バンドキーボードの選び方

軽音楽部でキーボード担当になった!またはこれから軽音楽部に入ってキーボードを弾きたい!と思っている人も、最初に悩むのが軽音楽部でキーボード担当、つまりキーボーディストは何を揃えたら良いのか?何をすれば良いのか?といったことではないでしょうか?
そんな初心者キーボーディストのためのあれこれを解説します。

最初にオススメするキーボードは「CKシリーズ」で、カテゴリーとしてはステージキーボードに分類されるキーボードです。このキーボードは特に「バンドでの使い勝手」にこだわったアイディアが詰め込まれており、初心者だけでなく、ベテランキーボーディストにとってもまさに「持っていて損がない」キーボードと言えます。バンドで必要とされる厳選の高品位音色を300種類以上搭載しており、それらを組み合わせてシンセのような積極的な音作りをする事も可能です。そして、実はステージキーボードとしては珍しく、外見ではわからない場所にスピーカーが搭載されており、スピーカーやヘッドホンが無くてもすぐに演奏できる事も魅力のひとつです。電池駆動にも対応しているので、屋外でセッションしたり、例えば本番当日に「電源アダプターを家に忘れた!」と気づいてしまった時も、コンビニで乾電池を買ってくれば何とか乗り切れるのは安心感があります。ほかにもスマホの音声をBluetooth接続でスピーカーから鳴らしたり、ボーカル用マイクの接続にも対応するなど、便利な機能が備わっています。

つまみがいっぱいついているので、一見難しそうに見えるかもしれませんが、むしろその逆で、頻繁に使う機能(初心者にとっては、いずれ使ようになるであろう機能)がすぐに操作できるように並んでいるので、覚えてしまえばこれ以上に使いやすいキーボードは無い、と言えます。

CK61 / CK88

煩わしい操作やセッティングからの解放。CKがあればどんな場所も「いつもの音」で演奏できるステージに。

製品情報  

ふたつめにオススメのキーボードはシンセサイザーのMODX+シリーズです。この製品の魅力は何といってもゼロから音を作りだすことが出来るほどの強力な音源と、単純な鍵盤演奏にとどまらない高度な音声表現まで可能とする機能性・表現力の高さにあります。ものすごくたくさんの事ができる反面、すべての機能を使い倒そうと思うと初心者にはハードルが高めかもしれませんが、プリセットの音色が豊富に搭載されており、音色検索やエディットもタッチパネル操作で行えるので、基本的な使い方を覚えるのにそんなに時間がかかる事はないでしょう。むしろ使い方のコツをつかみ、音作りの知識やノウハウを吸収していけば、カバー曲の演奏などで再現できない音はほぼ無くなってきます。

鍵盤でコードを押さえるだけでフレーズを演奏してくれるアルペジエーターや、思いついたフレーズをスケッチの様に録音できるパフォーマンスレコーダーといった機能も搭載しており、オリジナルの楽曲づくりに役立てる事が出来るのも魅力です。パソコンを使った本格的な楽曲制作を始めたい方のためにDAWソフトウェア CUBASE AIを無料で手に入れる事が出来るダウンロードコードもバンドルされています。

MODX+

フラッグシップシンセサイザーMONTAGEのテクノロジーを継承する音源、コントローラーを搭載。即戦力となるユーザビリティを備えながら、持ち運びも想定したコンパクト&ライトウェイト仕様のシンセサイザーです。

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