サイレントピアノ™ SC2 生産完了品
サイレントピアノ™の紹介
サイレントピアノ™とは?
ヤマハの消音システムが働くと、ハンマーシャンクストッパーがセットされ、打弦直前にハンマーの動きを止め、弦を鳴らさないようにします。
2種類のコンサートグランドピアノの音
サイレントピアノ™SC2タイプでは2種類のコンサートグランドピアノの音をお楽しみいただけます。1つはヤマハのフルコンサートグランドピアノ「CFX」、もう1つはウィンナートーンで有名なベーゼンドルファー「インペリアル」。それぞれの音色を、その豊かな響き、多彩な音色の変化まで、余すところなく再現します。
10音色搭載
サイレントピアノ™SC2タイプにはエレクトリックピアノ、ハープシコード、オルガン、ストリング、クワイアなど10種類の音色を用意。お好みの音楽ジャンルに合わせてお好きな音色を選択いただけます。
豊かな響きとさまざまな音色を表現
CFXバイノーラルサンプリング
消音時に聞こえるピアノ音は、ヤマハコンサートグランドピアノCFXからサンプリングした音源を使用しています。ヘッドフォンを通して聴いても、あたかもピアノ本体から音が自然に響いてくるような臨場感が得られるバイノーラルサンプリング方式を採用。奏者の耳と同じ位置にマイクを置いて、聴こえてくるピアノ音をそのまま収録する事により、聴き疲れしにくく、立体的で自然な響きを再現しています。
グランドピアノ全体から生まれる多彩な響きを バーチャル・レゾナンス・モデリング(VRM)で再現
グランドピアノの豊かでふくよかな共鳴音。それは、たとえばダンパーペダルを踏んだときに、弾いた鍵盤の弦の振動が、ほかの弦や響板へ伝わることで生まれます。今回さらに進歩した「VRM」では、高音域のアリコートや、響板や側板、フレームなどのピアノ本体部の響きまで再現します。「VRM」は、この複雑に影響し合う弦や響板などの状態をシミュレートし、それをリアルに再現することで、アコースティックピアノならではの響きを作り出す画期的な技術です。鍵盤を押さえるタイミングやペダルを踏むタイミングと深さに応じて、瞬間瞬間の共鳴音を生み出すので、変化に富み、多彩な演奏表現が可能です。
ヘッドフォンをしても快適な「ステレオフォニックオプティマイザー」
長時間ヘッドフォンを着用していても、自然な聴き心地が体感できるのは、奏者にとって大切なことです。バイノーラルサンプリング音源「CFXグランド」以外のピアノ音色はすべて「ステレオフォニックオプティマイザー」が自然な音の広がりを再現します。まるでアコースティックピアノの前に座って弾いているような快適さが体感できます。
奏法による音の余韻まで表現できる「スムースリリース」
スタッカートで弾いたときには歯切れのいい音を、ゆっくりと指を離したときには長く余韻を残す音を表現できる「スムースリリース」。弾き手が思い描く細やかなニュアンスの表現にも、しっかりとこたえます。
微妙な音の変化まで再現した「キーオフサンプリング」
鍵盤から指を離し、音が消える寸前(ダンパーが弦に触れる瞬間)の微妙な音の変化を実際に録音した「キーオフサンプリング」。こうした音が加わることで、きれいなだけでなく深みのある響きを実現しています。
大切なアップライトピアノのタッチを守るために。ヤマハ独自のテクノロジーを搭載しました。
キーセンサー
88鍵すべての鍵盤の下にヤマハ独自のグレースケールシャッター方式のキーセンサーを搭載。鍵盤の動きを連続的にキャッチし、消音時でも自然な音楽表現を可能にします。センサーは鍵盤に触れることのない非接触方式なので、大切なピアノのタッチに影響を与えることもありません。
その他機能
「スマートピアニスト」アプリ
お持ちのスマートデバイスで「スマートピアニスト」をお使いいただくと、楽器本体に搭載されている様々な機能を、よりカンタンに操作できます。
※無線接続にはUSB無線LANアダプターUD-WL01(別売)、 有線接続にはLightning-USBカメラアダプタとUSBケーブル(Type Aオス-Type Bオス)が必要となります。
シンプルで洗練されたコントロールパネル
コントロールユニットは、目立たず控えめで洗練されたデザインになりました。操作もシンプルになりました。
b113PWHのサイレントピアノ™SC2タイプには、白いユニットをご用意しました。
ヘッドフォン
付属のヘッドフォンはシンプルでコンパクトタイプ。高音質なレベルの音質を楽しめます。
練習に便利なメトロノーム機能
サイレントピアノ™ピアノ SC2では、消音時に使用できるメトロノーム機能を内蔵しました。正確なリズムを聞きながら練習することができます。