CEL-56PGL
グランドピアノアクション
一般的な鍵盤グロッケンシュピールでは、ハンマーが音板を上から叩きます。そのためタッチ感がピアノと大きく異なっていました。鍵盤グロッケンシュピールを弾く奏者のほとんどがピアニストであり、その独特なタッチ感のため演奏時高い技術を要しました。 一方、ヤマハの鍵盤グロッケンシュピールではグランドピアノアクションを採用しているため、強弱などの表現幅が広がり、ピアニストはより自然に演奏できるようになりました。また、グランドピアノアクション搭載により、グランドピアノアクションならではの高い連打性能を実現。また、グランドピアノと同様に、ヤマハ特約楽器店にてアクションの調整も承っております。
ヤマハ独自の共鳴箱設計
共鳴箱を一段にレイアウトしています。これにより、ボディのコンパクト化・軽量化を実現しました。また、コンパクトであっても、従来のチェレスタと同等の共鳴箱容積を実現。豊かな響きを出せるようになっています。
豊かな響きを届けるキャビネット構造
共鳴箱の音を効率よく響かせるために、本体下部に音響反射板構造を採用。下を向いた共鳴箱開口部からの音を、適切な角度に開発された反射板で放散。鍵盤グロッケンシュピールの響きをホール隅々に届けることができます。 また、譜面板の両脇にパンチメタルを設置しているため、演奏者が自分の演奏をしっかり聴きながら演奏することができます。
ソフトペダル搭載
ペダルを踏み込んでいる間、弾いた音の音色、音量を変化させます。
チェレスタと鍵盤グロッケンシュピールの違い
チェレスタのハンマーにはフェルトが使用されていますが、鍵盤グロッケンシュピールのハンマーには鹿の角が使用されています。音色は華やかでキラキラしており、芯も響きもある音を実現しました。
鍵盤グロッケンシュピールが使用される有名な楽曲
モーツァルト:魔笛
ラヴェル:マ・メール・ロア、ダフニスとクロエ
ドビュッシー:海
メシアン:トゥーランガリーラ交響曲
プッチーニ:トゥーランドット など