YCH-7018 チャイム 生産完了品

ヘッドキャップ

ヘッドキャップ

新形状のヘッドキャップにより基音が豊かに響き音程感がよりはっきりして、従来品に比べて音の伸びが長くなりました。打撃時のスイートスポットが広くなったため、従来品に比べてミストーンしにくくなります。従来品のヘッドキャップでは点線の「稜線付近」を叩いて発音していましたが、新商品ではヘッドキャップ全体の「面」を叩いて発音するため、打撃時に外しにくくなります。

また新商品はヘッドキャップがシルバーで、音管がゴールドのため演奏時の視認性も向上しました。

音響解析

音の伸びが長くなり、特に2倍音、4倍音は音量とともに減衰時間が長くなっています。これらの倍音が大きく長く伸びることで、音量のみならず音程感がよりクリアに聞こえるようになります。CH-500/DC-9190Bでは1つの倍音の中にわずかな「うなり」がありましたが、YCH-7018/YCH-6018では「うなり」がありません。

音響解析

ワイヤー吊りシステムの音管

日本特許第6635300号

ワイヤーのボールエンドをハンガーの溝に合わせて引っ掛けるだけの新機構により、CH-500では⾮常に煩わしかった⾳管の取り付けがやりやすくなりました。この吊りシステムにより⾳管が⽔平⽅向にきれいに整列し、演奏しやすくなります。 ワイヤー交換にも⼯具は必要ありません。

ダンパーロッドの締め付けシステム

日本特許第6540737号

ダンパーロッドの締め付けシステムを新規設計しました。 締付ボルトを締結しクランプ状の部品が強い締結⼒を⽣み出し、ダンパーペダルを踏む込むときにダンパーロッドが滑り落ちません。

ダンパー機能

ダンパー(中)が前後に⽌まる構造に変わり、打撃時の⾳管の揺れ⽅向と⽌める⽅向が揃うことで⽌⾳性が向上。⾳管の変更でより⻑くなった響きも希望通りに⽌⾳することができます。

キャスター

キャスターロックは旋回止め機能を追加しました。また、YCH(S)-7018では高さ調整可能キャスターを搭載。常に最適な高さで演奏ができます。

この調整機能により楽器の水平度を微調整することができます。

⾳域の⾃由な配置

派⽣⾳側のダンパーの⽳が多く開いているため⾃由な配置が可能。派⽣⾳の空いているところも使えば最⼤21本吊るすことができます。特注⾳域の⾳管を使う時など、最低⾳Cの場所を指定しないフレキシブルな使い⽅が可能になります。

注:音管の全長が長いYCHT7049A,50A#,51BはYCH(S)7018の幹音側では高さが足りず吊るせないため、派生音側で吊るすか、もしくはYCHS7006をお使いいただきます。音管の全長が短いYCHT7068E,69F,70F#,71Gを派生音側に吊るす場合は、ダンパーに届かないため十分な止音ができません。幹音側へ吊るすか手で止音してください。

通常のセッティング

D54を最低⾳にしたときのセッティング例(F#,Gは通常音域外の⾳管です)