国際オーボエコンクール実行委員会所属。トゥルク交響楽団首席オーボエ奏者。
愛用楽器
YOB-821G
ルカ・ヴィニャーリ
Luca Vignali
プロフィール
1982年にイタリア・ボローニャ音楽院を最高位の成績で卒業。 在学中の1980年にヴェローナ歌劇場首席、1981年にトスカーナ管弦楽団首席を歴任し、1984年満場一致でローマ歌劇場首席奏者のオーディションに合格、現在に致る。またカラヤン・アカデミーでも学び在籍中はベルリン・フィルのコンサートにも出演、H.V.カラヤン、L.マゼール、小澤征爾、D.バレンボイムらと共演。
1986年マルティニーで開催された国際音楽コンクールでイタリア人として初めて優勝した。類稀な才能と高いレベルのオーボエレパートリーへの解釈が評価され2000年フランコ・アルファーノ賞を受賞した。
これまでにローマ・セント・チェチーリア管、RAI国立響、ミラノ・スカラ座管、マントヴァ室内管などイタリア国内の著名オーケストラに客演している。またスポレート(ドゥエ・モンディ)音楽祭、フェスティバル・オブ・ネーションズなど著名な音楽祭にも招聘されている。
ソリストとしてイタリア国内のオーケストラや室内楽グループとの協演も多く、ヨーロッパ国内を始めアメリカ、日本などにもツアーを行っている。
1988年よりイタリア室内管弦楽団メンバーとして世界中で演奏、コンサートでの模様が放映され好評を博している。またトスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーとしても活動している。
愛用楽器
川人 大地
Daichi Kawahito
プロフィール
東京藝術大学音楽学部器楽科を卒業。ミュンヘン市立リヒャルト・シュトラウス音楽院へ留学。マンハイムにおいてヴィンフリート・リーバーマンの薫陶を受ける。これまでに新日本フィルハーモニー交響楽団をはじめ、多くの団体と共演。オーボエを山根秀憲、丸山盛三、斎藤勇二、小島葉子、マリオ・カミンスキの各氏に師事。第2回東京音楽コンクール木管楽器部門第2位 第4回大阪国際音楽コンクール管楽器部門第2位
現在、日本センチュリー交響楽団オーボエ奏者、徳島文理大学非常勤講師。
愛用楽器
水村 一陽
Kazuharu Mizumura
プロフィール
1989年湘南出身。神奈川県立弥栄東高等学校音楽コース卒業(現:神奈川県立弥栄高等学校芸術科)。上野学園大学音楽部音楽学科演奏家コース特待生A卒業。桐朋オーケストラアカデミー修了。第23回宝塚ベガ音楽コンクール木管部門入選。下野竜也指揮、上野学園大学管弦楽団と第60回定期演奏会にてオーボエ協奏曲を協演。第31回日本管打楽器コンクールオーボエ部門入選。第34回日本管打楽器コンクールオーボエ部門第2位。大阪フィルハーモニー交響楽団2ndオーボエ兼イングリッシュ・ホルン奏者。オーボエを中山正瑠、田渕哲也、河野剛 、広田智之、森枝繭子、南方総子、三原隆正、池田昭子各氏に師事。
愛用楽器
佐藤 太一
Taichi Sato
プロフィール
1987年北海道恵庭市出身。高校の吹奏楽部でオーボエをはじめる。2005年洗足学園音楽大学に入学。2009年同大学を優秀賞を得て卒業、読売新聞新人演奏会(東京文化会館)に出演。2011-2012年神奈川フィルハーモニー管弦楽団契約団員、2013-2014年N響アカデミー生を経て、2014年九州交響楽団に首席奏者として入団。これまでに首都圏をはじめ国内各地のプロオーケストラへ、客演および客演首席として招かれ多くの演奏会へ出演。ソリストとして、洗足学園大学院室内管弦楽団とR.シュトラウス、九響とW.A.モーツァルトのオーボエ協奏曲を協演。2016年には九響定期演奏会にてモーツァルト『協奏交響曲』のソリストの1人も務めた。これまでにオーボエを辻功、細田てるみの各氏に師事。N響アカデミーにて青山聖樹、茂木大輔、和久井仁各氏のレッスンを受講。またマスタークラス等でモーリス・ブルグ、ニコラス・ダニエル、フランソワ・ルルー、ダヴィッド・ワルター各氏(オーボエ)や、クリストフ・グランデル氏(コーラングレ)のレッスンを受講。現在、九響首席オーボエ奏者。また福岡第一高校音楽科にて講師を務める。
愛用楽器
小畑 善昭
Yoshiaki Obata
プロフィール
東京藝術大学卒業、同大学院修了。在学中、第42回NHK毎日音楽コンクール管楽器部門第3位入賞。1979年より1982年まで東京交響楽団に在籍し、その後ベルリンへ留学。帰国後、新日本フィルハーモニー交響楽団の首席オーボエ奏者をつとめた。現在は東京藝術大学音楽学部名誉教授として後進の指導にあたるかたわら、独奏及び室内楽、また古楽器奏者としても演奏活動を繰り広げている。
愛用楽器
吉井 瑞穂
Mizuho Yoshii
プロフィール
甘美な音色と豊かな音楽性で世界の聴衆を魅了する国際派オーボエ奏者。東京藝術大学入学後、渡独。カールスルーエ音楽大学を首席で卒業。日本音楽コンクール優勝のほか、イギリス・バルビローリ国際コンクール、日本管打楽器コンクールで入賞。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のカラヤンアカデミー生として活躍中にクラウディオ・アバドに認められ、2000年からマーラー室内管弦楽団首席奏者として、ヨーロッパを中心に演奏活動を行う。アバドをはじめ(共演200回以上)、ギュンター・ヴァント、ニコラウス・アーノンクール、ピエール・ブーレーズ、グスタヴォ・ドゥダメル、ダニエル・ハーディングといった巨匠の指揮で演奏を重ねる一方、ヨーロッパの主要オーケストラ、アンサンブルから頻繁に客演首席奏者として招かれている。ソロや室内楽でも精力的な活動を展開し、テツラフ・カルテット、レイフ・オヴェ・アンスネス、マーティン・フロストらと共演。ニューヨーク・マンハッタン音楽院をはじめ、イギリス、スペイン、ドイツ、イタリア、南米などでマスタークラス教授として招かれ、後進の指導にあたっている。東京藝術大学准教授、ルツェルン祝祭管弦楽団設立メンバー。2019年第49回JXTG音楽洋楽部門奨励賞。(旧モービル賞/現ENEOS賞)鎌倉市出身・在住。
愛用楽器
岡山 理絵
Rie Okayama
プロフィール
滋賀県立石山高等学校音楽科を経て、京都市立芸術大学卒業、同大学大学院音楽研究科を修了。
ヤマハ管楽器新人演奏会に出演。第6回津山総合音楽祭ダブルリードコンクール入賞。
ロームミュージックファンデーションの奨学金を受け渡独し、マンハイム音楽大学、及びヴュルツブルク音楽大学にて学び、最優秀の成績で修了。
在独中、ミュンヘン・バッハ・ゾリステン、南西ドイツ・カンマーフィルハーモニー・プフォルツハイム、マインツ室内合奏団、在マンハイム・室内オーケストラ(KKO)等の定期公演等に客演するなど、研鑽を積む。
帰国以来、国内各地のオーケストラに客演するなど、演奏活動をおこなっている。
オーボエ協奏曲のソリストとしてこれまでに、京都市交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団等と共演。コウベレックスよりソロCDアルバム『春への想い』をリリース。
現在、神戸市室内管弦楽団団員。
愛用楽器
及川 寛繁
Tomoshige Oikawa
プロフィール
吉成行蔵氏に師事し武蔵野音楽大学を卒業。その後ミュンヘン音楽大学にてG.パッシン氏に師事、ドイツ・ライプツィヒ交響楽団の首席オーボエ奏者に就任。同オーケストラとはモーツァルトのオーボエ協奏曲の他、バッハ、サリエリの協奏曲などソリストとして多数演奏、R.シュトラウスの生誕150周年記念には、彼のオーボエ協奏曲を演奏し好評を博す。その傍らライプツィヒ音楽大学指揮科を卒業し、第7回ウィーン国際指揮者コンクールでファイナリストに、オーストリア教育省の給費を受けて音楽祭にも出演。そして宗教改革コンサートにてライプツィヒ交響楽団を指揮し、指揮者としてデビューする。日本では毎年様々な企画で銀座ヤマハホール、みなとみらいホール等にて「及川寛繁オーボエリサイタル」を展開、13回を数える。また2014年には奈良の国宝元興寺でもリサイタルを行なっている。全国発売中のソロCD、「三つのオーボエ・ソナタ」(ナミ・レコード WWCC7611)は作曲者の一人、故デュティユー氏からも賛辞を贈られている。
30年に亘るドイツでの首席オーボエ奏者、ソリストとしての活動を経て、2019年4月より鹿児島国際大学国際文化学部音楽学科教授として後進の指導にあたるとともに、ソリストとしての演奏活動、指揮者としての活動に精力的に取り組んでいる。
愛用楽器
YOB-832
宮沢 香おり
Kaori Miyazawa
プロフィール
群馬県前橋市出身。
群馬県立前橋女子高等学校普通科卒業。愛知県立芸術大学音楽学部卒業、同大学院修士課程修了。
第8回ながのーアスペン音楽祭にて音楽賞を受賞し、翌年のアメリカ・コロラド州アスペン音楽祭に参加。志賀高原サマーミュージックキャンプ特別講座にて故ローター・コッホ氏(元ベルリンフィルハーモニー交響楽団首席オーボエ奏者)のマスタークラスを受講。氏の招きによりオーストリア・ザルツブルグへ渡りモーツァルテウム音楽院にて同氏に師事。第1ディプロムを取得した。
帰国後、名古屋市、前橋市においてソロリサイタルを開催。
第4回若手奏者のためのコンペティション、デュオ・室内楽部門第3位(室内楽最高位)。
2000年、小牧市交響楽団(現中部フィルハーモニー交響楽団)創立時に入団。第3回定期演奏会、同楽団コンサートにおいて秋山和慶氏、吉田行地氏、堀俊輔氏指揮のもとソリストを務めている。
オーボエをコッホ氏の他、キャサリン・グリーンバンク、小畑善昭、吉良裕憲の各氏に、室内楽および音楽全般を菅原眸、中川良平、村田四郎、山本佳弘の各氏に師事。
現在、中部フィルハーモニー交響楽団団員、アンサンブル・カラヴィンカ、Ensemble MiAO、Te-Ze Trioメンバーとして、広く演奏活動を行っている。
愛用楽器
YOB-822CWG
柴田 祐太
Yuta Shibata
プロフィール
13歳よりオーボエを始める。
第7回日本ジュニア管打楽器コンクールオーボエ部門高校生コース金賞(第一位)。
愛知県立芸術大学音楽学部卒業。東京藝術大学大学院音楽研究科修了。桐朋オーケストラ・アカデミー研修課程修了。
2018年6月より山形交響楽団首席オーボエ奏者を務める。
2019年8月山形交響楽団とモーツァルトのオーボエ協奏曲を共演。
これまでにオーボエを池田逸雄、寺島陽介、和久井仁、浦丈彦、小畑善昭の各氏に師事。
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北島 章
Akira Kitajima
プロフィール
石川県小松市出身。1973年武蔵野音楽大学器楽科卒業。オーボエを吉成行蔵、ルネ・ウルトフ各氏に師事。同年北西ドイツ音楽アカデミー・デットモルトに入学。オーボエをヘルムート・ヴィンシャーマン氏に学ぶ。ドイツ・バッハゾリステンのメンバーとしてヨーロッパ各地で演奏する。その後、ケルン国立音楽大学に移り、オーボエをヘルムート・フッケ氏のもとで更に研鑽を積む。1976年、北西ドイツ・フィルハーモニー交響楽団にソロオーボエ奏者として入団。1980年には東京・金沢でリサイタルを開催。
1983年、NHK交響楽団に首席オーボエ奏者として入団。その間、NHK交響楽団、N響団友オーケストラ、オーケストラアンサンブル金沢、モーツァルトアンサンブルオーケストラなどとモーツァルトのオーボエ協奏曲、ハイドンのオーボエ協奏曲などを共演している。2006年第26回有馬賞を受賞。2010年にNHK交響楽団を定年退職し、現在、武蔵野音楽大学非常勤講師、オーボエ協会顧問、N響団友会役員、デットモルト木管アンサンブルメンバー。
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川内優子
Yuko Kawachi
プロフィール
佐賀市出身。
佐賀県立佐賀北高等学校普通科芸術コース、武蔵野音楽大学卒業。桐朋学園大学研究科修了。同大学嘱託演奏員を2年間務める。
オーボエを吉成行蔵、蠣崎耕三、広田智之各氏に師事。大学在学中にW・リーバーマン氏の指導を受ける。
東京吹奏楽団、シアター オーケストラ トウキョウ、オーボエ奏者。
渋谷区青少年吹奏楽団非常勤講師。
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YOB-831L(02)、YOB-831HG H-Limited Black Opal
山本 楓
Kaede Yamamoto
プロフィール
栃木県出身。東京藝術大学を卒業後、同大学大学院、及び英国王立音楽院にて修士課程を修了。
2013年 第18回コンセール・マロニエ21木管部門第2位。2017年 第34回日本管打楽器コンクール入選。2019年 第88回日本音楽コンクール第1位、あわせて瀬木賞受賞。
これまでにオーボエを斎藤享久、田渕哲也、河野剛、小畑善昭、青山聖樹、和久井仁、C.ニックリンの各氏に師事。コールアングレをS.ボーリング氏に、バロックオーボエを三宮正満氏とK.スプレッケルセン氏に師事。
2022年11月、読売日本交響楽団に入団。ぱんだウインドオーケストラ、MCFオーケストラとちぎメンバー。とちぎ未来大使も務める。
ホームページ:https://www.kaedeyamamoto.com/
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笹平 幸那
Yukina Sasahira
プロフィール
長野県須坂市出身。長野県小諸高等学校音楽科を経て、東京藝術大学器楽科卒業。同大学院音楽研究科修士課程修了。修了時に大学院アカンサス音楽賞を受賞。
第16回ジュニア管打楽器コンクールオーボエ部門高校生コース金賞1位受賞。第37回日本管打楽器コンクールオーボエ部門入選。平成27年度東京藝術大学宗次德二特待奨学生。日本演奏連盟主催 新進演家育成プロジェクト・リサイタルシリーズTOKYO122出演。
これまでにオーボエを田渕哲也、河野剛、小畑善昭、吉井瑞穂の各氏に室内楽を岡崎耕治、日高剛、濱崎由紀、和久井仁、岡本正之の各氏に師事。またディートヘルム・ヨナス、モーリス・ブルグ、ハンスイェルク・シェレンベルガー等、各氏のマスタークラスを受講。
2023年1月、(公財)千葉交響楽団に入団。
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カスタムオーボエ YOB-822GCW
山本 啓太
Keita Yamamoto
プロフィール
1970年東京都生まれ。13歳より北島章氏にオーボエの手ほどきを受け、高校卒業後、渡独。マンハイム・ハイデルベルク音楽大学でヴィンフリート・リーバーマン氏に、シュトゥットガルト音楽大学でインゴ・ゴリツキ氏に、首席で卒業後、さらにジュネーヴ音楽院でモーリス・ブールグ氏に師事。ロイトリンゲン、カールスルーエ両都市のオーケストラで副首席、首席奏者を経て、1999年よりボンのベートーヴェン管弦楽団で首席奏者を務める。後進の指導にも精力的で、東京ヤマハアトリエを始め、ドイツの音楽財団ヴィラ・ムジカやドルトムントのオーケストラセンターのマスタークラスの講師として、また2009年よりケルン音楽大学支部アーヘン音楽大学で講師を務める。これまでに首席奏者として、日本では、NHK交響楽団や新日本フィルハーモニー、ドイツ各地では、フランクフルト、ケルン放送交響楽団、ハンブルク国立歌劇場管弦楽団、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団、ハンブルク、ベルリン交響楽団、ミュンヘン、シュトゥットガルト、ハイルブロン、ケルン各室内管弦楽団など数多くのオーケストラに客演している。
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大熊 祐子
Yuko Schmidt
プロフィール
1968年生まれ、栃木県足利市出身、ドイツ在住。中学校の吹奏楽部でユーフォニアムとテューバを吹いていたが、オーボエの音色に憧れていたので、高校からオーボエに転向し、山本安洋氏に師事。18歳単独で渡独、バイエルン州立ヴュルツブルク音楽大学で、クルト・ハウスマン教授、ヨッヘン・ミュラー=ブリンケン教授、リッカルド・ロドリゲス教授に師事。卒業後、ヴェストファーレン州レクリングハウゼン交響楽団で実習生を務め、1993年よりヴュルテンベルク州ロイトリンゲン管弦楽団で実習生と契約団員を経て、1997年正団員試験に合格し、オーボエおよびイングリッシュホルン奏者として現在に至る。
https://www.facebook.com/yuko.schmidt/
https://www.instagram.com/yukoboehorn/
愛用楽器
YOB-831
藤本 茉奈美
Manami Fujimoto
プロフィール
山口県出身。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学を卒業後、 同大学院修士課程修了。桐朋オーケストラアカデミー研修課程。柴滋、広田智之、小畑善昭、和久井仁の各氏に師事。2015 年夏、ドイツでシェレンベルガー氏、ブルグ氏に学び、当地の演奏会に出演。
オーケストラ連盟の新進演奏家育成プロジェクトオーディションを通過し、広島交響楽団と B.マルティヌーのオーボエ協奏曲で共演。第 18 回さくらぴあ新人コンクール廿日市市教育長賞受賞。「芸術・文化若い芽を育てる会」スポンサー賞・牛尾シズエ賞受賞。第 29 回宝塚ベガ音楽コンクール木管部門入選。第 3 回 K 木管コンクール第 2 位。
録画審査を通過しスイスで行われたMuriCompetition2019 出場。ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクールinTokyo2022特別賞受賞。第21回東京音楽コンクール入選。本選で日本フィルハーモニー管弦楽団とW.A.モーツァルトの協奏曲で共演。
防府音楽祭へのアーティストとしての参加や、プロオーケストラへの客演を重ねる。
洗足学園音楽大学準演奏補助要員。K音楽院講師。NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」、テレビ朝日「題名のない音楽会」などメディアにも出演。下野竜也音楽監督率いる広島ウインドオーケストラのオーボエ&イングリッシュホルン奏者。
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YOB-831(02) 特注モデル
龍宮 博行
Hiroyuki Tatsumiya
プロフィール
神奈川大学経済学部経済学科卒業、大学在学中は地元に新しく発足した町田フィルハーモニー管弦楽団で4年間常任指揮者荒谷俊治氏の下、オーケストラ演奏の素晴らしさを学ぶ。1979年5月当時の東ドイツに旅行中にゲルリッツ劇場オーケストラのオーディションを受けて一時帰国後1979年8月から首席オーボエ奏者として1982年7月まで在籍、シーズン1982/1983はバゥツェン劇場の1番オーボエ奏者で、1983年8月から2023年2月までワーグナー歌劇「ローエングリーン」、R.シュトラウス交響詩「ドンファン」の世界初演オーケストラのシュターツカペレ・ワイマール(ドイツナショナル劇場オーケストラ)にセカンドオーボエ兼イングリッシュホルン奏者として在籍、400年を超える歴史のあるオーケストラの伝統的な演奏の維持と新しい発展に努めた。湊貞男氏、Andreas Lorenz 氏、Klaus-Peter Gutz氏に師事。
愛用楽器
YOB-832Lを2本所有
島崎 智子
Tomoko Shimazaki
プロフィール
15歳でオーボエを始める。
高等学校卒業後、ザルツブルク・モーツァルテウム大学(オーストリア)に入学。
2001年ディプロマ取得後、同大学院(Master Class)に進学、2010年芸術修士課程を首席で修了(Master of Arts)。
大学院在籍中の2002~2006年、リンツ・ブルックナー管弦楽団(オーストリア)、デッサウ歌劇場(ドイツ)にて契約団員を務める。
カメラータ・ザルツブルグ、ザルツブルグ・モーツァルテウム管弦楽団、ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団、ケルン放送交響楽団(WDR)、バイエルン放送管弦楽団(RO)、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、他多数のオーケストラに客演。
ヨーロッパ各国の音楽祭、ヨーロッパ、アメリカ、アジアツアーに参加。
2006年よりオーボエ兼イングリッシュホルン奏者としてミュンヘン・ゲルトナープラッツ州立歌劇場管弦楽団(ドイツ)に入団、現在に至る。
又、アンサンブルBernhard・Kohlhaufのメンバーとして、ラジオ・TV・コンサート等を中心に活動中。
2024年バイエルン州より「Bayerische Kammermusikerin」(室内楽演奏家)の名称を授与。
オーボエを似鳥健彦、高橋淳、ローター・コッホ、ギュンター・パッシンの各氏に師事。
愛用楽器
篠原 拓也
Takuya Shinohara
プロフィール
東京音楽大学音楽学部を首席で卒業。在学中、特待奨学生に選ばれる。
2011年、第9回東京音楽コンクール木管部門第2位。2013年、東京文化会館主催「モーニングコンサート」に出演。2015年、音楽サロン"ドレミファクトリー"にて初リサイタルを開催。2016年、第22回シュガーホールオーディションにてオーボエ初のグランプリを受賞。2021年、東京文化会館主催「4館連携アフタヌーンコンサート」に出演。
これまでに小澤征爾音楽塾オーケストラプロジェクトⅡ、オペラプロジェクトⅩⅡ、XIII、XⅣ、サイトウキネンフェスティバルin松本「子どものための音楽会」「青少年のためのオペラ」、東京文化会館とニューヨークジャパンソサエティとの共同企画であるオペラ「Four Nights of Dream」のニューヨーク公演、並びに日本初演等に参加。日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、富士山静岡交響楽団等とモーツァルトのオーボエ協奏曲を共演。オーボエを姫野徹、荒絵理子、宮本文昭の各氏に師事。
オーケストラでの活動のほかオーボエソロ、室内楽やブラスバンドとの共演、企業CMのレコーディングなど幅広い演奏活動を行っている。
現在、富士山静岡交響楽団首席オーボエ奏者。
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カスタムオーボエYOB-832(02) 特注モデル