バイタライズユニット ELSU-V02

ご愛用のELS-01シリーズをELS-02シリーズと同等の機能に

【バイタライズ後に変わる点】

※OPTICAL OUT端子は搭載されません。

※スマートメディアスロットは使用できなくなります。

※USB DOCKは搭載されません。

※USBデバイスはELS-01シリーズでの動作確認済み機器とは異なります。必ず「USBデバイス動作確認済みリスト」に掲載のものをご使用ください。

※ドラム・パーカッションのピッチを変更したデータはそのピッチで再現されない場合があります。

※リードボイスにおいては全音色で、レガート奏およびスライド機能を使用時に音のつながりが自然になりました。

※データの読み込みスピードが速くなりますので、これまでのデータは一部調整が必要になる場合があります。

※バイタライズ後のグレードアップキットはELS-02用をご利用ください。

<ご注意>

STAGEAバイタライズユニットの保障期間は1年間で、保証対象箇所はバイタライズユニット本体、および液晶ディスプレイ部分のみとなります。上下鍵盤、ペダル・パネル・スイッチ等、ELS-01シリーズ部分の不具合がバイタライズユニット取り付け作業後に発生した場合、ELS-01シリーズの保証期間終了後は有償にて修理を承ります。

ELS-01シリーズ部分にはSTAGEAバイタライズユニットの保証が適用されませんのでご注意ください。

修理は最寄のヤマハ特約楽器店、あるいはヤマハ修理ご相談センターへご用命ください。

 

さらにハイクオリティに、もっと表現力豊かに。

これまでのAWM音源415音色に新しく571音色を追加。ピアノサウンドもヤマハピアノの最高峰であるフルコンサートグランドピアノCFXをサンプリング。他にも高品質で多彩な音色が充実しました。リードボイスは全音色でレガート奏時の音のつながりが自然になりました。オルガンフルートは電子式トレモロが装備された電子オルガンの音質を持つ“ ユーロ” の新音色を追加しました。

※オルガンフルートはカスタムモデルとプロフェッショナルモデルに搭載

新しい表現へ。スーパーアーティキュレーションボイス。

楽器には音と音のつながりに様々な強弱や表情をつける、アーティキュレーションというものがあります。ELS-02シリーズでは、管楽器や弦楽器などのアコースティック楽器特有の奏法を鍵盤のタッチや演奏にあわせて自然に表現してくれる 「スーパーアーティキュレーションボイス」を追加しました。

【AEM( アーティキュレーション・エレメント・モデル)技術】

ヤマハ独自の音源技術を新たに導入。データベースの中から、演奏に最適なサンプルデータをリアルタイムに選び出し、それらを滑らかにつなげて発音させることで、自然なアコースティック楽器の音を再現します。スーパーアーティキュレーションボイスの一部に使われています。

【レイヤー】

1つの音色に最大8つの波形を重ねて(レイヤー)表現。最大4つの波形を重ねていたこれまでに比べ、音に厚みを生み出すだけでなく、時間やタッチの変化に応じて多彩な表情を作れます。ボイスエディットではこの8つのレイヤーを最大限に活用できるようになりました。

※スーパーアーティキュレーションボイスはエディットできません。

魅力を引き出すエフェクトを大幅に追加。

エフェクトは16カテゴリー308タイプになりました。各ボイスセクションに2系統ずつかけることができ、様々な音楽シーンを作り出すことが可能です。

さらに使いやすく。ボイスリンク登場。

ボイスコンディションの設定をした音色を、1つのボイスとして「ボイスリンク」に登録できます。登録したボイスは1つの画面に集めることができるので、どのボイスセクションからも呼び出すことが可能です。さらにボイスリンクされたボイスはコンディションの設定が連動しているので、従来のセクションコピーを繰り返す手間がいらず、スピーディーなレジストレーションづくりが可能になります。

ボイスエディット

内蔵されているボイスの音色や音量を変更してオリジナルボイスを作ることができます。8つのレイヤーを最大限に活用できるようになりました。

※スーパーアーティキュレーションボイスはエディットできません。

 

世界中の音楽へアプローチ、リズムパターンは倍増。

実際のドラムやパーカッションサウンドをサンプリングして作成されたリアルなリズムパターンをプリセット。スタンダードからエスニック、J-POPなど、いまのミュージックシーンを反映し、メトロノームやシンプルリズムを加えて、634種類に倍増。 弾きたい曲にあったリズムが見つかります。

キーボードパーカッションは同時に2セットアサイン。

すべての打楽器音をどの鍵盤に割り当てるかを自分で決めることができるユーザーアサインも1ユニット40セット用意しました。それぞれにドラムキットを設定することができ、同時に2セットまで使用可能です。

 

あらゆる音楽シーンを再現するレジストレーションメニューを追加。

レジストレーションメニューも240種類追加して、スタンダードモデルでは506種類、カスタムモデルでは566種類になりました。クラシック、ジャズ、ロックなど、音楽ジャンルから選んで呼び出すだけで、すぐに本格的なプレイを実現。いまのミュージックシーンを反映した最新のJ-POPなど幅広い音楽に対応します。

素材として使いやすい「シンプルレジスト」が新登場。シリーズのデータはもちろん使用可能。

新しく加わった「シンプルレジスト」。即興演奏やレジスト制作時の基本素材として使用できるようになっています。

切り替えは、さらにスムースに。

レジストレーションは16種類を1バンクとして保存することができます。これを5バンクまで、つまり16×5=80種類ものレジストレーションをあらかじめ読み込んでおけます。これが1ユニット。ユニット内では音の切れ目がなく、シームレスに切り替えられるようになりました。切り替えはレジストレーションメモリーボタンやフットスイッチ、レジストシーケンスでスムースです。さらに必要に応じて次のユニットを読み込むことができます。

ELS-01シリーズのデータはもちろん使用可能。

ELS-01シリーズ用に作成・購入したデータは、ELS-02シリーズでも使用可能です。 リードボイスにおいては全音色で、レガート奏およびスライド機能を使用時に、音のつながりが自然になりました。

・ELS-01シリーズのボイス/リズムはELS-02シリーズで同じ名前で内蔵されます。(数字が付加されるなど、若干の変更があります)

・データの読み込みスピードが速くなりますので、これまでのデータは一部調整が必要になる場合があります。

《ご注意》

※ELS-01シリーズ用に作成・購入したデータでドラムキットのピッチを変更した場合、ELS-02シリーズで再現されない場合があります。下記資料をご覧ください。

 

自分の演奏をオーディオファイル(.wav、サンプリング周波数44.1kHz、量子化ビット数16bit、Stereo)として録音し、再生することはもちろん、USBフラッシュメモリーに保存もできます。録音データはコンピューターや携帯音楽プレーヤーでも再生でき、CDを作成するのにも便利です。

 

 

スマートメディアスロット搭載モデルのスマートメディアスロットは使えなくなります。

※オプティカルアウトは搭載されません。

USB TO DEVICEは縦型タイプに。

鍵盤右下のUSB TO DEVICE端子は縦型に変わり、2口になります。

※USB DOCKは装着されません。

※USBデバイスは、必ず「動作が確認されたUSBデバイス機器」に掲載のものをご使用ください。

 

タッチパネルは、さらに大きく、見やすく。

TFT液晶画面は7インチへ拡大。さらに操作性と視認性を追求しました。画面の周りのパネルの色が黒に変わります。

 

データの読み込み・処理は素早く快適に。

USBフラッシュメモリーの保存・読み込みやレジストレーションの切り替え、液晶画面での描画などは、これまでよりさらにスピーディーになりました。

使い勝手は、変わりません。

機能はELS-02シリーズ。鍵盤、エクスプレッションペダル、パネル(液晶周辺を除く)は、ELS-01シリーズのまま変わらずお使いいただけます。パネルレイアウトも従来通り。 これまでとまったく同じ感覚の操作性です。

エレクトーン製品ユーザー登録

製品ユーザー登録していただくと様々なサービスをご利用いただくことができます。

音声で操作をサポートする「音声ガイド」

音声ガイドとは、画面の表示内容や実行した操作などを音声で読み上げる機能です。視覚に障害をお持ちの方でも、豊富な機能をお楽しみいただけます。

注:音声ガイドをご利用になる際は、音声ガイドのファイルを収録しているUSBフラッシュメモリーを楽器に接続する必要があります。音声ガイドでサポートされている機能/ディスプレイの情報には限りがあります。

音声ガイドファイルは、ELS-02/02C/02X, ELC-02共通です。