THR Head 生産完了品
ウルトラダイナミックパワーアンプ
ウルトラダイナミックパワーアンプ
ダンピングファクター(パワーアンプがスピーカーを制動する能力値)を真空管アンプと同様に低く設定することで、真空管アンプのような音圧感、ダイナミクスやレスポンスを実現。さらにエフェクターと組み合わせた時のトーンも変わらず、お持ちのエフェクターも違和感なく使用できます。
5種類のアンプタイプ
5種類のアンプタイプ
THRヘッドは、ソリッドステートからハイゲインまで、様々なジャンルに対応可能な5種類のアンプを搭載。まずはアンプタイプを選択して、THRヘッドの奥深いサウンドメイキングをじっくり堪能してください。
・MODERN
豊かな低音とサステインを持つ、アメリカンハードロックを代表するスタックアンプサウンドです。
・LEAD
程よいゲインのプリアンプによる、ミッドレンジの素晴らしい往年のイギリス製アンプサウンドです。
・CRUNCH
明るく鮮明でありながらダイナミックな歪みが特長の、ブリティッシュコンボアンプサウンドです。
・CLEAN
クリアかつ豊かなクリーントーンが特長的な、アメリカンコンボアンプサウンドです。
・SOLID
ソリッドステート回路によるクリアなトーンが特長のアンプサウンドです。
5種類の真空管タイプ
5種類の真空管タイプ
THRヘッドは、背面パネルのセレクターを切り替えるだけで、5種類のパワー管モデリングが選択でき、理想のサウンドを追求できます。さらに真空管タイプのそれぞれに2種類の動作クラス(クラスA/AB)切り替えが対応しており、全く新しいサウンドメイキングが可能となります。
・6V6
小さな音量でも歪みを得られることから、アメリカン小型コンボアンプに
よく搭載されるパワー管です。
・EL84
柔らかいドライブが特長で、ブリティッシュコンボアンプに多く採用される
パワー管です。
・KT88
音量を上げても歪みにくく、ジャズからメタル向けのアンプまで幅広いジャンルを
カバーするパワー管です。
・6L6GC
中域の粘りが特徴で、アメリカンアンプによく採用されるパワー管です。
・EL34
中高域の音抜けがよく、ブリティッシュアンプによく採用されるパワー管です。
*実際に真空管が内蔵されているわけではありません。ヤマハのVCM テクノロジーにより各真空管の動作特性を忠実に再現したものです。
デュアルアンプ機能
デュアルアンプ機能
「THR100H Dual」は、2台分の「THR100H」のアンプを搭載しています。2つのアンプは、完全に独立したシグナルフローを持ち、それぞれ5種類のアンプモデリング、5種類の真空管、2種類の真空管動作クラス(クラスA/AB)を選択できます。さらにブースター、リバーブ、IRスピーカーシミュレーターを独立して割り当てることも可能です。
軽量ボディ
軽量ボディ
「THR100H Dual」は5kgにも満たない軽量ボディ。スタジオやライブハウスに気軽に持ち運び、自宅で作りこんだサウンドをそのままステージで再現できます。
ブースター
ブースター
VCMテクノロジーによる、3種類の特長的なブースター* を搭載。専用のフットスイッチ(付属)により、オンオフを切り替えられます。
*専用エディター「THR HD_H Utility」からブースターの選択が可能です。
IR(Impulse Response)スピーカーシミュレーション
IR(Impulse Response)スピーカーシミュレーション
LINE OUT とPHONES OUT にはスピーカーシミュレーションを搭載。ライン出力時でも、スピーカーキャビネットを通してマイクで録音したかのような空気感のあるダイナミックなサウンドを実現。またサードパーティー製のスピーカーIR データ* を取り込むことができ、スピーカーキャビネットやマイクの種類、マイキング方法など様々な組み合わせでギターサウンドを楽しめます。
*スピーカーIR データとはスピーカーの応答特性(Impuls Response) データのことです。
[対応フォーマット]
拡張子:.aif / .aiff / .wav
ビット長:16bit, 24bit, 32bit 整数
チャンネル数:モノラルまたはステレオ
サンプリング周波数:44.1 kHz
IR長:2048ポイント
XLR端子のLINE OUT
XLR端子のLINE OUT
LINE OUTにXLR端子を採用。ノイズが少なく安定した出力を実現します。
シンプルな操作パネル
シンプルな操作パネル
液晶パネルやボタンを排除し、1つのノブには1つの役割のみを持たせることで、直感的に操作できるように設計。イメージ通りにトーンが変化し、サウンドメイクに意識を集中できます。
専用フットスイッチ(付属)
専用フットスイッチ(付属)
専用のフットスイッチでブースター、リバーブ、FXループのオン/オフ、およびデュアルアンプの切り替え(Ⅰ/Ⅱ/Ⅰ+Ⅱ)が可能。接続は5P DINケーブルのMIDIコネクタ仕様。交換や延長も簡単にできます。
専用エディター
専用エディター
USB 端子にコンピューターを接続し、専用エディター「THR HD_H Utility」を使ってアンプのエディットが可能。
・ 内蔵ブースターのタイプ切り替え(3 タイプ)
・ エフェクトループのシリアル接続/ パラレル接続の切り替え
・ 内蔵リバーブのタイプ切り替え(4 タイプ)
・ ノイズゲートの設定(3段階)
・ スピーカーシミュレーションの設定
コンピューターと接続する前に、あらかじめ「THR HD_H Utility」および「ドライバー」をダウンロード*下さい。
*動作環境をご確認下さい。
THR100H Dualに最適なキャビネット
THR100H Dualに最適なキャビネット
伝統的な真空管アンプの多くは、高品位なアンプヘッドとヘッドの性能を発揮できるよう設計された専用のキャビネットの2つが揃った時、最高のサウンドを奏でてきました。スピーカーキャビネット「THRC112/ 212」も同じように、「THR100H Dual」に内蔵された複数のアンプモデルや真空管のシミュレーションに柔軟に対応できるよう設計、チューニングされており、「THR100H Dual」 の性能を最大限引き出します。